神社によって時期は異なりますが、『春祭り』という行事があります。その年の農耕の始まりを神様にお告げして、五穀豊穣を祈ります。また、春は草花が芽吹く時期で物事の始まりでもあります。そのあらゆる「始まり」が素晴らしいものになるよう祈りを捧げる意味もあります。

 農耕に限らず、仕事や学校、皆さんの生活が万事順調に進むように神社にお参りし、気持ち新たに新年度をスタートしていただければと思います。

自分が住む地域を守ってくださる氏神神社の春祭りにお参りすることをおすすめします。 春祭りはどなたでもお参りできますのでお気軽に。新年度は気持ちを新たにする時期ですから、自身がお参りできるタイミングで神社にお参りしてほしいですね。

『家のお守り』としてお神札を置いてみるのはどうでしょうか？ 

進学や就職などで県外に行かれる方、アパートでも置けるので、一人暮らしを始める方はオススメです。お神札は、年末年始に受けるイメージがあるかもしれませんが、まだお持ちでない方はぜひこの機会に受けていただきたいと思います。 

慣れしたしんだ神社のお守りを身につけたり、お神札を置いたりすることで、家族や実家を思い出して不安な気持ちが和らぎ穏やかに過ごすことができると思います。 氏神さまをおすすめしますが、そこまで気が回らない場合は、まずは親しみのある神社のお神札を部屋に置いたり、お守りをカバンに付けたりして、「これで安心だ」と思ってほしいです。

ほかにも、進学や就職で車を新たに運転される方は事故が起きないように車の祓いと交通安全を祈祷されると安心できると思います。

少しでも不安がなくなれば幸いです。

七五三の祈願同様に自分が住む地域を守ってくださる地元の氏神神社が良いでしょう。 自分を守ってくれる一番身近な神様になりますので、事故や車のトラブルがないよう祈りを捧げていただければと思います。