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グルメ Gourmet

【富山グルメ】郷土にこだわった日本料理店『施膳ろくざんさ』が南砺市にオープン

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県内作家の食器に盛り付けた八寸。砺波市「たかはたポーク」の肉味噌をのせた自家製葛豆腐や、南砺産里芋「ヤツガシラ」の揚げ団子など(いずれも料理一例)。


旧井波美術館あとに開店した
郷土の魅力を発信する日本料理店

 鑿(のみ)と木槌の音が響く街・南砺市井波で日本料理店『施膳ろくざんさ』が3月開店。砺波市『食堂633(ろくざんさ)』の店主・水上さんが、縁あって石畳の八日町通りに面した場所に移転を決意。前身とは雰囲気を変え、コース料理のみを提供します。京都で修業し、砺波で居酒屋形態の店を営むなかで思い描くようになった、水上さんの“やりたかったスタイル”を実現しました。

 一方、前身と変わらず貫くのは身土不二(しんどふじ)の姿勢。食材は、極力となみ野のものを、範囲を広げてもメイドイン富山のものに徹底的にこだわっています。「地元の食材には素晴らしいものが多いし、何より食べて元気になってもらいたい」と、富山人の味覚や身体に好相性の地産食材に包丁を入れ、素材本位の調理をします。店内の意匠や食器、飲みものにも積極的に地元色を取り入れました。


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炊き立てのお米は、おともの12品と一緒に提供される。代表的な郷土料理「よごし」や、新湊産ホタルイカのキムチなど、多彩な味に舌鼓を打つ

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八寸小鉢12皿をのせるトレーは、井波彫刻をあしらった特注品。食事を目からも楽しめる工夫が至るところに散りばめられている。

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大正時代に建てられ、井波美術館だった建物を東京の『いちご(株)』が譲り受け改築。井波のまちづくり共同体店『ジソウラボ』を通し、水上さんの移転に繋がった。






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DATA

施膳ろくざんさ

住所
南砺市井波3624
電話番号
0763-82-1770
営業時間
18:00~、18:30~、19:00~ ※予約制のコース料理のみ
休日
水曜
席数
カウンター10席
駐車場
8台
備考
Instagram:@sezen_rokuzansa_from_inami

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