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グルメ Gourmet

【富山の農園】農家さんが作ったこだわりの「ファーム食品」3選

魅力を知り尽くした農家さんだからこそ作れる、こだわりの逸品をご紹介します♪

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bossa farm
(ボッサファーム)
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写真左から、ドライフルーツ「オリエンタルスター」(40g 690円)、「ネヘレスコール」(40g 540円)、「マスカット・ベーリーA」(40g 540円)、「シャインマスカット」(40g 1,280円)。

天然由来の無垢なおいしさいっぱいの
手仕事ドライフルーツ

 さまざまな品種のブドウを栽培している『ボッサファーム』では、人気のシャインマスカットのほか、世界最古種といわれる巨大房・ネヘレスコールや、ワイン用品種であるヤマソービニオンといった珍しいドライフルーツ(干しブドウ)の加工も手がけています。

ブドウ一粒が持つおいしさをギュッととじ込めるように丁寧に作られ、普通なら抜き取られてしまう、栄養価が高い種まで丸ごと食べられるようにしてあるのも特徴的。黒部の名水で潤い、化学肥料を一切使っていない完熟ブドウには、あふれんばかりの糖分が湛えられていますが、ドライフルーツにして、さらに1年ほど寝かせたものは、角が取れたまろやかさも楽しめます。

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ブドウの収穫は、早い品種で8月下旬から。10月いっぱいまでの収穫時期には、土・日曜、祝日にブドウの直売所が開かれ、収穫体験もできます。

bossa farm
黒部市沓掛700-1 (直売所)
TEL:0765-52-1028
営:9:00~17:00
休:ブドウ収穫時期の土・日曜、祝日のみ営業
P:7台
※注文は電話、HPのお問い合わせフォーム、SNSより

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悠牧豚 株式会社
(ゆうぼくとん)
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一番おいしい状態で手軽に食べてほしいと、加熱調理を施して冷凍販売。写真手前「コンフィ」(1,000円)、写真奥左「ローストポーク」(1,200円)、写真奥右「悠牧豚昆布〆」(1,200円)。ほかに、生ハムやフランクなども販売。

身近に前例がなかった放牧養豚を敢行
豚肉のごちそうシャルキュトリー

 富山の里山で放牧養豚をする川瀬さんは、もともとは地域マーケティングのコンサルタント。街の課題に向き合うと、ほとんどの場合、たどり着くのは農家さんが抱える問題点でした。一生懸命作ってもどこで売ればいいのかと悩む声に、農業にこそマーケティングが必要だということに気付かされたそう。そこにチャンスを見出して農家に転身し福島県で3年間農業修業。勉強中にヒントを得て富山で起業したという経緯。

豊富な自然環境下でのびのび暮らす豚は、しなやかな赤身と爽快な甘みの脂身を持ちます。精肉店であれば、川瀬さんの豚肉商品は、国際便機内食や有名レストランで使われるなど一目を置かれる存在になっています。

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一般的な肥育期間の2倍をかけ、目が行き届く頭数だけ大事に飼育。ストレスなく育つ豚は、肉質が良く臭みもないきめ細やかな肉に。ときには、野山に分け入ることもあるそう。

悠牧豚 株式会社
富山市四ツ葉町20-21 (直売所)
問:u_kawase_3g@yahoo.co.jp、
  またはHP問合せフォームより
営:直売所営業は土曜のみ10:00~17:00
P:なし

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杉苗屋源四郎農場
(すぎなえやげんしろうのうじょう)
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ココアや抹茶、シナモン、ジンジャーといったパウダーをまとわせた「干し柿とりゅふ」(各420円、プレーンもあり)。干し柿をもっと知ってほしいという想いで試行錯誤。完成まで3年かかりました。購入はネットショップなどで。

「食」を大事に想う女性農家による
おいしく環境にもやさしい干し柿のお菓子

 昨年4月、農業に新規参入した女性農場主が作る干し柿加工品が話題に。非農家出身の河合さんは、建築関係の仕事に就き造園業を営む旦那さんと結婚。ずっと農業に関わり合いはありませんでしたが、出産を機に自然環境や食を見つめ直したそう。

果樹の栽培を仕事にしようと決めてからは、柿農家さんのもとで修業を積むなどして経験値を増やしていきました。全体の6割ほども摘果するという柿栽培は、干し柿になる過程で厳しく欠損品を排除していく世界。味は悪くなくても、形などが悪く商品にならない規格外品を加工した「干し柿とりゅふ」は、SDGsの観点からも注目されます。

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使う農薬量を半分に減らし、化学肥料を一切使わず大切に育てた干し柿。日本各地の有名干し柿を食べくらべした河合さんが選んだ南砺産三社柿を使用。

杉苗屋源四郎農場
南砺市安居590
問:akiyosan5@gamil.com
Instagram:@gen46_farm

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 今回ご紹介したお店のほかにも、富山のグルメをたくさん掲載しています! Takt5月号『気分いろいろ、ランチに行こう。』で、ぜひチェックしてみてくださいね♪



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