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おでかけ Leisure

【新潟へ日帰り旅】自然と暮らしと芸術が融合する街で訪れたい5つのスポット~新潟県十日町市~

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 新潟県南部と長野県の県境に位置する十日町市。里山の棚田や国内有数の大峡谷など自然豊かな場所であり、世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が開催されるアートの街でもあります。自然と暮らしと芸術とが見事に融合する十日町へ、新たな旅の思い出を作りに行きましょう。



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清津峡渓谷トンネル

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赤くバックライトで照らされた鏡が壁面に散りばめられ、峡谷の柱状の岩肌の風景をよりアーティスティックに演出する

ダイナミックな狭谷の自然美と
アートが織りなす映えスポット

 清津川の美しいエメラルドグリーンの清流を挟み、切り立つ巨大な岩壁による見事なV字型の大峡谷。富山の黒部峡谷、三重の大杉谷とともに日本三大峡谷に数えられるここ清津峡の壮大な景色は季節ごとに表情を変え、訪れる人々を魅了しています。

 そんな峡谷の魅力をさらに高めているのがアート作品。清津峡を安全に楽しむための「清津峡渓谷トンネル」は一つのアート作品になっており、フォトジェニックな空間として人気です。とくに、トンネル最奥のパノラマステーションはひんやりとした沢水の鏡によって幻想的な風景が作り出され、一番の映えスポットとなっています。また3ヵ所ある見晴所では柱状のダイナミックな岩肌をいろんな視点から楽しめる仕掛けがなされていて、自然とアートが織りなす造形美をたっぷり堪能できます。


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潜望鏡と名付けられたエントランス施設2階には足湯も。頭上を見上げれば丸い鏡に反射した清津峡の風景を見ることができる。

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音や光でミステリアスな雰囲気を醸し出す全長750mのトンネルは潜水艦に見立てられており、見晴所は潜望鏡をイメージしている

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エントランス施設にあるショップには、十日町で作られたお菓子などが数多く並び、どれもお土産にぴったり。


清津峡渓谷トンネル
新潟県十日町市小出癸2119-2(清津峡渓谷トンネル管理事務所)
TEL:025-763-4800
営:3~11月8:30~17:00(最終入場16:30)、12月~2月末9:00~16:00(最終入場15:30)、
エントランス施設(カフェ、ショップ、足湯)9:00~16:00
休:無休 
※降雪状況などによって臨時休坑あり
※エントランス施設は12月~3月末まで閉館
P:あり
¥:大人1,000円、小中学生400円
※「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2024」開催期間中の土・日曜、祝日、紅葉シーズンなどの繁忙期は事前予約制。詳しくはHPで確認。


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山ノ家 カフェ&ドミトリー

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「旬菜のキッシュプレート」(1,200円)。こんがり焼かれたキッシュはボリュームたっぷり。スープやサラダにも地元野菜がふんだんに使われ、内容は季節によって変化する。

ダブルローカル視点の
地場野菜たっぷりごはん

 都市と里山、2つの拠点をもつダブルローカルな店主らが営むカフェ。新鮮な地元野菜をたっぷり使った手作りごはんやスイーツをいただきながら過ごす店内は古い家具を活用したインテリアにモダンテイストが共存し居心地がよいです。空間デザインが本業とだけあって、ここには空間を楽しむ仕掛けが施され、それを感じてもらえたらと店主は語ります。2階には宿泊施設もあり、ダブルローカルだから知りえる豊かな里山の情報発信の場ともなっています。


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きゅんとしたベリーの酸味とアイスの冷い甘さがしみる「3種のベリーと岩塩アイスのパルフェ」(700円)。

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棚に並ぶ雑貨は店主とゆかりのあるアーティスト作品や店内で使われているこだわりのアメニティなど。見ているだけでも楽しい。


山ノ家 カフェ&ドミトリー
新潟県十日町市松代3467-5
TEL:なし
営:12:00~18:00
休:Instagramのカレンダーを確認
P:あり
席:テーブル14席
Instagram:@yamanoie


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蕎麦&だいにんぐ にし乃

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へぎという器に盛られたへぎそばは1枚を数人で食べ分けるのがスタンダード(3人前2,700円)。地元でとれた新鮮な「野菜の天ぷら」(850円)と一緒にいただくのがおすすめ

喉ごしのよいへぎそばと
地元産ポークに舌鼓

 へぎそばの発祥地でもある十日町。ここ『にし乃』のへぎそばは十日町産のそば粉を布海苔でつないだ100%地元産。地元のしょう油を使用し丁寧に作られたつゆにつけていただけば、豊かな香りが広がりつるりとのどを通り抜けます。そば以外も充実し、人気の「本日の肉Lunch」(1,400円)では、地元つなんポークを使ったジューシーなハンバーグや生姜焼きなどを日替わりで楽しめます。


蕎麦&だいにんぐ にし乃
新潟県十日町市高田町3西
TEL:025-757-0770
営:11:00~14:00(LO)、17:30~21:00(LO)
※月曜、水・木曜夜は予約のみ営業
休:火曜
P:14台
席:1F座敷15席、2F座敷25席


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越後松代棚田群 星峠の棚田

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日本の原風景のような星峠の棚田は農水省の「つなぐ棚田遺産」にも選ばれた。NHK大河ドラマのオープニング撮影地としても有名になった。

米どころを代表する田園の
壮大な風景にため息

 米どころ新潟の十日町にはいくつもの棚田が点在し、なかでも約200枚もの水田が山の斜面に広がる『星峠の棚田』は一番の人気スポット。四季折々、さまざまな顔を見せる棚田のベストシーズンは春と秋。田んぼに水が張られ水鏡がきらめき、早朝には雲海が見られることもあり、まさに絶景。ただし私有地なのでマナーを守って見学しましょう。


越後松代棚田群 星峠の棚田
新潟県十日町市峠
TEL:025-597-3442(松代・松之温泉観光案内所)
営:見学自由
休:12月~4月下旬は降雪のため車の進入不可
P:20台


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鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

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カラフルな流木作品となった閉校時の最後の3人の生徒たちが楽しげに動き回る体育館。入り口の大きなヤギの鹿威しが動力となり、かつての学校をいきいきと再現している。

豊かな里山に展開する
壮大なアート空間

 十日町市鉢集落の廃校となった旧真田小学校。ここでは「大地の芸術祭」の作品の一つとして絵本作家の田島征三氏と集落の人などの協力で空間をめいっぱい使った絵本『学校はカラッポにならない』が展開されています。閉校時の3人の生徒や思い出を食べるお化け「トペラトト」などが木造校舎を飛び回り、校庭には多彩な生き物が暮らしており、新たな息吹がもたらされた学校は多くの感動を与えてくれます。見て触れて感じて、里山の壮大なアートを楽しみましょう。


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教室には3人の生徒と先生の在りし日の授業の様子が再現されていたり、お化けが躍っていたり。見ているだけでワクワクしてくる。

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廃校となった旧真田小学校の空間をリノベーションして壮大なアートに。校庭にはヤギも暮らし、命のケハイも随所に感じられる。


鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
新潟県十日町市真田甲2310-1
TEL:025-752-0066
営:10:00~17:00
※10月~11月は10:00~16:00
休:火・水曜 ※祝日を除く
※11/26~2025年4月下旬まで冬季休業
P:あり
Instagram:@ehontokinomi_toperatoto


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