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おでかけ Leisure

【福井へ日帰り旅】400年以上続く城下町を満喫する5つのスポット~福井県大野市~

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 福井県東部の内陸に位置する大野市。市街地は戦国時代に整備された碁盤目状の城下町であり、その町並みはかつての風情を色濃く残し「北陸の小京都」とも呼ばれています。また四方を山に囲まれている立地は美しい湧き水がもたらされ、名水が育むおいしい食も魅力のひとつ。古き良き町並みに名水に食にと400年以上続く城下町を満喫しましょう。



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モモンガコーヒー

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大野の水に合わせて焙煎した豆で淹れたコーヒーはここでしか味わえない贅沢な一杯。ペーパードリップが基本だが、エアロプレスやフレンチプレスなど抽出法を選択することも。

名水と自家焙煎豆が奏でる
ここでしか味わえないコーヒーを

 口に入れると驚くほど丸みがあり、やわらかな甘みとコクが広がっていきます。ああおいしい。そんな感想が素直にこぼれるコーヒーに出合える店。

 こだわるのはなんといっても水。コーヒー豆は産地から手元に届くまでに時間も工程もかかるため、さすがに摘みたての鮮度は保てません。そのマイナスを補い、おいしさをプラスできるのが水なのだとか。コーヒーは成分のうち98%が水。だから使用する水によって味ががらりと変わってしまいます。名水で知られる大野の水は軟水でやわらかく、コーヒーを淹れれば香りがよく出て甘さを感じられるという。その水のよさを最大限活かすよう焙煎した豆で淹れるコーヒーは、まさに唯一無二の味わい。大野の水と自家焙煎豆が織りなすここだけでしか味わえない一杯をじっくりと楽しみましょう。


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福井県産小麦を使用したベイクドドーナツに特製コーヒークリームを挟んだ「コーヒークリームドーナツ」(500円)。

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一番人気の「モモンガブレンド」(550円)。なめらかで飽きのこない飲み心地は14回バージョンを変えて行き着いた自信作。

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店内では豆も購入できるが、水が変わると味わいも変わるため、遠方の客のなかにはお店の湧水を持ち帰る人も。


モモンガコーヒー
福井県大野市元町8-17
TEL:なし
営:10:00~18:00、土・日曜、祝日10:00~17:00
休:月・火曜、第3日曜
P:4台
席:カウンター7席、テーブル9席
Instagram:@momongacoffee


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武家屋敷旧内山家

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冬限定の絵障子はフォトスポットとしても人気。春の訪れが待ち遠しくなる鮮やかな色合いのなかに、ウサギが大野を楽しむ姿がかわいらしく描かれている。 
※今シーズンの公開は3/23(日)まで

離れに映える絵障子で
大野の魅力を学び知る

 幕末期、大野藩の再建に尽力した家老、内山良休・隆佐兄弟を輩出した内山家の屋敷を解体復元しました。切り妻造り平屋建ての数奇屋風書院で国の登録有形文化財になっています。母屋から渡り廊下で続く離れは冬になると絵障子で彩られ、内山家の瓦のモチーフともなった子孫繁栄を象徴するウサギが、大野市の観光やイベントを楽しむ姿として描かれています。なお夏場には涼しげな夏障子が設えられ、部屋から越前大野城を望むことができます。


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母屋と離れは渡り廊下でつながっていて、それぞれ明治、大正と作られた時代が違うため、部屋の趣が違うのもおもしろい。

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武家屋敷旧内山家
福井県大野市城町10-7
TEL:0779-65-6122
営:9:00~16:00、日曜、祝日9:00~17:00
休:年末年始
P:近隣に無料駐車場あり
¥:300円、中学生以下無料


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米の菓 ゆめすけ

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みたらし、焼しょうゆをはじめとする人気の5品をお得に味わえる「おまかせセット」(803円/テイクアウト788円)。独り占めしても、シェアしても◎。
※セット内容と価格は変更する可能性あり

焼きたてがうれしい
もちもちの夢助だんご

 一本一本丁寧に焼き上げられたあたたかいもちもちの出来立てをいただける「夢助だんご」。地元大野産コシヒカリ100%のだんごはお米の風味がしっかり感じられます。みたらしのほか、季節限定を合わせて16種類の味からチョイスでき、1本からオーダー可能。注文してから焼くため少々時間はかかるものの、待ってでも食べたいと県内外から人が訪れます。


米の菓 ゆめすけ
福井県大野市吉野町110
TEL:0779-66-3021
営:9:00~17:00
休:水曜、第2・4火曜
P:22台
席:テーブル18席、2階座敷16席
Instagram:@komenoka_yumesuke


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山元醤油味噌醸造元

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この時期限定の「はまなみそ」(450円)ほか、「特吟醸醤油」(1L650円、150ml250円)、「蔵だし醬油」(550円)、「名水味噌」(690円)、「福喜樽」(580円)など、90年変わらぬ昔ながらの手作りのしょう油と味噌が揃う。

昔ながらの木桶で醸す
名水仕込みの醤油味噌

 昭和3年の創業以来、大野の天然水を仕込みに使い、木桶で発酵、熟成させるという昔ながらの手法でしょう油や味噌を作り続けている店。この時期のおすすめは「はまなみそ」。しょう油もろみをベースになす、しその実、白ごまを入れた福井県嶺北地方特産のおかず味噌で、ごはんのおともだけでなく、炒めものや田楽など料理にも使える便利な一品です。


山元醤油味噌醸造元
福井県大野市元町2-8
TEL:0779-66-2106
営:8:30~18:00、日曜8:30~15:00
休:年末年始
P:なし


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古民家レストラン 茶屋おがまち

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マスカルポーネチーズをたっぷり使った抹茶ティラミスにきなこをトッピングした数量限定の「おがまちスイーツ」(550円)。

大正初期の古民家で
料理とスイーツに舌鼓

 かつて木工職人が多く住み、おがくずが出る通りとして名のついたおがまち通りにある大正初期の古民家を改装したレストラン。歴史を感じる店内でいただけるのは名水に育まれた地元食材を中心に丁寧に作られた料理やスイーツ。なかでも一番人気は特産の九頭竜まいたけを使った丼膳。シャキシャキとした食感と香りのよい黒まいたけの天ぷらをのせた丼とおろし蕎麦のセットで、地元大野の味をダブルでたっぷりと満喫できます。


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ボリュームたっぷりのまいたけ天丼とおろしそばがセットになった「九頭竜まいたけ丼膳」(1,350円)。さっくりとした衣の中に芳醇な香りが閉じ込められた黒まいたけの天ぷらは絶品。

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窓の近くのテーブル席やカウンターからは美しい庭を見ることができ、食事やお茶を楽しみながらゆっくり過ごすことができる。


古民家レストラン 茶屋おがまち
福井県大野市明倫町6-29
TEL:0779-66-1238
営:ランチ11:00~14:00、カフェ14:00~17:00、
  ディナー17:00~20:30(LO20:00)
休:月曜、ほか不定休あり
P:17台
席:カウンター6席、テーブル72席


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