当社は「一般商業印刷物」と呼ばれるポスターやパンフレット、カタログなどを印刷する会社です。自社で写真撮影やデザイン、レイアウト、印刷、製本、発送をトータルで行うことができ、お客様のご要望のヒアリングから納品まで、一貫して印刷物制作のお手伝いをしています。業界の中でも社内に在籍するデザイナーの割合が高く、お客様の思いをカタチにすることに大きな自信があります。20代の若手、30～40代の子育て世代、ベテラン社員まで幅広い世代が持ち前の力を発揮し、最適な提案を行っております。2010年代以降は印刷受注数が低下しましたが、一方でお客様の印刷物へのニーズが細分化され、少部数印刷の要望が増え始めました。当社も高性能のデジタル印刷機を導入し、少部数の印刷のご依頼にもお応えしております。また特殊なカッターやミシン機などを使った、付加価値のある印刷物の提供も好評を得ています。時代に応じたデジタル化への動きにも積極的です。チャレンジしたい方、自分の力を発揮したい方、私たちと一緒にアイデアをカタチにしましょう。

代表取締役社長　東澤　善樹

　1947年に富山駅前で創業した『とうざわ印刷工芸株式会社』は、80年代初頭にドイツのハイデルベルグ社製の４色印刷機を導入し、カラー印刷に踏み出した。その後、本社・工場を現在の場所へ移し、時流に合わせて最新の印刷機を導入しながら地域の顧客の要望に応えてきた。近年はデジタル印刷機や特殊カッター、加工機なども取り入れ、実績と企画力を活かした提案で顧客の信頼を得ている。

　これまでは紙媒体である印刷物事業を積極的に推進してきたが、現在は印刷物に軸足を置きながらもデジタルコンテンツへも業務領域を拡大させている。クライアントの要望に応え続ける中で、テジタル化を進める顧客の困りごとを解決するには、既存のパンフレットや冊子類のデジタル化はもちろん、新たな領域への積極的な進出も鍵となっていく。

　これに欠かせないのが、同社制作部（DTPクリエイティブ職）の存在だ。社内の多様な設備や機械とデザインの力を融合させ、これまでになかったサービスやアイデアの提供を積極的に進めているところだ。文章や写真のレイアウトの枠を超えた、ゼロからモノを生み出すデザインやイラストの力を発信・発揮している。また営業部も、魅力のある企画を提案することで、クライアントからの求めに応え続けている。

　近年はお客様の依頼も多種多様になり、昔からあるオフセット印刷機を使った大規模印刷だけでなく、少部数印刷に適したデジタル印刷機を活用した印刷物の受注が増えている。ターゲットを細分化した印刷物を作ることで、訴求力を向上させることができる。またデジタル印刷によって電力使用料の削減を図れるため、環境負荷軽減のための活動を積極的に行なっている取引先からも喜ばれている。

　同社も社会貢献活動を推進しており、年３〜４回ほど地域の保護猫ボランティア団体に協力し、会社の２階スペースを無償で貸し出して猫の譲渡会を実施している。来場者に喜んでもらおうと、事業部のデザイナーがカッティングプロッターを活用して、猫の顔の形をしたボックス、ちゅーるやリモコン用のスタンドを作って来場者へ配布したこともある。また緑化の取組（花いっぱいプロジェクト）では、本社前の道路沿いに芝桜を植え、地域の方々や近くを通った人達の心を癒している。

　従業員の男女比が１対１で、性別問わず活躍しており、女性の管理職の割合も２割を超す。また健康企業宣言、厚生労働省の一般事業主行動計画の策定・公表も行なっており、全ての従業員がワークライフバランスを実現し、仕事と家庭の両立がしやすい環境でもある。事業や福利厚生、地域への取組によって、顧客の利益とともに、働く人の安心と成長も生み出している。『とうざわ印刷工芸株式会社』で自分の新しい価値を見つけよう。