グルメ Gourmet
【富山の話題の新店】2024年富山に登場したカジュアルなテイクアウト
ちょっと気軽に立ち寄ったり、なんとなくのんびりしに出かけたり。
目的はその日そのとき、それぞれです。
気分に合わせて出かけたい新店をご紹介します。
ー目次ー
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菓子屋ツキノミ
キャラメルクリームロールケーキ 480円
ふわふわのメレンゲを混ぜ込むことによって、しっとりもちもちな生地に仕上げられている。キャラメルクリームをたっぷり包んだ上にある赤いイチゴが映える。クリスマスにもぴったり。
まるで絵本のなかにいるみたい
かわいいお菓子に思わずうっとり
店を訪れた人に非日常感を味わってほしいという思いから、店内いたるところに店主が作り上げた物語の要素が散りばめられている『菓子屋ツキノミ』。おいしさとかわいさを兼ね揃えたお菓子には県内外問わずファンが多い。カウンターには焼き菓子やドリップコーヒーが、ショーケースにはもちもちの生地でクリームを包んだ「キャラメルクリームロールケーキ」をはじめ、季節のフルーツがのったケーキやシュークリームなどが並び、どれも繊細で特別感があります。9月より新しくできた包装紙には、植物をモチーフとしたオリジナルのイラストが描かれているのが魅力的で、自分へのご褒美やギフトにもぴったりです。
「カヌレ・ド・ボルドー」(300円) 焼菓子のなかでも人気のカヌレ。コロコロとした見た目にラム酒やバニラビーンズのいい香りが。ほろ苦い外側に中は甘く、コーヒーや紅茶とよく合う。
壁には店名でもあるツキノミにまつわる物語を描いた、haleさん作のイラストが。その世界観に浸りながら、お菓子を選んでみてはいかが。
菓子屋ツキノミ
富山市新根塚町2-9-9
TEL:なし
営:11:00~18:00
休:月~水曜
P:2台
Instagram:@kashiya_tsukinomi
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名月堂餅店
春まで販売される「名月焼」(140円)。竹炭を生地に練りこんだ「ブラック」と新発売の「抹茶」の2種類。店内で販売している日本茶と一緒にほっと一息つきたい。
昔ながらのあんこにほっこり
四季を感じられるもち菓子に癒される
店を訪れる人がもっと来やすいようにという思いから、広々とした駐車場も完備し2024年の6月に移転リニューアル。レトロなショーケースにはさまざまなもち菓子が並び、どこか懐かしさを感じるフォルムに癒されます。
11月から4月ごろまで販売される「名月焼」は、小麦粉と米粉を混ぜたしっとりもちもちの食感と、自家製あんこが楽しめる逸品。今年は新しく抹茶の味も登場しました。ほかにも、「大福餅」や「おはぎ」など、どれもお茶を飲みながらゆっくり楽しみたいものばかり。定番の商品から季節に合わせた「針歳暮」や「桜餅」など、四季折々のもち菓子もお見逃しなく。
隠れ富山名物の「あやめ団子」(130円)は5月中旬から10月までの販売。その場ですぐにお餅を焼いてくれ、できたてを持ち帰ることができる。香ばしいにおいに食欲がそそられる。来年の販売時期が待ち遠しい。
大福やおはぎには、昔から変わらないこだわりの自家製あんこを使用。売り切れとなる場合もあるので午前中に買いに行くのがおすすめ。
名月堂餅店
富山市中島3-5-33
TEL:076-431-3797
営:10:00~17:00
休:木曜
P:5台
Facebookあり
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紀文堂
メロンパン、ぶどうパン、クイニーアマンにコルネなど、約40種のパンをそろえる。街の人たちに気軽に使ってほしいとどれも求めやすい価格なのがうれしい。
素材と人への気遣いあふれる
普段使いしたい街のパン屋
誰もが喜ぶ素朴でベーシックな味わい。そんなパン作りを富山市奥田で30年続けていた店主が心機一転、芝園の地でオープンさせたのがここ『紀文堂』。店名には店主の祖父がかつて営んでいたせんべいやの屋号を使用しました。
一押しは食パン。ふんわりやわらかくしっとりした食感で噛みしめるほどに広がる小麦の風味と甘み。食べたら素材のよさがわかるといいます。添加物は一切使わず揚げものには米油を使用、またサンドイッチには野菜をたっぷり入れるなど食べる人の健康への気遣いも忘れない。街に根ざしたお店には、今日もパンを求める人たちの笑顔であふれています。
一押しの「食パン」(1斤302円)。富山県産のゆきちからなど数種をブレンドした粉で昔ながらの中種法によって製造。粉のうまみをダイレクトに感じる生地はふんわりしっとり。トーストしていただくのがおすすめ。
店内ディスプレイにはリユース・リメイクした家具を利用。懐かしさのなかにドールハウスに迷い込んだようなかわいらしさもあり、パン選びの楽しさをくすぐる空間となっている。
紀文堂
富山市芝園町2-3-17
TEL:076-407-5655
営:7:30~18:30
休:日・月曜
P:なし
Instagram:@kibundou
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B-CUBE(ビーキューブ)
種類豊富でついつい目移りしてしまう「キューブパン」(250円)。毎回ラインナップが変わるそうなので、今日はどんな味に出合えるのか楽しみになる。
おいしさが詰まったキューブ型
地域の人からも愛されるパン屋
観光スポットの海王丸パーク内から移転した『B-CUBE』。店名の通り、お店には見た目にもかわいい正方形のパンが並んでいます。惣菜系からスイーツ系などバリエーション豊かで、いろんな味を食べられるのが楽しい。毎週木曜はメロンパンだけがずらっと並ぶ「メロンパンデー」に。毎回人気ですぐに売り切れてしまうこともあるのだとか。パンはすべて国産の小麦が使われており、使用する食材もできるだけ安心して口にできるものをと配慮。地域の人に何度でも足を運んでほしいと、以前よりもお手頃価格になっているのもうれしいポイント。店主の愛情がこもったパンをごはんやご褒美タイムに召し上がれ。
(左)食べ応えのあるエビカツがのったキューブパン。中にはキャベツのコールスローがぎっしりと詰まっている。
(右)デニッシュ生地で焼かれたパンの中身は、あんことホイップの黄金コンビ。
コーヒーと一緒にパンがいただけるイートインスペースもある。
B-CUBE
射水市善光寺18-4
TEL:なし
営:11:00~16:00 ※なくなり次第終了
休:日・月曜、ほか不定休あり
P:あり
席:テーブル4席
Instagram:@b.cube53
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cook cook(クッククック)
アサイーボウル 1,200円
メニューはこれ一つのみ。アサイーもフルーツもたっぷりなので満腹感が長続きする。
もっちりアサイーや
たっぷりフルーツに大満足!
いま再びブームとなっているのがアサイーボウル。そんな注目のスイーツをテイクアウトで提供しているのが『cook cook』です。店主が「自分の好きを追求した」と語るアサイーボウルは、オリジナルの配合でもっちり食感に仕上げたアサイーが特徴。ほどよい甘みとざくざく食感のグラノーラ、カラフルでフレッシュなフルーツにもこだわり、テイストにもルックスにも大満足できるとあって、若い女性を中心にリピーターが急増しています。来春にはキッチンカーで県内各地に出店予定で、アサイーボウルはもちろん、これまでイベント限定で提供していたバナナジュースやそのほかのトレンドスイーツも登場するとのことで、今から楽しみ。
トッピングはざくざくの巣からじゅわっと蜂蜜があふれる「コムハニー」(250円)のほか、ヌテラチョコ(150円)、ピーナッツバター(150円)が揃う。
注文は『かに料理 市山』の入口で。電話で予約しておけば受けとりがスムーズだ。
cook cook
砺波市高波1069 『かに料理 市山』内
TEL:080-1954-8610
営:11:30~14:30 ※なくなり次第終了
休:不定休
P:あり
Instagram:@cook__honey
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Coffee&Bar ひろうず
特製ひろうずパフェ 1,200円、自家焙煎珈琲 400円~
自家焙煎コーヒーのゼリーや、自家焙煎豆を混ぜ込んだ手作りビスコッティーなど、コーヒーのおいしさが存分に楽しめる特製パフェ。バニラアイスやチーズソースが、香り高いゼリーのおいしさを引き立たせる。
週末限定テイクアウトカフェで
自家焙煎珈琲と癒しの風景を
緑に囲まれた3,000㎡もある敷地内で、週末のみオープンするテイクアウト専門ショップ。晴れた日には大自然のなかで優雅なカフェタイムを。自家焙煎コーヒーは、ブラジル産をメインに5カ国の豆をブレンド。中深煎りに焙煎し、酸味と苦みのバランスがよく飲みやすい味わいに仕上げています。この自家焙煎コーヒーをスイーツとして味わえるのが「特製ひろうずパフェ」。口溶けの良いコーヒーゼリーが入り、コーヒーを飲んでいるかのように豊かな香りが口に広がります。このほか、フルーツパフェや自家製フォカッチャサンドなどもおすすめ。冬季は営業時間変更の場合があるので、最新情報はインスタグラムで確認を。
営業時間内は、誰でも自由に利用できる広々とした庭。BBQやアスレチックも楽しめる。
Coffee&Bar ひろうず
富山市岩木新271 『base cafe Watsuki』敷地内
TEL:070-8938-3017
営:土・日曜、祝日12:30~16:00
※冬季は営業時間変更の場合あり
休:月~金曜(祝日の場合は営業)
P:約30台
Instagram:@c.b_hiro
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弁当ゴリラのたまご
ゴリラ様ランチ 1,290円
大人のお子様ランチをイメージした贅沢なお弁当。とんかつ、ハーフハンバーグ、酢鶏とメインのおかず3種入り。夜でもオーダー可能。
お腹も心も大いに満たされる
ボリューム満点の真心弁当
自分の料理で食べた人に笑顔と幸せを届けたい。脱サラした店主がそんな長年の夢を形にした弁当屋。一番にこだわるのはボリューム感。店主自身がガッツリ食べたい派でもあり、物足りなさを感じず大満足してもらえるよう一食入魂の思いを込めた弁当作りに励んでいます。
看板メニューはハンバーグ。デミグラスソースで煮込んだハンバーグはふんわりやわらかく子供にも大人気。また自家製のタルタルソースをたっぷりかけたチキン、2種のソースでいただくとんかつなど、ごはんがすすむ手作りのおかずが揃います。おかずは単品でも購入することができ、トッピングもOK。すべてがボリューム満点なのでぜひお腹を空かせて買いに行きましょう。
ゴリラがお店の前でお出迎え。店名はゴリラがガッツリ系メニューのイメージにぴったりだったから、また看板メニューのハンバーグがたまごの形に見えたから、なのだとか。
店前へと誘導してくれるゴリラの足跡。お弁当は基本注文を受けてから作り、出来立てを提供。電話で予約を入れておけば待ち時間も少なくスムーズに。
弁当ゴリラのたまご
高岡市角394-4
TEL:080-3049-5664
営:11:00~14:00、16:00~20:00
休:火曜
P:3台
席:テラス8席
Instagram:@goritamaoyaji
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三代目ボーンミート
シシメンチスティック 216円、昆布コロッケ 130円 他
丁寧に下処理されたイノシシ肉のメンチスティックは臭みがなく旨みしっかり! 昆布だしと刻み昆布を入れた「昆布コロッケ」、一口サイズの「からチキボール」も人気。
”三代目”として事業承継!
ジビエも扱う街のお肉屋さん
富山市千石町通りの入口で、昭和から長く親しまれてきた『ボ―ンミート』。年齢による体力の衰えから、店主が去年10月に閉店を決意。その店を、県産ジビエ肉の流通拡大を目指していた現オーナーらが承継し、“三代目”として復活させました。
あらゆる精肉が約40種類、揚げものは約20種類、手作り惣菜も15種類以上を扱い、市民のおなかを満たします。そのなかには、前店主よりレシピを引き継いだ「メンチカツ」や、新開発の「昆布コロッケ」、イノシシやシカのジビエ肉など、昔ながらと新しい顔が共存しています。肉屋さんならではの、A5和牛を使った究極のローストビーフも人気で、只今クリスマスオードブルの予約も受付中。献立に迷う日も頼りになる食卓の味方です。
「猪モモ肉」「鴨肉」各100g(454円)他 ショーケースには、定番の牛・豚・鶏肉ほか、イノシシ、仔羊、鴨肉、馬刺しなど、スーパーではなかなか見られない商品が揃う。毎週火曜はお肉が10%引き。
店内には、湯せんするだけの手作り惣菜や、小腹が空いたときに食べたいワンコインのコロッケ、ハムカツなど、精肉以外にも魅力的な商品がいっぱいだ。
三代目ボーンミート
富山市一番町4-25
TEL: 076-413-6293
営:10:00~19:00
休:水曜、第2・4木曜
P:なし (近隣にコインパーキングあり)
Instagram:@bonemeat_3rd
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2024年にかけて登場した魅力的な新店を総ざらい。
知らなかったお店も、気になっていたお店も、ぜんぶTakt12月号でご紹介します。
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