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暮らし Life

疲れを感じたら無理をせずにセルフケア 春に感じるこころの不調の原因と対策

 春は新生活が始まる季節。環境の変化に不安を感じたり、頑張り過ぎたりして起きるこころの不調に無理は禁物。疲れを感じたら休息が必要です。今回は「こころの不調」についての詳しい情報を、砺波市『となみの心療クリニック』の金田学院長にお聞きしました。


環境の変化によることも多い
こころの不調

 環境が変わることの多い春によく見られるこころの不調に、「うつ病」や「適応障害」、「自律神経失調症状」などがあります。
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 うつ病は、気分が沈み何も楽しめなくなる、好きだったことに対しても興味や関心がなくなるなどの変化のほか、頭痛やめまい、吐き気など、さまざまな身体的症状が現れることがあります。

 適応障害は、職場の人間関係や、過重労働、環境の変化、事故や病気など、何らかのストレスをきっかけに、日常生活が送れなくなるほどの憂うつ感や不安感、不眠などの症状が現れるものです。

 自立神経失調症状は、自律神経がうまく働かなくなることで日常生活に支障をきたします。自律神経は、通常、交感神経(主に緊張)と副交感神経(主に弛緩)が交互に働いています。自律神経失調症状は、これらがバランスよく働かなくなった状態をいい、頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気、下痢などの症状が現れることもあります。

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十分な休息と
状態に合った治療が必要

 うつ病は、本人の性格の傾向が大きく関わっており、真面目、几帳面、仕事熱心、完璧主義といった性格の人がかかりやすいとされています。また、うつ病は中高年に多く、男性より女性の割合が高くなっています。治療は十分な休息に加え、個々のケースに合わせて抗うつ薬などの薬物療法を行います。

 適応障害は、ストレスの原因となる環境や物事から離れることで軽快することもあり、状態によって対症療法を行います。

 自律神経失調症状は、生活の乱れから起きることが多いため、規則正しい生活を送れるよう指導を行い、必要な場合は対症療法を行います。
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疲れたら無理をせず
一人で抱え込まないで

 めまぐるしく変化する現代社会では、将来の見通しが立たず不安を抱えるなど、過緊張状態の人が多いように思われます。こころの病気には十分な休息が必要で、自分らしく生きられないと感じることが原因の場合、環境を整えることでよくなることもあります。

 いい意味での、「適当」「いい加減」も必要です。頑張ることは大切ですが、気負いすぎずに、「疲れを感じたら無理をしない」と心に留めておきましょう。また、信頼できる人に話を聞いてもらう、医療機関を活用するなどして、辛い気持ちを一人で抱え込まないようにしましょう。
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規則正しい生活と
早めの対応が大切

 もし相談を受けたら、アドバイスをしようとして自分の価値観を押し付けないようにしましょう。相手は答えを求めていないことも多いものです。予防には、十分な睡眠とバランスのよい食事、適度な運動など、規則正しい生活が大切です。朝に日の光を浴び、呼吸法などリラックスできる方法を取り入れましょう。また、気になる症状が続く場合は、早めに医療機関に相談しましょう。


[今回お話を聞いた先生]
「となみの心療クリニック」金田学院長
所:砺波市栄町125
☎:0763-34-1073

※2020年3月10日発売「Takt4月号」掲載時の情報です。

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 いかがでしたか? 月刊「Takt」内のコーナー「Takt Clinic」では、毎回季節や時期に応じた身体のさまざまなお悩みを、県内の専門家に解説していただいています。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!


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