【富山のいちご大福６選】餡に包まれたフレッシュないちごを楽しむ和菓子【2023年最新】

　30年にわたり「いちご大福」を作り続ける『山岸ちまき本舗』。最初に発売した日は、８個作って１個も売れなかったという商品は、口コミで評判が広がって冬から春にかけての看板商品になりました。２つに割ると、真っ赤なイチゴの存在感に圧倒されます。発売時から福岡県産のあまおうだけを使っています。イチゴのまわりには「いちご大福」専用に手作りしたこし餡、その外には極薄の羽二重餅が巻いてあります。こし餡や餅は控えめな存在感だが、あまおうのおいしさを力の限り引き立てています。通常はあまおうのデラックスを使っているが、日によってはワンランク上のエクセレントを使った「プレミアムいちご大福」（594円）の販売も。

山岸ちまき本舗

氷見市十二町3799-２

TEL:0766-72-5032

営:８:00～19:00

休:無休

P:10台

HP:chimaki-hompo.jp、Instagram・Facebookあり

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果味心庵長者

いちごこめ大福　430円　　※販売はゴールデンウィーク明けまで

射水産の紅ほっぺが

雪の下から春を告げる

　昨シーズンから販売を始めた「いちごこめ大福」はツヤツヤのイチゴが顔を出し、春の訪れを告げているよう。イチゴは『アグリッチ農園』（射水市）の紅ほっぺを使っているので、この大福を作るのも同農園の収穫期に限定しています。自家製の低農薬コシヒカリを蒸してついた餅は、ほどよいコシと粘りが魅力。北海道産小豆を使った粒餡は、甘さややわらかさなどレシピを指定してオーダーしたもので、あっさりとした味わいがフレッシュ感のある紅ほっぺと相性がいいです。

果味心庵長者

砺波市高波1050

TEL:0763-32-6862

営:11:00～16:00　※事前予約があれば９:00から商品の受取が可能

休:水曜、第１・３火曜

P:20台

席:テーブル50席

HP:noukoubouchouja.favy.jp、Instagramあり

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引網香月堂古沢本店

いちご餅　360円　　※販売は4月上旬まで

ミルキーな餡の中で

新鮮なイチゴの風味が生きる

　すべての商品のブラッシュアップを繰り返しながら、一層のおいしさを追求し続ける『引網香月堂』。「いちご餅」は、毎年この時期を楽しみにする人の多い名作です。いちご大福の黎明期に先代が考案したレシピをベースに、今期は一層ツヤがありなめらかな求肥になるよう工夫を凝らしました。卵黄や生クリームを加えてミルキーな味わいを生む洋風餡も、しっとり感や香りを活かすために練り方を変えています。イチゴは豊かな風味と、ほのかな酸味が魅力。格別の味を、ご堪能あれ。

引網香月堂古沢本店

富山市古沢111-３

TEL:076-471-8755

営:９:00～18:00

休:月・火曜

P:11台

HP:hikiami.co.jp、Instagram、Facebookあり

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清進堂

いちご大福　367円　　※販売はゴールデンウィーク明けまで

やわらかな求肥の口どけは

一度食べると忘れられない

　『清進堂』の「いちご大福」の特徴は、丸い求肥をたたんだオムレットのような形。口の中でとろけるようなやわらかな求肥に、２つに割ったイチゴとホイップクリーム、粒餡がやさしく包まれています。お店では７種類もの餡を炊き分けていて「いちご大福」には専用の餡を使います。風味がよくて味に力を持つ餡です。またホイップクリームは店主が京都の洋菓子店で修業したときのレシピを使用。わずかに洋酒を加え香りを与えています。５個入る専用箱があるので、手みやげにもしやすいです。

清進堂

富山市平吹町４-１

TEL:076-424-8430

営:８:00～18:00、日曜、祝日９:00～17:00

休:無休

P:４台

HP:seishindou.co.jp

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梨の菓瀧味堂

いちご大福　237円　　※販売はゴールデンウィークごろまで

甘酸っぱいイチゴと

ミルク餡のコンビ

　ピンク色をしたかわいい姿に心惹かれる『瀧味堂』の「いちご大福」。ひな祭りにも合うおだやかな色合いは、完熟のイチゴから作るジュース、イチゴ風味のシロップを羽二重餅に混ぜることで出しています。イチゴは甘さと酸味を兼ね備え、丸い形が特徴の岐阜県産美濃娘に限定して長年製造してきました。白餡に練乳や脱脂粉乳を入れて作ったオリジナルの餡も人気の秘訣。イチゴと練乳という誰もが認めるベストコンビが、バランスのいい味わいを作り出しています。

梨の菓瀧味堂

富山市呉羽丸富町7187-41

TEL:076-436-6809

営:８:00～19:00(２月末までは18:00閉店)

休:水曜、隔週火曜

P:６台

HP:takiｍido.co.jp、Instagramあり

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鹿の子餅本舗不破福寿堂

いちご姫　白　270円／チョコ･いちご・抹茶　291円　　※販売は4月初旬ごろまで

伝統銘菓の生地を使った

春だけの甘美なおやつ

　『不破福寿堂』と聞くと、明治期から継承する銘菓「鹿の子餅」が思い浮かびます。県産のもち米に卵白と砂糖を加えて作る逸品は、金沢にも富山にもない和菓子を作りたいという職人の熱意から生まれた意欲作です。「鹿の子餅」の生地を使い、約10年前から製造しているのが「いちご姫」。あるとき楕円の生地に小豆の粒餡とイチゴをのせて畳むことを思い立ったそうです。季節やイベントごとにチョコや抹茶の鹿の子餅を作っていることもあり、定番の白以外に、毎日１、２種類の味を用意しています。羽二重餅ともマシュマロとも異なる、鹿の子餅独特の弾力とふわふわ食感。豊かな風味の自家製粒餡、瑞々しいイチゴとの融合に満たされて。

鹿の子餅本舗不破福寿堂

高岡市京田140-１

TEL:0766-25-0028

営:９:00～19:00

休:火曜（祝日の場合は営業）

P:７台

HP:www.kanokomochi.co.jp、Facebookあり

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