【石川へ日帰り旅】海の荒波と暮らしが融合する奥能登５つのスポット～石川県輪島市～

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【石川へ日帰り旅】海の荒波と暮らしが融合する奥能登５つのスポット～石川県輪島市～

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2023.04.29 更新

【石川へ日帰り旅】海の荒波と暮らしが融合する奥能登５つのスポット～石川県輪島市～

日帰り旅ドライブプチ旅行石川県

霊山岩倉山にある洞窟『福が穴』。その昔、修験者がこの洞窟にこもり人々のしあわせのために仏像を彫ったと言われ、奥には不動明王が鎮座。現在は“映えスポット”として人気が高い。

　日本海に向かって広がる広大な「白米千枚田」で有名なエリア。海の荒波と切り立った断崖が織りなす景勝地や、この地方に受け継がれる揚げ浜式の塩づくり、歴史深い朝市など、自然と人々の暮らしが美しく融合しています。水平線をはるかに見渡す海際をゆったりドライブしながら、奥能登の魅力を満喫しましょう。

●もくじ●

・とね

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輪島網元　とね

「網元御膳」（2,100円）。ふっくらとしたフグの天ぷらが５個のった贅沢な天丼は、梅干しの天ぷらがアクセント。定置網で獲れた新鮮な魚の刺身と副菜が付く、たっぷり満足の御膳。

定置網船の会社直営

能登の新鮮な魚に特化した飲食店

　曽々木沖で獲れた魚を使ったメニューが特徴の『とね』。建設業とともに定置網漁業や水産加工業も営む刀祢さんが、空き家になっていた現店舗を購入し、「地域の魅力を伝える観光資源として活用しよう」とスタートさせました。

　看板メニューに据えられている食材は「輪島ふぐ」。刀祢さんの船が輪島で一番のフグの漁獲高を誇ったことや、設備の整ったところで冷凍することにより、漁のない冬場でも関係なく一年中安定した提供が可能という点が決め手となったといいます。「ふぐ天丼」、「刀祢沖〆のふぐたたき」、「ふぐカツカレー」など、フグの魅力が存分に生かされたメニューに加え、地元産シイタケを使用したうどんや地酒も揃います。古民家の和風建築と近代的な洗練感が融合した店内で、能登の海の幸を味わいましょう。

農林水産大臣賞を２年連続受賞した経歴を持つ、輪島市の椎茸栽培農家・垣内さんのシイタケを惜しみなく使った「垣内おじさんの椎茸うどん」（800円）。分厚いシイタケが表面を覆い尽くす。

輪島・舳倉島天然塩配合の「里海輪島サイダー」（210円）、輪島産のお米エキス使用の「里山輪島サイダー」（210円）。

大きな古民家の１階部分をリフォームした、広々としたスタイリッシュな店内。バリアフリーで車椅子用のトイレも完備。

輪島網元　とね

石川県輪島市町野町大川ル42-４

TEL:0768-32-0005

営:11:00～14:00

休:水曜

P:16台

席:テーブル66席

HP:wajima-tone.com

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輪島朝市

昭和30年ごろから観光地として認知されはじめ、現在は観光客も地元住民も入りまじり活気ある朝市に。商品の説明を聞きながらお店の人との会話を楽しむのも朝市の醍醐味。

1000年の歴史を誇る

日本三大朝市の一つ

　平安時代から、神社の境内で魚などを物々交換をしていたのが始まりとされる輪島朝市。岐阜県の高山朝市、千葉県の勝浦朝市とともに、日本三大朝市の一つと数えられています。輪島港や七尾でその日の朝揚がったばかりの新鮮な海産物に出合えるのをはじめ、土がついたままの朝採れ野菜、民芸品などを扱う露店が、360メートルの朝市通りに約160店舗立ち並びます。輪島の名産品がたくさん揃う朝市へ出かけましょう。

「いかがですかー！」「買うてくださぁー！」と元気な掛け声が響く。値段の交渉ができる場合もあるので、コミュニケーションを楽しんで。

干物や、名産の漆塗り、野菜や工芸品など豊富に揃う。輪島ならではの品揃えをじっくり見て回ろう。

輪島朝市

石川県輪島市河井町朝市通り

TEL:0768-22-7653（輪島市朝市組合）

営:８:00～12:00

休:第２・４水曜

P:100台

HP:asaichi.info

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シフォンケーキ工房　ta・mago（タマゴ）

これまで登場したシフォンケーキはなんと50種類以上。常時５～６種類が並ぶというバリエーション豊かなカットシフォンは250円から。ホールは1,700円から。

能登の食材を活かした

シフォンケーキ専門店

　元輪島市職員の田中さんが、自宅前の作業場を改装し昨年９月に新しく開いたシフォンケーキ屋さん。輪島の塩が効いた「塩バニラ」や、お酒に合う「いしるわかめ」など、地元の食材を活かしたユニークな商品が多いのが特徴。幅広い世代の方に「食べる喜び」を伝えられたらという田中さんの想いが込められています。

シフォンケーキ工房　ta・mago

石川県輪島市山岸町31-７

TEL:090-3339-5296

営:10:00～17:00

休:不定休

P:５台

席:カウンター２席、テーブル４席

HP:Instagram : @chiffoncaketamago

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曽々木ポケットパーク

近くには、日本海の荒波が創り上げた自然の芸術「窓岩」も。海岸から窓のように見えることからその名で親しまれている。

断崖絶壁の海岸に臨む

大自然のパワースポット

　八世乃洞門新トンネルの手前の小さな公園。この地域の海岸沿いは、かつて、通行の難所とされ、断崖から転落する人も多かったため、それを見かねた麒山瑞麟和尚が開道を決意。開道記念に往来人の安全を祈願して麒山和尚が立てた石像が、今もこの地域を見守っています。この駐車場に車を停めて、近くの「福が穴」まで歩くこともできます。

曽々木ポケットパーク

石川県輪島市町野町曽々木

TEL:0768-22-1503 （輪島市観光協会）

P:３台

HP:wajimanavi.jp

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塩の駅　輪島塩

ニンニクや炒りゴマ、赤シソなど、好みの素材を乳鉢でまぜ合わせ、自分だけのオリジナルの調味塩やふりかけを作れる「My塩ブレンド体験」（1,100円）が好評。

素材の香りを楽しみながら調味塩をブレンド。約10種類の素材から好きなものを３～４種類選び、焼き塩と合わせて完成。

昔ながらの技術を受け継ぐ

揚げ浜式製法の塩

　約400年前から奥能登に伝わる伝統的な揚げ浜式製法の塩田がある『輪島塩』。人力で海水をくみ上げ塩田に撒くという手間暇かけた製法で、天日干しで乾いた砂を集め再び海水で洗い流し、大釜でじっくり炊き上げて製塩します。そうしてできた風味豊かな輪島塩とそれを使った梅干しや味噌などの加工食品を購入できるほか、「塩田体験」や「My 塩ブレンド体験」などの体験を通じて輪島の伝統を身近に感じることができます。