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【富山銘菓】おみやげにもおすすめ!「老舗の和菓子」4選
あの人はどうしてるかなと、思いを巡らせることも増えた昨今。大切な人やお世話になった方に、富山を代表する銘菓をお届けしてみては。今回は、富山を代表する老舗の銘菓を4つ厳選してご紹介します!
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甘酒まんじゅう 1個 150円
『竹林堂本舗』の「甘酒まんじゅう」は、240年余の伝統の製法を現在に受け継いでいます。生地に合わせる甘酒は、うるち米と米糀を原料にした自家製。販売する前日に甘酒を仕込んでおり、作り置きすることは一切ないそう。また、生地は小麦粉と甘酒のみで作られており、膨張剤は加えていないという。独自性が高く郷土色にあふれる和菓子は、一度食べると忘れられません。近年は糀の力を持つ和菓子として、幅広い世代から注目をあびています。
甘酒まんじゅう 竹林堂(ちくりんどう)
富山市中央通り1-5-2
TEL:076-423-8424
営:9:00~19:00
休:水曜、ほか臨時休業あり
P:なし
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とこなつ 1箱6個入り 648円
現在9代目の主人が営む『大野屋』は、万葉の歌人・大友家持にちなんだ和菓子を作っています。明治時代に誕生した代表銘菓「とこなつ」もそのひとつ。家持が立山の頂に降り積もる雪を眺めて詠んだ歌を、職人が直径約3センチほどの小さな和菓子に表現しました。厳選した備中白小豆を求肥で包み、和三盆糖をまぶしてあります。ひんやりとした雪を想像しながら、口に運んでみて。
とこなつ本舗 大野屋(おおのや)
高岡市木舟町12
TEL:0766-25-0215
営:8:30~19:00
休:水曜
P:4台
HP:ohno-ya.jp
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杢目羊羹 大型1本 1,058円
『鈴木亭』が創業した1866年から受け継がれている「杢目羊羹」。立山杉の木目を表現しようと初代が考案した製法は、現在に至っても秘伝を貫き通しています。木目模様は小豆と白いんげん豆の色の違いによって表現されており、どこを切っても美しい年輪が表れます。創業時から配合割合を一切変えておらず、あっさりとした甘さや柔らかな歯ごたえも代々受け継がれてきました。
一昨年、5年の構想が実現して「黒杢目羊羹 大黒柱」が誕生。こちらは沖縄産の黒砂糖と白いんげん豆で木目を表現しているという。ネーミングも手伝って、取引先や家長への感謝の気持ちを託す贈り物として人気が高まっています。
鈴木亭(すずきてい)
富山市西町6-3
TEL:076-421-4972
営:8:00~17:00
休:無休
P:なし
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薄氷 1箱10枚入り 1,080円
「薄氷」は、2~3月に水溜や水田に薄氷が張る様を映した和菓子。江戸時代には幕府に献上されていた歴史もあるという。製法は秘伝とされ、職人たちが技を受け継いできました。原料は富山県産の新大正もち米と阿波特産の高級和三盆糖で、薄い煎餅に和三盆糖を刷毛塗りしています。近年は「T五」が知られるようになりましたが、和三盆の上品な甘さを実感するには「薄氷」がおすすめ。この上なく、薄茶と相性がいいです。
薄氷本舗 五郎丸屋 (ごろうまるや)
小矢部市中央町5-5
TEL:0766-67-0039
営:9:00~18:00、日曜9:00~17:00
休:月曜
P:あり
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