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グルメ Gourmet

【富山のそば】寒い日に食べたいあたたかいそば6選


気温がぐっと低くなると食べたくなるのはやっぱりあたたかいそば。定番の味から変わり種まで、身体も心もほっとあたたまる一杯を集めました。

|もくじ|

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そば処 おきな

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かぶらそば  1,550円
ふんわりクリーミーなかぶは二八そばによくからみ、その上品な味わいはほっこりと心も身体もあたためてくれる。


とろふわのつゆにほっこり
かぶと豆乳のあったかそば

 香りのよい八尾産在来種のそば粉のみを使い、つるりとしただれもが食べやすい二八そばにこだわる『おきな』。この冬のおすすめは雪のように白いかぶをのせた「かぶらそば」。豆乳とともになめらかになるまでまぜ、塩のみで味を付けたふんわりとしたやさしい甘さのかぶは、あっさりとしたそばによく合い、するするとのどを通り抜けていきます。ふわりと香る柚子、カニやかぶの葉で変化をつけそばを味わうごとに、かぶがつゆとまざり合い、上品なすり流しのように最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさに。こだわりのそばとつゆ、どちらも十二分に満足できる冬ならではの贅沢な一杯をぜひお試しあれ。


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「りんごのおやきの甘味セット」(700円)。素朴でやさしい甘さのおやきは、酒に浸して焙煎した豆を使った風味豊かな水出しコーヒーとともに。

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そば処 おきな
立山町福田296-1
TEL:076-463-0880
営: 11:00~15:00 
※無くなり次第終了。夜は3日前までに要予約。
休: 月曜、第1・2日曜 ※12/30、12/31は営業
P:25台
席:テーブル20席、個室8席

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手打ち蕎麦 むかわ

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にしん蕎麦  1,400円
ふっくらやわらかく炊いたニシンと、薄口しょう油ベースの風味豊かなつゆがやさしく調和。あっさりと上品な味わい。


ふっくら炊いたニシンとそばが
風味豊かなつゆとやさしく調和

 芳醇な香りと甘みが特徴の茨城県産「常陸秋そば」の実を、地元農家から直接買い付け。毎朝、石臼で挽いて手打ちします。関東の名店で修行した経験をもとに、材料すべてを厳選し、真摯にそばに向き合う。そんな“正統派”の二八そばを、枕崎産鰹節の香り漂うあたたかいつゆとともにすすれば、身体中に旨さが染み渡り、思わず唸るほど。もちろん、そば本来の味と香りを楽しみながら、濃い口のつゆで「ざる」や「さらしな」(数量限定)を堪能するのもいいです。季節の天麩羅、そばを使った甘味にも手が伸びます。


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長野の契約農家から取り寄せた辛味大根が、ピリっとそばの味を高める「おろし蕎麦」(1,100円)。薬味のように添えて出される。

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手打ち蕎麦 むかわ
高岡市福岡町福岡1209
TEL:0766-73-2242
営: 11:00~16:00 ※そばがなくなり次第終了
休: 水曜 ※祝日、祭事は営業の場合あり
P:5台 ※福岡さくら開館に駐車可
席:カウンター6席、テーブル18席

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増山城 蔵蕃そば

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鴨南蛮蕎麦  1,800円
一度焼いてからそばつゆで炊き、旨味を閉じ込めた鴨肉と十割そばの相性が抜群。鴨肉とそばの食感も楽しんで。


「十割そば」の可能性を追求
地元農家と協力し生まれた逸品

 砺波市の増山地区で生産されたそばを毎日使う分だけ挽き、十割そばを提供している『蔵蕃そば』。店主の坂本さんと、香りと独特のコシの強さが特長の細麺を手掛ける「(株)宮野営農」がタッグを組み、県内外から客が訪れる人気店に。定番の「ざる蕎麦」(1,100円)のほか、「蔵蕃御膳・竹」(1,700円~)はそば、天ぷら、小鉢、デザート、ドリンクと満足感あふれるメニューも。地元のコシヒカリと、食材をふんだんに使いお腹を満たしてくれます。増山杉のテーブルや椅子なども相まって、温もりを感じられます。


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地元の「もりもりハウス」から仕入れたなめこをたっぷり加えた「もりもりなめこ蕎麦特盛」(1,800円)は、とろりとした食感がクセになる。

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増山城 蔵蕃そば
砺波市増山467
TEL:0763-37-1114
営: 11:00~14:00、17:00~21:00 ※夜は前日までの予約制
休:月曜(祝日の場合は翌日)
P:10台
席:テーブル32席

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蕎麦 さ和

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玉チャーシューそば  1,050円
そばに自家製チャーシューと味玉が乗った、今までにない目にも楽しいメニュー。


見た目はまるでラーメン
オリジナルティあふれる新店の一杯

 2024年9月にオープンしたばかりの新感覚のそば屋『さ和』には、探究心とこだわりが詰まったメニューが勢揃い。めずらしいメニューのラインナップが目を引くが、そばの味も本格的。毎日打ちたての、コシが強くのど越しの良い自家製麺を提供。関西風に仕上げた甘めのつゆと相性抜群です。独自に開発した「玉チャーシューそば」は、まるでラーメンのような見た目だが、味はあっさりしていてダイエット中の人でも罪悪感なくいただけるのがうれしいポイント。そば粉100%で作っている「そば湯」や大盛り無料などうれしいサービスも。新たなメニューも試作中という探求心あふれるそばの新星に乞うご期待。


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「もり蕎麦ミニカレーセット(1,100円)」は、こだわりのそばに6種類のスパイスを配合したピリ辛カレーセットになったお得な一品。

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木と白を基調にした落ち着いた店内は、まるでおしゃれな「カフェ」のよう。幅広い年齢層に親しまれる雰囲気になっている。


蕎麦 さ和
射水市鷲塚18-1
TEL:非公開
営: 11:00~14:00 ※そばが売り切れ次第終了
休: 日曜、祝日
P:17台
席:テーブル28席
Instagram:@soba_sawa

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手打ちそば処 大吉

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カレーそば(小ライス付き)  1,000円
麺を食べ終えたら、ごはんを入れてリゾット風に味わうのもおすすめ。


野趣に富む手打ちの田舎そばに
スパイシーな自家製カレーが絡む

 元和食料理人の店主が作るのは、野趣に富む手打ちの田舎そば。八尾産などのそば粉を使い、その日の温度や湿度に合わせ水の量を調整しています。つゆは、本節と荒亀節のみでとったダシと、しょう油にザラメ糖とみりんを加えて寝かせた「生がえし」を合わせ、上品ですっきりした味わいに。「カレーそば」は、多彩なメニューのなかでもとくに「ひと味違うおいしさを」という店主の思いが伝わる一杯で、スパイスから調合した自家製カレーに、とろけるような豚三段身の角煮がのり、箸が止まらない。一つひとつが手作りの美味に心もあたたまります。


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「力そば」(850円)。焼いたり煮たりした餅入りが一般的だが、こちらは揚げ餅。切り餅の天ぷらが2つも乗ってボリュームも満点。

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手打ちそば処 大吉
富山市太郎丸本町3-7-12
TEL:076-424-8877
営:11:00~15:00(LO14:45)、17:30~20:30(LO20:00)
※木曜は昼のみ営業
休: 第3日曜、木曜午後
P:40台(共同)
席:カウンター7席、テーブル12席、座敷・小上がり8席

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そば処 茶ぼ~ず

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天ぷらそば  1,500円
サクサクの衣も楽しめるように、あえて天ぷらをつゆにつけない形で提供。そのままでも、甘くまろやかなつゆにつけても楽しめる。


地元の「山斐そば」にかける情熱
こだわりそばと独自の心得を伝授

 南砺市山斐地区で自家栽培した「山斐そば」にこだわり、店主自ら手打ちでもてなします。石臼で引いたそばは香りが強いのが特長。コシの強さと、のど越しのよさを楽しめるよう「二八」で打ち、一番おいしい状態で食べてもらえるよう、一人分ずつ丁寧に茹で上げて提供しています。「おろしそば」(1,200円)のみで始まった同店は、「かき揚げそば」(1,250円)など冷・温ともに品数も客の声でどんどん増えていきました。栽培から打ち粉まで手間暇かけた確かな味と、店主のそばに対するうんちくを楽しみにくる常連客も多いとか。


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「岩魚の唐揚げ」も密かに人気の一品。利賀産の岩魚は骨ごとすべてまるごといただける。

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「そば茶プリン」(400円)は手作りの数量限定。口溶け滑らかで、口に広がるそばの風味を楽しんだあとはカラメルソースで味変を。


そば処 茶ぼ~ず
南砺市井波三日町3616
TEL:0763-82-7300
営:11:00~13:30 ※そばがなくなり次第終了
休: 水曜、木曜は不定休 ※Instagramで確認
P:なし(観光駐車場に停めると100円キャッシュバックあり)
席:カウンター5席、座敷24席
Instagram:@chabo_zu_soba


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今年も新そばの季節がやってきました。旬の今こそ味わいたい逸品をご紹介しています。
また、Takt1月号ではそば名人に徹底取材し、豆知識を学んできました。知れば知るほど食べたくなる、奥深い魅力が詰まったそばの世界へようこそ。
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