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おでかけ Leisure

【長野へ日帰り旅】富山から車で約3時間!都市と自然が融合する5つのスポット~長野県松本市~

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 長野県のほぼ中央に位置する松本市は、『松本城』を中心とした城下町の風情を残す街並みに商業施設や教育機関などが揃っています。また北アルプスや美ヶ原など大自然に囲まれており、都市と自然が融合する街です。富山からは車で約3時間、ほどよいサイズ感で巡りやすい街・松本を訪れました。



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国宝 旧開智学校校舎

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明治9年に造られた校舎は、西洋建築に似せた擬洋風建築として高く評価されている。白い壁やベランダ、塔屋など独創的なデザインがおしゃれで、青空とのコントラストが美しい。

文明開化を伝える建造物の代表作
ノスタルジックな空間を楽しんで

 松本城近くにある『旧開智学校校舎』は令和元年9月30日に国宝に指定された、明治9年建設の擬洋風建築の美しさが際立った校舎です。明治6年に廃寺で開校され2代目の校舎として女鳥羽川沿いに建てられ、昭和38年3月まで実際に使用されていました。図書館や博物館など松本のさまざまな教室施設の発祥の母体にもなったそう。現在の場所には昭和38年1月から1年半かけて移築され、校舎の公開と教育の資料を展示する博物館の役割をもちます。
 
 西洋の建物に似たように見せるため、日本にある材料で鮮やかで美しく仕上げた校舎ですが、ところどころ寺の木材や扉を利用したり、白い天井は紙を何層にも重ねて作り上げた「紙天井」であったり工夫が見られます。昨年耐震補強を終えリニューアルし、多くの観光客を迎えています。


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外国から輸入したという色ガラスが正面バルコニーの窓に。カラフルでまさに「ハイカラ」だ。

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オリジナルの土産も並んでいる。看板の天使がかわいくデザインされた「エンゼル缶」やトートバッグなどが人気。

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貴重な資料が展示されている当時の教室には、使用されていた教科書などが時代の変遷がわかるように並んでいる。


国宝 旧開智学校校舎(こくほう きゅうかいちがっこうこうしゃ)
松本市開智2-4-12
TEL:0263-32-5725
営:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休:第3火曜(3月~11月)
 P:あり
料:一般(高校生相当以上)700円、
  小・中学生300円


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餅屋 と亀

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1番人気の「中華ちまき(800円)」は、信州豚の角煮や椎茸、あみえびなどをうなぎのタレをベースにした味付けに仕上げた。一つでも食べ応え十分だ。

うなぎの名店手掛ける
もち米の新たなかたち

『うなぎ すっぽん 山勢』の姉妹店として2024年4月にオープンしたテイクアウト専門店。伝統のもち米の文化に新風を吹き込む新しい楽しみ方を提案しています。「自然もち」(1,500円)は、松本産の古代米のもち米を使用。水分を少なくし、焼くとカンパーニュのような食感になり、ワインやチーズと一緒に楽しめます。人気のちまき、かきもちのどれも厳選した素材で手がけています。今後も喜ばれる商品づくりを追求していきます。


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「かきもち(800円)」のほか、おすすめの商品を並べている。かきもちは海外の観光客にも人気。

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ノスタルジックな雰囲気の店内は、木のカウンターと商品棚のみのシンプルな造り。高級感も漂う。


餅屋 と亀もちやとかめ
松本市中央3-5-11
TEL:0263-50-6070
営:10:00~18:00
休:月曜
 P:なし
Instagram:@and_kame


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信州城下そばと天ぷら やまとう

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人気の「小天丼とおそばのセット」(1,550円)は、打ちたてのそばと、その風味を引き立てるダシと季節の野菜を揚げた小天丼、ダッタンそば茶プリンもついてお得なコース。

松本城そばで営む名店
こだわりそばと天ぷら

 松本城のお堀での養鯉業に始まり、時代によって事業を変化させ130年もの歴史を重ねる『やまとう』は、5代目の平林裕一さんが蕎麦屋として守り続けています。八ヶ岳山麓のそば粉を石臼で挽く、香り豊かなそばは、県外のファンも多い。季節を感じる「変わりそば」も提供。地元野菜をサクッと揚げた天ぷらと自家製プリンも人気で、客の舌を唸らせおなかを満たします。


信州城下そばと天ぷら やまとう
松本市開智1-1-27
TEL:0263-32-3733
営:11:00~16:00
休:木曜、月に1度の水曜
 P:3台
席:カウンター11席、テーブル30席


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おやきと、コーヒー

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おやきのなかで人気の「野沢菜」と「つぶあん」はホテル宿泊者にチェックインの際にも提供されている。ハンドドリップされたコーヒーは深煎りと中煎りの好みをチョイス。

温泉街に馴染む空間で
一息おやきとコーヒー

 浅間温泉を盛り上げるプロジェクト「松本十帖」の一つで昭和初期の建物をリノベーションしました。長野の定番「おやき」は添加物不使用で店のために作られた、もちもちした生地に野沢菜やオリジナルの「りんごおさつ」、季節限定の具などが楽しめます。おやきのおともにはオーダーを受けてから豆を挽きドリップしたコーヒー。和と洋の組み合わせが歴史と融合し味わい深いです。


おやきと、コーヒー
松本市浅間温泉3-15-17
TEL:0570-001-810(松本十帖代表番号)
営:9:30~19:00(LO18:00)
 ※14:00~16:00はテイクアウトのみ
休:不定休
 P:2台
席:テーブル席16席
Instagram:@oyakitocoffee


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monbus

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食器や革製品、時計、ジュエリーに洋服。日常が豊かになりそうなアイテムが詰まった店内。時間を忘れて気に入るアイテムを探す楽しみが味わえそう。

お気に入りを見つけて
日常を豊かにデザイン

「使い心地の良い生活に馴染むもの」を提案する『モンバス』は2016年山と街に魅了され、鎌倉から移住した店主がオープンしました。ヨーロッパに仕入れに出向き、また国内でも確かな目で選んだ雑貨や衣類の数々。時計や花瓶などのヴィンテージ雑貨やオーダーで作っている洋服もあり、所狭しと飾られた様子はまるで宝箱。富山から訪れるファンもおり逸品との出合いが楽しめます。店主は「長く愛して使ってもらいたい」と話します。


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イギリスで買い付けたアンティークジュエリーはどれも1点もの。数千円からと価格帯は幅広く、歴史を感じる作品が並ぶ。

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イタリア「gicipi(ジチピ)」のカットソーは、心地よい肌触りと美しいシルエットが特徴だ。爽やかな色味で季節感を演出。


monbus(モンバス
松本市大手2-2-26
TEL:0263-88-2932
営:11:00~18:00
休:水曜
 P:なし
 ※近隣の提携駐車場利用
 (大手門駐車場、市営中央駐車場、アイパーク伊勢町)
 5,500円以上の買いもので1時間分サービス券進呈
Instagram:@monbus_life


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