人的資本経営を重視し、時代に合わせてアップデートすることで、より良い会社づくりを進めてきました。またメンバーシップ型雇用を軸とした、勤続と業績評価に基づく賃金体系で組織運営を行っています。第二新卒者や特定技能を持つキャリア採用も実施していますが、会社を支える基盤となるのは新卒者です。社員一人ひとりの成長を支えながら、組織を強化しています。私たちのビジョンは「三方よし」であり、売り手、買い手、世間（社会・環境）のすべての人々の発展を目指しています。50年後、100年後を見据え、SDGsを推進しながら、地球にやさしく、地域課題を解決する事業を行い、業績を向上させながら成長を続けていきたいと考えています。就活生の皆さんには、インターンシップや会社説明会を通じて、自分に合った働き方や生きがいを当社で見つけてもらいたいと思っています。就職活動はマッチングの機会と言えます。会社の理念とビジョンに共感し、一緒に働き、自己実現を果たしたいという方をお待ちしています。

代表取締役社長　品川 祐一郎

　富山県の自動車販売最大手『トヨタモビリティ富山』は、100年に一度の大変革期にある自動車業界で、モビリティに関する商品やサービスの普及に力を入れている。1917年に創業し、富山県の自動車業界の歴史を築いてきた品川グループの中心企業として、次の100年に向けて持続的な成長を目指す。品川祐一郎社長は、その先頭に立ち「自動車および自動車関連事業を通じて、関係する全ての人々の幸せと発展に貢献する」という経営理念のもと、企業の成長を進める。

　同社は従業員の満足度向上を重要視している。特に「健康経営」に力を入れ、従業員のエンゲージメントの向上と、ウェルビーイング実現を目指す。社会課題の解決にも取り組んでおり、環境、社会、経済の3つの視点からSDGs（持続可能な開発目標）を実践している。脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの普及にも貢献しており、所有する土地で太陽光発電所を稼働させている。またエコカー(電気自動車や水素自動車など)の販売を通じて、カーボンニュートラルへの貢献を目指す。地域の人々の移動を支えるため、おでかけアプリ「my route」の普及活動にも積極的に取り組み、地域交通の最適化を進めている。今後も、移動に関するシームレスな事業を拡充し、健康経営と共にさらなる成長を目指す考えだ。

　入社後は、営業職、エンジニア職とも、高度な教育プログラムでスキルアップを目指す。人材育成のための研修が充実しており、入社後2ヵ月間は新人研修が行われる。営業スタッフは、お客様から信頼される人材を目指して人間性を磨く講習を受け、店舗に配属された後も先輩から指導を受けながら独り立ちをサポートしてもらえる。エンジニアは、同社のサービス技術研修センターやトヨタ自動車の研修センターで特別技術教育を受け、入社後も技術の向上を図り続ける。将来的には、国家試験やトヨタ独自の技術検定、全国規模のコンクールにも挑戦できる環境が整っている。

　本社はフリーアドレスが導入され、業務効率化や紙資料の電子化、省スペース化などの改善が進められている。また、社内には従業員が気分転換できる第二のワークスペースもあり、打ち合わせや部署横断的な会議、イノベーションを生む場として活用されている。店舗の建て替えも順次実施されており、働きやすい環境を整備している。

　品川社長は「不易流行」を大切にしており、100年以上続けてきた事業を次世代へと引き継ぐために、時代の変化に対応しながら商品やサービスの提供を続けている。今後も地域の人々の幸せと富山の発展に貢献する事業を展開していく。