【そばの名産地へVOL.1】富山県の八尾産在来種が「おいしいそば産地大賞2022」2位に

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【そばの名産地へVOL.1】富山県の八尾産在来種が「おいしいそば産地大賞2022」2位に

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2023.09.01 更新

【そばの名産地へVOL.1】富山県の八尾産在来種が「おいしいそば産地大賞2022」2位に

そば

　「おいしいそば産地大賞2022」では、前回よりもさらに順位を上げ、全国２位に輝いた富山県の八尾産在来種。　古くから、化学肥料や農薬を使わず手間暇かけて育てられてきました。

　小粒で甘皮も厚く旨味が凝縮されており、香り、甘み、粘りが強い風味が特徴です。

◆八尾の蕎麦屋をご紹介◆

福籠

そば処　おきな

蕎麦屋　少兵衛

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福籠

手臼挽き粗挽きそば（十割）　1,400円

開店のきっかけは

八尾産在来種との出合い

　「そば職人になったきっかけは、八尾産在来種との出合い」という店主。各地のそばを食べ歩くなか、八尾産在来種のそば粉で打ったそばを食べて、そのおいしさに驚いたといいます。吸い込んだ空気が鼻から抜けるとき、感じたのは強く豊かな風味。モチモチした食感にも心惹かれたそうです。

　八尾産在来種のことをもっと知りたいと、数年前からは八尾の生産者の教えを受けながら、自家栽培も行うようになりました。『福籠』では、自ら育てたそばの実を石臼挽きし、毎朝手打ちしたそばを味わうことができます。なかでもおすすめなのが、石臼で手間暇かけて“手挽き”した田舎十割そば。八尾産在来種の持つ魅力を存分に味わえる、店主の熱い気持ちのこもったこだわりの逸品です。

独創的なオリジナルメニューも人気の『福籠』。卵白と山芋が雲のようにそばを覆い隠す「淡雪」（1,300円）は喉ごしの良さを楽しんで。

八尾産在来種のそばの実は、ほかに比べて一回り小さいのが特徴。それゆえに旨みがぎゅっと凝縮されている。

福籠

富山市山室303-28

TEL:076-422-7607

営:11:30～15:00（LO14:30）

※夜は２名以上１組のみ完全予約制のコース料理（水～土曜のみ）

休:月・火曜、ほか不定休あり

P:９台

席:カウンター８席、テーブル17席

HP:www.fukurousoba.com

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そば処　おきな

ざるそば　990円

八尾生まれでもちっと色白

やさしく直な二八そば

　『おきな』の八尾産在来種を使ったそばは色白肌。皮を入れれば野性味は増すが、店主の好みは、優しく、子どもからお年寄りまで愛される味。だからこそ、鰹節や鯖節、干し椎茸、昆布などから取る無添加ダシを生かしたそばつゆと、みずみずしい本わさびが三位一体となったときの感動は大きい。二八そばよりもっと直に、そば粉の風味を感じたいなら、お湯で練った「そばがき」がおすすめ。他県産以上にモチモチしている特長を、ぜひ温かいうちに味わって。

そばではなく、決まって頼む常連客もいるという「そばがき」(580円)は、もう一つの店の顔。食後には「そばがきぜんざい」(480円)も人気。

そば処　おきな

立山町福田296-１

TEL:076-463-0880

営:11:00～15:00

※そばが無くなり次第終了、夜は予約のみ(３日前までに要予約）

休:月曜、第１・２日曜

P:25台

席:テーブル25席、個室（和室）８席

HP:tateyama-okinasoba.favy.jp

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蕎麦屋　少兵衛

八尾蕎麦　二種盛りセット　1,200円

二八と十割の二種盛りで

八尾そばの魅力を知る

　寛永13年、米屋少兵衛によって開かれた八尾の中心部、『越中八尾観光会館』前にある『少兵衛』。自家製粉にこだわり、お店の創業に先んじて自家製粉所『八尾ゆめの森味工房』を立ち上げました。八尾産在来種を石臼で挽いた全粒粉のそば粉は、ふるいを通さず、３日ほど保冷庫で寝かせてから手打ちするのがこだわり。喉ごしの良い二八と、粘りと甘みの十割そばが食べ比べできる「二種盛りセット」はつゆはもちろん、塩で味わうのも一興。ミニ天ぷら付き。