【富山の街めぐり】“水のまち”で生まれた文化を楽しむ「入善駅～入善インター周辺」エリア

　大正時代築の水力発電所を現代美術の展示の場としてリニューアルした美術館。室内の大空間でしか表現できないユニークな作品を求め、広く現代美術ファンが集まります。作品保存の観点からご法度とされている塩や水といった素材にも柔軟に対応し、作家さんが現地で思いのまま制作し展示します。展示内容は年に３回変わるため、Instagramにて確認を。

らせん階段を登ると、360度のパノラマ風景を楽しむことができる。

下山芸術の森発電所美術館

入善町下山364-１

TEL:0765-78-0621

営:９:00～17:00(入館は16:30まで)

休:月曜、祝日の翌日

P:25台

HP:town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/bijutsukan/index.html

Instagram:@hatsudensyo_bijutsukan

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おはぎの半六

大人の握りこぶしほどの大きな「おはぎ（あずき、黒胡麻、きなこ）３種」（540円）。

海洋深層水と入善産もち米を使用

店主のやさしさが詰まったおはぎ

　元介護福祉士の店主が３年前に開いたおはぎ専門店。防腐剤は一切使用せず、入善が誇る海洋深層水と新大正もち米のほか、国産の材料のみを使い、誰にでも食べてもらえるようにやわらかく仕上げられています。

　前日までの電話予約を受け付けており、何個でも注文可能。同店で受け取れます。通常の店頭販売は『JAみな穂あいさい広場』のみ。

入善駅前のメイン通りに目立つ赤いドアと「おはぎ」の暖簾にほっこりする。

おはぎの半六

入善町入膳5230-25

TEL:080-6351-7049

営:10:00～12:00

休:火～木曜

P:店向かいの町営駐車場を利用

HP:Instagram：@ohagi.86

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清八楼

米、野菜、魚はすべて地産地消にこだわり、時間と手間をかけた贅沢な「サービスランチ」（3,300円～）。

地元とともに時代を歩む

伝統建築で心安らぐ時間を

　明治期から約120年続く老舗料理旅館。ノスタルジックな引戸を開けると、ケヤキの太梁や年季が入った家具調度品が古き良き日に時間を戻してくれるようです。人生の節目など地元御用達の場として愛され続けており、伝統的意匠を楽しみたいと観光客も訪れます。豪華なランチもさることながら、コロナ禍で生まれた手作りパンが密かな人気を呼んでいます。

弾力のある揚げパンの中にスッキリとしたクリームが入っている「マラサダ」（250円）。

代々受け継がれた家紋暖簾が一層の風情を感じさせる。

清八楼

入善町入膳6265

TEL:0765-72-1108

営:11:00～22:00

休:不定休

P:10台

席:和室６部屋、宴会100席

HP:Instagram:@seihachiro721108、@seihachiro_pan

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ひでタコ

大阪のたこ焼きを再現した、外はカリッと、中はふわっとしたたこ焼き。

大阪の味を発信

変わり種もあるたこ焼き屋さん

　たこ焼きが大好きな大阪出身の中村さんが、夜営業メインでたこ焼き屋さんを営んでいます。「にぼし野郎」や「ゆずこちゃん」など、冒険心をくすぐる変わり種が揃っており、富山市内からの来客もあるとか。店主の旺盛な好奇心は止まらず、２ヵ月に一度は珍メニューを開発しているそう。

　作り置きをせず、15分ほどでアツアツおいしい焼き上がりを提供。事前注文も可能で、InstagramのDMで受付しています。昨年同様、大晦日はオールナイトで営業予定。

大阪弁でフレンドリーに会話を弾ませる中村さんとタコ社長（ぬいぐるみ）。

ひでタコ

入善町入膳7144-８

TAL:なし

営:19:00～23:00（土・日曜は昼から営業する場合あり。インスタを確認）

休:不定休

HP:Instagram:@tako.hide

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シャ・ノワール

しっとりもっちり食感の「カヌレ」（380円）と「クリームヘーゼルナッツラテ」（700円）。

見て感じて楽しむ

しあわせを届けるパティスリー

　小学生時代からお菓子作りが大好きだったパティシエが開店したお店の名は、フランス語で幸運を呼ぶとされる「黒猫」の意。良質の生クリームを使うなど材料の選定に妥協しないという洋菓子は、素材を活かすシンプルなものが多いです。お客さんやスタッフの意見を汲み取りながら、スイーツを通して笑顔としあわせを届けています。