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　『パンアリエ』は、幅広い世代の人たちが安心して食べられるパンを焼く。店主の森さんは、修業時代に野菜ソムリエの資格も取得。農家との出会いの場にも参加しながら、自分が納得して選んだ野菜とパンを組み合わせる自身のスタイルを極めてきた。添加物を加えないことや、可能な限り地元の野菜を使うことを、創業時から続けている。「蓮根のタルティーヌ」は、金沢にある岡山農園の「魂のれんこん」が主役。農薬を用いずに栽培した蓮根は、実が締まっていて粘りも強い。シンプルに塩茹でして、自家製のホワイトソース、チーズやチキンと合わせて、バゲットトラディショナルにのせて焼き上げてある。春限定の「キャラメリゼナッツのタルティーヌ」、夏は「ズッキーニのタルティーヌ」もお目見え。

HP：painallier.com

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　高岡にある『ヴィッキーブレッド』は、５月に創業５周年を迎える。柔らかな食べ応えの菓子パンや惣菜パン、食パンも揃うが、お店の柱となるのはハード系。中川シェフは、自家製の酵母を使うことと低温発酵で生地をじっくりと熟成させることにこだわっている。そのため「熟成バゲット」「パン・ド・ロデブ」などの硬いパンは、小麦の味が引き立ち、わずかに酸味や複雑さを持つ。この味わいが惣菜やチーズなど、多彩な食材との相性のよさにつながっている。タルティーヌは、メニューから姿を消していたが、この春に復活。飴色になるまで時間をかけて玉ネギを炒めたり、サワーキャベツを作ったりと、パンにのせる具材にも手を抜くことはない。噛むごとにおいしい、後引くタルティーヌをご堪能あれ。

HP：www.vickybread.com

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