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【富山のかつ丼6選】王道から変わり種まで、ボリュームたっぷりな丼飯の王様
ボリュームたっぷりな丼飯の王様「かつ丼」は、ガッツリ食べたいときの定番です。王道から変わり種までお試しあれ。
◆もくじ◆
とんかつや33
・ ・ ・ ・ ・
新とんかつ 太郎丸店
(しんとんかつ)
かつ丼(味噌汁、お新香付き) 1,100円
上質な素材を使って
バランスのいい味を作る
『新とんかつ』の「かつ丼」には、とんかつを出すときとは別の思いが注がれています。
店で「かつ丼」を始めたのは十数年前。店主の室田さんは「普通のかつ丼」にこだわりました。豚肉は少し薄切りのほうがおいしいと気づいたのもそのとき。豚肉が前に出すぎず、ダシや具、卵とのバランスがいい。卵は鍋に流してから、火を通しすぎない。厨房で7、8割まで仕上げ、あとは予熱で固まるよう計算しています。
口に運ぶと良質な材料を厳選しているのが伝わります。旨さが凝縮していて、食後は胸焼けすることはありません。一人客の多い総曲輪店は「かつ丼」を注文する人が多く、そのうち7割が女性。両方の店で、じっくりと堪能してほしい。
新とんかつ 太郎丸店
富山市太郎丸西町2-11-5
TEL:076-424-5785
営:11:00~14:30(LO14:00)、17:00~20:30(LO20:00)
休:火曜
P:25台
席:テーブル48席、座敷20席
・ ・ ・ ・ ・
グリルはやし
カツ丼(味噌汁、漬物付き) 930円
洋風のダシが利いた
洋食店で味わう一杯
創業からの味を守りながら「カツ丼」を作り続ける『グリルはやし』。豚は脂身がほとんどなく、旨みが凝縮したモモ肉を使います。名物の豚からあげやエビフライなどと同じフライヤーで揚げているので、揚げ油も奥行きある味の素となり「カツ丼」のおいしさを何倍にも引き上げています。
洋風のダシを使っているのは、洋食店ならでは。蓋をせずに仕上げるトロトロの卵や、ダシがごはんに染み込むバランスも考え抜かれていて、ボリューム満点ながらペロリと食べ切れます。
グリルはやし
射水市黒河2032-1
TEL:0766-56-5827
営:11:00~14:30(LO14:00)、17:00~20:30(LO20:00)
休:火曜
P:25台
席:カウンター5席、テーブル8席、小上がり・座敷18席
HP:Facebookあり
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とんかつや33
(とんかつやスリースリー)
ロースかつ丼(味噌汁、漬物付き) 1,800円
飛騨豚を低温調理
衣との対比も見事
試行錯誤を繰り返しながら、さらなる旨さを追求し続ける『とんかつや33』。力強い味わいの赤身と上質な脂を持つ飛騨豚を使い、極上のとんかつを提供しています。豚肉はやわらかさを楽しんでもらえるように、油の温度や揚げ時間などを細かく調整。サクサクの衣と肉の食感の対比も見事です。
「かつ丼」は昨夏にスタートしたばかりで、ロースやヒレなどの各定食に+200円で味わうことができます。あんかけにした和風ダシベースの溶き卵に、卵黄もプラス。卓上スパイスでの味変もおすすめ。
とんかつや33
富山市向新庄町1-5-3
TEL:076-464-6253
営:11:00~14:30(LO14:00)、17:30~21:00(LO20:30)
休:月曜(祝日の場合は翌日)
P:12台
席:カウンター5席、小上がり20席
Instagram:@tonka_tu33
・ ・ ・ ・ ・
中国料理 美好
(みよし)
中華風 カツ丼(スープ付き) 1,050円
とんかつに絡む
卵たっぷり中華あん
高岡大仏のそばにある『美好』は、先代が「中華風カツ丼」を生み出しました。当初は知る人ぞ知る存在でしたが、飲んだあとの締めに注文する人が増え、さらにメディアやSNSの影響も加わり大人気のメニューとなりました。最近は、若い女性からのオーダーが増えています。
とんかつの上を覆うあんかけは、豚と鶏から取った中華スープがベース。焼豚を作るときのタレなどで味付けています。あんは緩めの仕上がりなので、丼の隅々まで染み渡ります。町中華の旨さが、おなかも心も満たします。
中国料理 美好
高岡市大手町7-32
TEL:0766-24-9694
営:月~木曜11:30~14:00(LO13:45)、18:00~23:00(LO)、
金曜11:30~14:00(LO13:45)、18:00~深夜0:00(LO)、
土曜17:30~深夜0:00(LO)、
日曜、祝日17:30~22:00(LO)
休:火曜、水曜昼
P:7台
席:テーブル35席、小上がり・座敷20席
Instagram:@miyoshi_takaoka
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喜多山
(きたやま)
カツ丼(味噌汁、漬物付き) 1,000円
鰹や昆布のダシの
豊かな風味が活きる
舟橋村に移転して20年になる『喜多山』。創業当時からの作り方を続ける「カツ丼」は、お客さんの声を聞いたり試食したりしながら、味付けを微妙に調整し、味を守ってきました。
豚肉は国産ロース肉を使っています。肉は赤身が8~9割ほどと脂は少なめ。ダシは鰹や昆布を引いたものを使い、和の風味を伝えるためにつゆの味は穏やかです。溶き卵を流した直後に、とんかつを白身で覆うのは見た目の美しさを狙って。40年にわたり変わらぬ姿も、愛される理由です。
喜多山
舟橋村国重52-5
TEL:076-463-1488
営:11:00~14:30、 17:00~21:00(LO20:30)
休:火曜、月1回不定休(月or水曜)あり
席:カウンター8席、テーブル12席、小上がり24席
P:15台
HP:ww3.ctt.ne.jp/~hika0501
Instagram:@2002.8.23kitayama
Instagram:@2002.8.23kitayama
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とんかつ勝亭
(かつてい)
かつ丼160g(味噌汁、漬物付き) 1,400円
丼の中で、とんかつが独立
多彩な食べ方を楽しんで
「かつ丼」と聞くと、しょう油風味のダシでとんかつと玉ねぎ、卵を煮たものを思い浮かべます。しかし『勝亭』の「かつ丼」は、丼の中でとんかつが独立しています。理由は、富山県産豚ロース肉のやわらかな食べごたえを思い切り味わってほしいから。調理の際に、低温で時間をかけて中まで熱を通し、最後に短時間で衣に色を付けます。こうして揚げたとんかつは、ジューシーで、生パン粉を使った衣もサクッとして美味。
まずは卓上にある岩塩にウスターソースやとんかつソースをかけながら、多彩な食べ方を楽しんでほしい。濃厚な卵黄を、ソースのようにして使うのもおすすめで、最後のひと口まで飽きが来ることがありません。
とんかつ勝亭
富山市有沢791-1
TEL:076-422-1077
営:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~21:00(LO20:00)
休:月曜、第1火曜(ともに祝日の場合は営業、翌日休)
席:カウンター7席、テーブル10席
P:20台
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