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【富山の牛乳】昔ながらのレトロなビン牛乳をまとめて紹介
昔ながらのレトロフォルムがかわいいと人気を集めるビン牛乳。SDGsの観点からも、再び見直したいものでもあります。富山県内で作られるものも少なくなりましたが、毎日製造されているビン牛乳をいくつかご紹介します。
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個性豊かなビン牛乳たち
左から「おわら牛乳」「おわらコーヒー」(各150円)
“パスチャライゼーション”という、生乳の本来の味わいを極力損なわないようにした殺菌方法を用いた牛乳。「おわら風の盆」踊りのイラストが入った「おわら牛乳」には、富山県産の新鮮な生乳を100%使用。3種類のコーヒー豆を使用した「おわらコーヒー」は、すっきりした甘さで飲みやすいです。
●ココで販売しています!
八尾ゆめの森ゆうゆう館、グリーンパーク吉峰、ファボーレの湯、ロイヤルホテル富山砺波など、県内温浴施設や宿泊施設などに自動販売機を設置。
左から「バーモント・デリシャス」「新湊牛乳」「フルーツ牛乳」「新湊コーヒー牛乳」(各150円)
昭和30年、『高岡牛乳』から分離独立し創業。現在は閉鎖となった『高岡牛乳』の製品製造も引継ぎ、その名残はパック牛乳のデザインに入っています。県内ではここだけとなった「フルーツ牛乳」「バーモント・デリシャス(リンゴジュース)」のほか、甘みが豊かな「牛乳」「コーヒー牛乳」4種のビン製品があります。
●ココで販売しています!
道の駅新湊、新湊きっときと市場など、県内温浴施設や商業施設などに自動販売機を設置。
新湊乳業協業組合
(しんみなとにゅうぎょうきょうぎょうくみあい)
射水市松木1780
TEL:0766-84-2861
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写真は「まると牛乳」。ほかにも「うんまいカルシウム」「まると特濃4.4」「まるとコーヒー」(各135円)
牛乳製造は午前中に集中。生乳受入から出荷まで、厳しいチェックの中で清浄化、均質化、殺菌、充填、冷蔵などさまざまな工程を経て製造されます。
前身である「鍋澤牛乳」の創業は明治12年。鍋ややかんを持参し量り売り販売だったという牛乳は、やがてビンに入れて売られるように。今では、紙パックが主流となった牛乳製品ではありますが、ゴクッゴクッと飲み干せる180~200mlサイズのビン牛乳は、ここでは4種類製造されています。
毎日、3トンタンクのローリー車1~2台が運んでくる生乳は、地元の酪農家さんで搾ったもの。超高温瞬間殺菌(UHT)という130℃2秒の殺菌処理のあと、パックやビンに詰められ出荷されていきます。
昭和45年、この地域の乳業会社6社が集まって設立された『となみ乳業協業組合』。協力しあいまるく収まって上手くいくようにと願いをこめて「まると牛乳」という商品を誕生させました。
●ココで販売しています!
ビン牛乳は宅配がメイン。となみのゆ、法林寺温泉で購入可能。紙パック製品は砺波市・小矢部市・南砺市などのスーパーで販売。
となみ乳業協業組合
(となみにゅうぎょうきょうぎょうくみあい)
砺波市山王町5-3
TEL:0763-32-2019
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