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おでかけ Leisure

【滋賀県へ夏のぷち旅】琵琶湖にうかぶパワースポット「竹生島」を訪れる旅

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琵琶湖に浮かぶ「竹生島」内に鎮座する『都久夫須麻神社』。その竜神拝所からの絶景。

琵琶湖の北岸に位置する長浜市は、豊臣秀吉が初めて建てた城・長浜城の城下町。
長浜港から船で向かうパワースポット「竹生島」と、ノスタルジック&モダンな街並みの散策を楽しみます。

|滋賀県長浜市|

◆黒壁スクエア

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竹生島

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琵琶湖は波が比較的穏やかなので、船の揺れも少ない。竹生島は船でしか訪れることができない場所。90分の上陸時間で、島内を思う存分満喫しよう。

琵琶湖を航行する船に乗って
パワースポット「竹生島」に上陸

 長浜港からクルーズ船で約30分、琵琶湖に浮かぶ竹生島に到着する。周辺2㎞、面積0.14㎢の竹生島は、琵琶湖で2番目の大きさ。名前は「神を斎く島」に由来するといいます。

 土産店の立ち並ぶ参道を歩いて石階段を登ると、ご本尊に大弁才天を祀った『宝厳寺』が姿を現します。本堂に入ると弁才天坐像の周囲を琵琶を手にした「弁天様の幸せ願いダルマ」が囲んでいます。一つひとつ手描きで仕上げられているダルマは、少しずつ異なる表情が愛らしい。また国宝に指定されている「唐門」は豊臣秀吉が建てた大坂城極楽橋の一部を移築したもので、豪華絢爛な桃山様式の彫刻や鮮やかな模様が目を惹きます。

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『宝厳寺』の本堂にある弁才天坐像の周囲は、たくさんの真っ赤なダルマで彩られている。小さな赤いダルマの中に願い事を記した紙を入れて奉納すると願いを叶えてくれるそう。

舟廊下の先には国宝『都久夫須麻神社』が厳かな佇まいを見せています。竜神拝所では土器に願いごとを書いて、鳥居に向かって投げる「かわらけ投げ」をする人が大勢いるでしょう。神秘的な美しさを秘めた竹生島での時間を楽しみましょう。

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『都久夫須麻神社』の本殿は、豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の束力使殿を移転したもので国宝指定を受けている。

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『都久夫須麻神社』にある竜神拝所は、竹生島で一番の絶景で「平家物語」にも登場する。土器(かわらけ)に願い事を書いて宮崎鳥居へと向けて投げると、願い事が成就すると言われている。


竹生島
発着場/滋賀県長浜市港町4-17 長浜港
乗船料/長浜港-竹生島(往復):大人(中学生以上)3,400円、小学生1,700円
問:琵琶湖汽船長浜港
TEL:0749-62-3390(8:30~16:30)

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まるいパン専門店 つるやパン

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「焼サバ」(310円)は、まるい食パンに塩焼きした鯖と大葉、甘酢漬け生姜がサンドしてある人気の昼サンド。提供は10:30~16:00(LO)だが、休日は売り切れ注意。

耳までやわらかい
“まるい食パン”

 70年以上前に創業し「サラダパン」「サンドウィッチ」など、地元の人たちに親しまれるパンを作ってきた『つるやパン』。こちらの2号店は耳までやわらかい“まるい食パン”にこだわったパン作りをしており、子供からお年寄りまで幅広い世代が訪れます。
 人気は、まるい食パンに焼鯖を挟んだサンド。長浜市には鯖にちなんだ郷土料理があることから考案されたそう。ほかにも、まるい食パンをスイーツ系から食事系まで多彩にアレンジしたパンが並んでいます。

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まるいパン専門店 つるやパン
滋賀県長浜市朝日町15-31
TEL:0749-62-5926
営:8:00~17:00
休:水曜、お盆、年末年始
P:平日2台、土・日曜、祝日6台
席:テーブル:店内5席、野外13席
Instagram:@maruishokupan

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賤ヶ岳リフト

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山頂から琵琶湖や余呉湖の絶景が望める。琵琶湖と空の青に、山々の濃い緑が生える。

賤ヶ岳山頂からの絶景を目指し
リフトでのんびりと空中散歩

 賤ヶ岳は羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と柴田勝家の決戦の舞台となった場所。「賤ヶ岳古戦場」として歴史ファンが多く訪れており、山頂の広場には秀吉の元で活躍し「賤ヶ岳七本槍」とも呼ばれた兵の旗や武将像もあります。
 春から秋は山麓からリフトが運行。6分間の空中散歩を楽しみながら山頂を目指せます。山頂に立つと目の前に感動の絶景が広がっており、琵琶湖に浮かぶ竹生島や比良山系、伊吹山、余呉湖が一望できます。気持ちのいい空気のなか、大自然を満喫しましょう。

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木々や草花に囲まれた山麓から、リフトに乗って山頂を目指す。


賤ヶ岳リフト
滋賀県長浜市木之本町大音
TEL:0749-82-3009
営:9:00~17:00(下り乗車は16:45発まで) 
休:不定休 ※冬季休業
P:66台
¥:片道:大人500円、小学生300円、幼児無料、
往復(プレゼント付き)大人900円、小学生500円、幼児無料
Instagram:@shizugatake_rift

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◆黒壁スクエア
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レトロな建築の『黒壁ガラス館』を中心に、おしゃれなカフェや雑貨店が立ち並ぶエリア。ノスタルジックな街を歩きながら、グルメやお土産を楽しもう。


湖のスコーレ

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ショップは衣食住にまつわるアイテムが充実。地域に根ざした品々が並ぶ。

衣食住のあれこれから
滋賀県の豊かさに触れる

 黒壁スクエアにオープンして3年目を迎える『湖のスコーレ』。スコーレとはギリシャ語で学校を意味しており、館内では地域の暮らしや文化にまつわる様々な学びを体験できます。広々としたショップには、滋賀県の魅力を伝えるアイテムをはじめ、全国からセレクトされた品々が充実。手作りの和ろうそく、朝宮茶、信楽焼の器や小物など、地域ならではのものはお土産にもぴったりです。
チーズの醸造室、醸造所、ギャラリー、ブックストアなどもあります。中庭に面したカフェも心地いいです。

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糀や味噌、どぶろくなどの製造を行っていて、店内から麹室や製造風景が見学できる。無農薬栽培のお米など、信頼を置く生産者から仕入れたものを原材料にしており、どの商品も特徴を教えてもらいながら購入できる。

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カフェには施設内で作られたチーズ、滋賀県の食材を使ったメニューなどが揃う。「近江牛の伊吹山発酵カレー(サラダ付き)」(1,350円)は、酒粕や熟成味噌を使ったカレーで、鮒寿司飯のクリームチーズと和えながら味わう。


湖のスコーレ
滋賀県長浜市元浜町 13-29
TEL:0749-53-3401
営:11:00~18:00、
カフェは11:00~17:00(LO16:30)、
コッペパンスタンド12:00~15:00
休:火曜
P:5,000円以上のお買い物で提携駐車場1時間無料
Instagram:@ umi_no_schole

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黒壁一號館 黒壁ガラス館

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国内外のガラス製品を集めた
黒壁スクエアのシンボル

 黒壁スクエアにある『黒壁ガラス館』は、明治33年に第百三十国立銀行長浜支店として建設された場所。黒漆喰の重厚な外観が印象的で、中に入ると亀甲模様の天井や細長い上げ下げ窓など、随所から当時の職人の技術の高さがうかがえます。
 食器やインテリア、アクセサリーなど、日々の暮らしを楽しむガラス製品が豊富に販売されているので、お土産選びにもおすすめのスポット。隣接するアトリエでは、吹きガラスやステンドグラスなどの制作体験もできます。

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黒壁スクエアでお出迎えしてくれる、ガラスインスタレーション“花経る小路”。季節ごとに姿を変えて、幻想的な美しさを楽しめる。


黒壁一號館 黒壁ガラス館
滋賀県長浜市元浜町12-38
TEL:0749-65-2330
営:10:00~17:00
休:無休
P:なし
Instagram:@kurokabeglass

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黒壁五號館 黒壁AMISU

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「滋賀かりんとう」は、発酵させた小麦の生地で作られている。カリッとした食感がクセになる。

風土が生み出した
湖国の恵みを持ち帰る

 自然の恵みが豊かな滋賀県の風土から生まれる品々を、ご自宅に持ち帰ってもらいたいという思いで商品をセレクトしている『黒壁AMISU』。地元のたくさんの生産者とつながっていることが伝わる品揃えです。近江牛の加工品や日本酒、滋賀羽二重餅を使った「滋賀伝統あられ」などの食品、高島帆布の製品、ご当地キャラクターとび出し坊やの「とび太くん」のグッズも並びます。ストーリーのある商品が多く、一つひとつが魅力にあふれています。


黒壁五號館 黒壁AMISU
滋賀県長浜市元浜町8-16
TEL:0749-65-2330
営:10:00~17:00
休:無休
P:なし

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カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店

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氷室守 抹茶小豆(1,100円)は、大粒小豆と白玉をのせ、宇治抹茶シロップをかけた逸品。

散策の途中のひと休みに
口当たりのやさしい天然氷

 黒漆喰の和風建築を生かした、黒壁スクエアの一角にあるカフェ。築100年の古民家を改装した店内には、くつろぎの時間が流れています。夏限定の「氷室守」は、日光の厳しい寒さの中で作られている天然氷を使用したかき氷。ひんやりと冷たく、やさしい口当たりは一度食べると忘れられません。抹茶小豆以外にも、マンゴーや城州白梅なども揃います。
 ほかにも「抹茶パフェ」「クリームあんみつ」など和の甘味を揃えています。また土・日曜、祝日は、卵かけごはんの朝食がいただけます。


カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店
滋賀県長浜市元浜町13-21 黒壁スクエア20号館
TEL:0749-65-0177
営:和菓子販売 9:00~17:00
※甘味の提供16:30(LO)、朝定食(土・日曜、祝日)10:00~ 11:00(LO)
休:水曜
P:なし
席:テーブル45席

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翼果楼

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「焼鯖そうめん」(990円)は、麺つゆに浸かったそうめんとは異なり、鯖を煮た甘辛い汁が麺に濃厚に絡む。

甘辛く煮込んだ焼鯖を
そうめんと味わう郷土料理

 長浜市には「五月見舞い」といって、農家に嫁いだ娘のもとへ娘を案じる親が焼鯖を届ける風習があります。その焼鯖とそうめんを炊き合わせて作る「焼鯖そうめん」は、湖北地域を中心に滋賀県全域で食べられている郷土料理です。
 提供している店舗のなかでも、黒壁スクエアにある『翼果楼』は「焼鯖そうめん」の専門店で、行列ができるほど人気が高いです。二日かけて甘辛く煮込んだ焼鯖は骨までやわらかく、細い素麺に煮汁がよく絡んでいます。しっかりとした味わいで、ごはんとの相性もいいです。

翼果楼
滋賀県長浜市元浜町7-8
TEL:0749-63-3663
営:10:30~ ※売り切れ次第終了
休:月曜(祝日の場合は営業、翌日休)
P:なし
席:小上がり15席
Instagram:@yokaro__sabasaba

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しぜん堂

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旬のフルーツで彩られる「季節のパフェ」(990円)など。果物はもちろん、地元で愛される『伊吹牛乳』を使ったヨーグルトソフトクリームも、さっぱりとしておいしい。

完熟フルーツの魅力を伝える
パフェやシェイクがお出迎え

 イチゴ農家が営む『しぜん堂』は、フルーツが主役のメニューが揃います。農薬を使わずに有機肥料で育てたイチゴ、滋賀県内の農家が手がけたメロンやマスカット、桃などを使って、季節ごとの味を作り上げています。新鮮なイチゴのメニューは12月末から5月上旬だが、それ以外の時期もイチゴソースをアクセントにしたスイーツを展開。バニラヨーグルトソフトクリームと手作りカスタード、イチゴソースが重なったパフェは、果物が一層おいしく感じられます。


しぜん堂
滋賀県長浜市元浜町11-30
TEL:080-3856-7177
営:11:00~17:00
休:火曜
P:なし
席:カウンター12席
Instagram:@ shizendo_1115

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