【そばの名産地へVOL.3】福井県のソウルフード越前そば

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【そばの名産地へVOL.3】福井県のソウルフード越前そば

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2023.09.03 更新

【そばの名産地へVOL.3】福井県のソウルフード越前そば

そば

『そば蔵　谷川』

　そば王国とされる福井県でも、ソウルフードとして親しまれている「越前そば」。そばの実を殻まで挽き込んでそば粉にするので、風味が強く黒っぽいのが特徴です。

　大根おろしをかけて食べる「越前おろしそば」のスタイルが定番。

◆越前そばのお店をご紹介◆

生蕎庵

そば蔵　谷川

二男坊

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生蕎庵

おろしそば　690円

素朴で野趣あふれる

昔ながらのおろしそば

　越前そば発祥の地である福井県越前市に店を構える『生蕎庵』。メニューは、おろしそば、かけそば、もりそば、手挽きもりそば、のこだわりの十割そば４種類だけで勝負している名店です。

　福井県大野産の在来種を自家製粉し、それぞれ挽き加減や打ち方を変え、太さや粗さも異なるそばを打ち分けます。ここで食べられる「おろしそば」は、皮ごと粗く挽いたそば粉を使った、野趣あふれる風わいの平打ち麺。「そばが立つように」とシイタケや昆布、サバ、カツオ、ムロアジでダシをとった澄んだ味わいのそばつゆをかけて食べます。さわやかなおろし大根と、削りたての鰹節と合わせて、噛みしめるように味わって。毎日石臼で丁寧に手挽きした１日10食限定の「手挽きもりそば」も注目。

皮はあまり挽きこまずやや細切りにした「もりそば」（760 円）。店主曰く「まずは塩がおすすめ。刺身のようにそばそのものを味わってほしい」とのこと。

生蕎庵

福井県越前市千原町７-７

TEL:0778-42-0589

営:11:30～14:00　※麺がなくなり次第終了

休:火曜、第３水曜

P:10台

席:テーブル22席

HP:r.goope.jp/sr-18-182091s0189

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そば蔵　谷川

もりそば太打ち　850円　※太打ち（手臼粗挽麺）は+150円

つぶ感と香りを味わう

手臼挽きの十割そば

　福井県でもいち早く自家製粉十割そばを提供してきた『そば蔵谷川』は行列の絶えない名店です。つなぎを加えず冷水で手打ちするそばは、地元丸岡産の玄そばを使った細打ち、太打ち、手臼粗挽麺太打ちの３種類から選べます。そば本来の香りと味を楽しむなら「もりそば」がおすすめ。そば殻を石臼で粗挽きした麺は短めで、もっちりと粒の食感が堪能できます。３種の大根をブレンドしたおろしや本わさびは毎回オーダー後に準備。素材と鮮度に一切の妥協がありません。

「そばがきぜんざい」（800円）。オーダー後に練り上げたふわっとした食感のそばがきに、甘さひかえめの小豆が添えられている。

そば蔵　谷川

福井県越前市深草２-９-28

TEL:0778-23-5001

営:11:30 ～そばなくなり次第終了（13:30でオーダーストップ）

休:月・火曜、第１・３・５日曜

P:15台

席:テーブル14席

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二男坊

あげおろしそば　930円

福井名物のおいしいタッグ

アツアツの油揚げを豪快に

　創業28年の庶民派そば店『二男坊』の名物は、なんといっても油揚げの天ぷらが乗った「あげおろしそば」。油揚げの消費量日本一とされる福井県らしい組み合わせです。石臼挽きのそば粉で打った二八そばに、注文を受けてから揚げるサクサクの油揚げがどっしりと乗ります。こだわりのしょう油をベースにしたおろしだしに、焦げ目の付いた揚げとそばを絡めると、絶妙な旨味がたまりません。熱いうちはつけ麺にして、冷めたところでぶっかけにする食べ方が店主のおすすめ。