グルメ Gourmet
【富山の和食】隠れ家のような『くすのき』で味わえるアイデア溢れる一皿
和食をベースに、自由な発想で食材を組み合わせる「創作和食」が話題のお店をご紹介します。デザイン性にも富んだ料理たちが五感を楽しませてくれますよ。
コース
8品ほど
コース 11,000円~・15,000円~・ 20,000円~
新湊 毛蟹×CAVIAR×パリパリ/旨味の詰まったカニとキャビアの下に、焼き上げた葛を敷き、“パリパリ”という咀嚼音も楽しむ。
選び抜いた一流の食材を
溢れるアイデアで料理する
『くすのき』は、まるで大人の隠れ家のようにひっそりと店の明かりを灯す。味わえるのは、県内はもちろん全国から仕入れる選りすぐりの素材を活かした料理。
例えば、但馬牛のなかでも希少な「但馬玄」のように、使うのは店主の楠さんが納得した一流の食材だけ。和食の基本を守りながら、豊かな発想と丁寧な仕事で作られる一皿はどれも驚きに満ちています。その食材に足りない要素を補い、さらに一段上に昇華させるように組み立てていきます。
独創的な料理の裏にあるのは、食材への溢れんばかりの好奇心とアイデア。店主曰く「一つひとつに意味がある料理を提供したい」とのこと。セラーに揃う日本酒や焼酎も共通の世界観に沿って選んだものです。料理とともにゆったりと酔いしれましょう。
すき焼き/ステーキのような見た目だが、実は秘密が隠された肉料理。自家製ダレに漬け込んだ「但馬玄」を炭火で焼き、コシヒカリで育てた平飼い鶏の卵黄をソースに。
無加水麺/手作りの無加水麺で作る「香箱ガニの焼きそば」。香箱ガニの内子と外子を入れ、無添加醤油とスリランカの胡椒で味付け。
店に入ると目に飛び込んでくるクスノキの一枚板のカウンターテーブル。作家物や骨董など器も選び抜いたものを使う。
* * * * *
あらたまった場面が増える年末年始にぴったりな、きちんとおいしくて、それでいて居心地の良い和食のお店。まだまだご紹介したいお店がありますが、詳しくはTakt1月号をお手に取ってみてください。
▼おすすめの記事
書店・コンビニで好評発売中
記念日に、ランチに、うれしい和食
DATA
くすのき
- 住所
- 富山市千石町3-7-2 ポエシアブランカ101
- 電話番号
- 050-3176-6651
- 営業時間
- 18:00~22:00 ※完全予約制
- 休日
- 不定休
- 席数
- カウンター4席、テーブル8席
- 駐車場
- あり(予約時に問い合わせ)
- 備考
- Instagram:@kusunoki_372
予算 夜:11,000円~