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【富山のたい焼き6選】個性豊かでアツアツのたい焼き【2023年最新】
熱々の「たい焼き」が恋しくなる季節。近年増えている新店から昔ながらの老舗まで、個性豊かな自慢の一匹を集めました。
◆もくじ◆
土九/金沢たい焼き
木村家のたいやき/たいやき
山長さかい/たい焼
日本一たい焼/日本一たい焼
鯛安日和/たい焼
たいやき わかば/たいやき
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たいやき工房 土九
金沢たい焼き(粒餡) 1匹 180円
能登大納言&白玉入り抹茶クリーム 1匹 280円
能登の塩と金沢の大野醤油が
コクを与え、旨さを引き出す
ファボーレにオープンして2周年になる『土九』は、石川県野々市市に本店を置く。店名はオーナーの先祖が江戸時代より営んでいた家業に由来し、廃業からときを経て約10年前に『土九』の創業により名を復活させました。
富山ファボーレ店で扱っているのは、店の看板でもある焼きたての「たい焼き」。北海道産の小豆を炊き上げた餡は、能登の塩と金沢の大野醤油で合わせて味を調えており、本店で手作りしたものを使っています。
生地やクリームは店の厨房で仕込んでいて、どちらも卵は加えていません。羽がパリッとして、鯛部分がモチモチとした生地は、お腹も心も満たしてくれます。2ヵ月ごとに季節限定餡も登場し、11・12月は渋皮栗あんがお目見え。
たいやき工房 土九
富山市婦中町下轡田165-1 ファボーレ1F
TEL:076-465-1636
営:10:00~21:00
休:ファボーレに準じる
P:あり
HP:tsuchiku.com、Facebook、Instagramあり
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木村家のたいやき 立山店
たいやき(小倉あん大納言、カスタードクリーム) 1匹 200円
選びぬいた素材で作る
サクサクの薄皮たい焼き
立山町にある『木村家のたいやき』は、表面から餡が透けて見えるほど皮が薄く、サクサクの食べ応え。餡はおだやかな甘みと濃厚な旨みが魅力。北海道十勝産小豆を原料に選び、糖度52度の粒餡を特注で作ってもらっています。
生地は国産小麦を使い、前日に仕込んだものを時間をかけて焼き上げます。1日に作れる量が限られているのはこのためです。神戸の洋菓子店から取り寄せるカスタードクリームも絶品。とくに休日は、売り切れがほとんどなので予約してから訪れて。
木村家のたいやき 立山店
立山町五郎丸136-1
TEL:076-463-0014
営:10:00~売り切れ次第終了
休:木曜
P:あり
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たい焼・たこ焼 山長さかい
たい焼 1匹 160円
焼きたてを頬張れば
笑みがこぼれる
万葉線の中新湊駅近くにある『山長さかい』は、「たい焼」「たこ焼」を二本柱に半世紀以上にわたり暖簾を守り続けてきました。
「たい焼」は小豆餡のみを貫き、北海道産の小豆を仕入れてお店で炊き上げます。中双糖で甘さを加えた餡はあっさりとした味わいで「甘すぎないのが、愛される理由」と言い、遠方から訪れるファンも多数。お客さんを待たせずに、いつも焼き立てを提供できるように、その日の天候やお客さんが訪れる様子を見ながら、朝から夕方まで焼き続けます。
たい焼・たこ焼 山長さかい
射水市桜町18-5
TEL:0766-84-3148
営:9:30~18:00(17:00以降は売り切れ次第閉店)
休:水曜、ほか不定休あり
P:なし
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日本一たい焼 富山高岡店
日本一たい焼(黒あん、カスタード) 1匹240円
鋳物釜で焼くからサクサク
尻尾まで、餡がぎっしり
全国に40店舗以上構える『日本一たい焼』の北陸唯一の店舗。黒あんとカスタードを定番に、ときには変わり種の味が登場することも。
焼き手は社内試験に合格したスタッフのみで構成されており、開店から閉店間際まで交代で焼き続けています。そのため、いつも焼き立てを買えるのが魅力。鋳物製の圧力式手焼釜をガス火で熱し、一釜に2匹、一周で16匹ずつ焼き上げており、サクサクの皮が小気味いい食感です。北海道産小豆で作る餡が、尻尾までぎっしりと詰まっています。
日本一たい焼 富山高岡店
高岡市戸出大清水541-1
TEL:0766-75-7758
営:10:00~19:00
休:不定休
P:20台
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たい焼き専門店 鯛安日和
たいあんびより
たい焼(つぶあん) 1匹 230円
(栗あん、モッツアレラチーズ) 1匹 250円
注文を受けてから焼き上げた
あつあつを召し上がれ
『鯛安日和』は、注文を受けてから鋳型に生地を流し、焼き立てをお客さんに提供しています。丸い形が特徴で、店主は「どこから食べてもおいしい」と胸を張ります。
12月中旬までは、期間限定で「栗あん」がメニューに並び、大きな粒が残る秋の味覚を存分に楽しめます。また、スタッフが賄いで食べていた「モッツアレラチーズ」も加わり、甘くない「たい焼」を求める人のハートをつかんでいまし。ふんわりとしたパンケーキのような生地も格別。電話での予約も受けています。
たい焼き専門店 鯛安日和
富山市太田80-129
TEL:090-2386-9107
営:11:00~18:00 ※売り切れ次第終了
休:月・火曜
P:4台
HP:Instagram:@taian_biyori
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たいやき わかば 富山店
たいやき 1匹 160円
創業から半世紀以上
一丁焼きを続ける
昭和46年開業の『わかば』は、東京たい焼き御三家といわれる四谷の『わかば』で7年半修業した先代が開きました。息子さんに代替わりしましたが、初代も焼き手を続けながら変わらぬ味を守ります。
お店に入ると、一丁焼きの型を返す音が響き渡ります。この型は高岡の鋳物工場で造られたもので、1つの重さは2kg。ガス火で型を炙りながら、じっくりと焼き上げていきます。
前日に仕込む粒餡は、とろ火で時間をかけて炊いているので、小豆に甘さが馴染んでいます。ザラメ糖を使っているため、まろやかな味と風味が魅力。餡のおいしさを堪能してもらうため、生地はパリッとして薄いのがポイントです。半世紀以上にわたり愛され続ける名店の味を、この冬も召し上がれ。
たいやき わかば 富山店
富山市清水元町2-9
TEL:076-421-1146
営:9:30~19:00
休:木曜
席:カウンター5席、テーブル12席
P:7台
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