グルメ Gourmet
【富山の和食】魚津の恵みを活かした献立を提案する『三玄』
何度も訪れたくなるお店にはたくさんの魅力が詰まっています。趣向をこらした料理や、過ごしたくなる上品な雰囲気。地元の人も信頼を寄せる、行きつけにしたい和食店をご紹介します。
地魚おまかせコース
当日揚がった地魚など、8品~9品ほど
5,500円から相談に応じて
魚津漁港から仕入れる新鮮な「刺身の盛り合わせ」。手毬寿司のような見た目が愛らしい。
焼きナスと野菜の炊いたん、あんぽ柿のチョコがけ、金糸瓜とあかずきの酢の物などの華やかな先付けと、爽やかな酸味と甘みの塩梅が良い甘鯛の黄身酢和え。
お客さんに寄り添う
矜持を感じる献立
魚津でも屈指の日本料理の名店『三玄』。豊かな自然の恵みを活かした料理でもてなしてくれるのは、それぞれ関西各地で修業を重ねた大窪さん親子。
地物で構成される献立は「予約の際にお客さまのシュチュエーションを聞き、それに合わせてご提案します」と父・政夫さん。県外の人がいれば、富山の代表的な食材を使い刺身を中心にしたコースに。女性が多いときは、彩りがよい創作器の小鉢を多く取り入れたコースに。ハレの日には紅白の雑煮を取り入れてお祝いムードを盛り上げたりと、常にお客さんに寄り添った真摯な料理作り上げています。
日本料理の基礎を大切にしながらも、二代目である息子・拓馬さんの新鮮な発想を取り入れることも。毎年地元からのおせちの予約も多い同店は今年で31年目。愛される名店の第2章にも注目です。
当日の魚の状況と予算、要望に応じて献立が設定される。冬は「毛蟹と紅ズワイガニ」がメインになるときも。
卵黄と白味噌を和えた白玉みそがカブの甘さを引き立てる「ふろふきかぶら」。
おめでたい席に欠かせない「紅白雑煮」。
大人数のお祝いごとにも最適な掘りごたつの大広間。趣のある部屋のしつらえは母である女将さんの担当。冬には焼き蟹が楽しめるいろり付きの個室も。
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あらたまった場面が増える年末年始にぴったりな、きちんとおいしくて、それでいて居心地の良い和食のお店。まだまだご紹介したいお店がありますが、詳しくはTakt1月号をお手に取ってみてください。
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DATA
三玄
- 住所
- 魚津市駅前新町2-15
- 電話番号
- 0765-24-9411(予約制)
- 営業時間
- 17:30~22:00 12/28~1/6は休み
- 休日
- 不定休
- 席数
- カウンター5席、座敷40席
- 駐車場
- 10台
- HP
- sangen-toyama.com
- 備考
- 予算 夜:5,500円~