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【富山の和食】地元の食と文化を表現した『悠』の懐石
何度も訪れたくなるお店にはたくさんの魅力が詰まっています。趣向をこらした料理や、過ごしたくなる上品な雰囲気。地元の人も信頼を寄せる、行きつけにしたい和食店をご紹介します。
季節の懐石
先付、八寸、椀物、御造り、小皿、焼物、御凌ぎ、進肴、揚げ物、お食事、デザート
7,000円・10,000円
八寸／地物を使って手作りした、いくらのしょう油漬けやからすみ。ダシで炊いた入善産の落花生「おおまさり」など、旬の食材が土地の魅力を表現する。
焼物／魚津で水揚げされたノドグロの一夜干しに、魚津の『桃山ぶどう園』で収穫された銀杏を添えて。
富山の食と文化を表現した
想いのこもった一皿を届ける
魚津駅前に店を構える『悠』では、富山の風土や文化を感じさせる和食を提供しています。新川地区を中心に地のものを生かした会席料理のほか、昼には華やかな御膳も提供し、地元の人々からの支持も厚いお店です。
店主の海野さんは京都で約10年間、食材の扱いや和食に対する姿勢を学び、故郷・富山に戻ってきました。県内で活躍する料理人たちとの交流を深めるなかで、富山の恵まれた環境に改めて気が付いたといいます。自ら生産者を訪ねたり、熱心な情報収集を通して、さまざまな食と文化に出合ったそうです。
それからは「食を通して富山の魅力を伝える」を信条に、これらの食材と関わる人々との逸話や魅力を皿の上に表現するようになりました。厳選された地元産の食材にこだわった料理は、一品ごとにこの土地への熱い想いがこめられています。
お造り／１週間寝かせることで熟成させた地元産のクエ。アオリイカには旨みを引き出すため、包丁を細かく入れた。
椀物／紅ズワイガニの卵白寄せに、魚津市坪野の肉厚なシイタケ。鮪節で引くダシは、存在感がありつつおだやかな味わい。
平日の昼のみ提供している「悠御膳」（3,300円）。先付、お造り、籠盛など、季節の地元食材にこだわった７品を味わえる。
富山の魅力を表現した料理を乗せるならと、魚津の自然環境を象徴する「埋没林」をイメージして作った折敷が並ぶ。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
あらたまった場面が増える年末年始にぴったりな、きちんとおいしくて、それでいて居心地の良い和食のお店。まだまだご紹介したいお店がありますが、詳しくはTakt１月号をお手に取ってみてください。
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DATA
四季料理 悠
- 住所
- 魚津市釈迦堂１-15-20
- 電話番号
- 0765-24-5980
- 営業時間
- 17:30～23:00、月～金曜のみランチあり11:30～14:30
- 休日
- 日曜、３連休の場合は月曜休み、12/31・１/１は休み
- 席数
- カウンター６席、テーブル８席、座敷10席
- 駐車場
- なし
- HP
- shikiryori-yu.com
- 備考
- 予算 昼：3,300円～、夜：7,000円～
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