グルメ Gourmet
揚げたての絶品天ぷら! 食欲を倍増させる、天丼のお店をご紹介
黄金色に輝く揚げたての絶品天ぷらを、ホカホカの白飯にのせた天丼。衣やご飯に染みこんだタレが、さらに食欲を倍増させるはず♪
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天婦羅 天金(てんきん)
懐かしい記憶もよみがえる
創業からの味を守り継ぐ
天丼 1,480円(税込)
※小鉢、漬物付き。味噌汁は+250円(税込)
昭和3年に初代が関東の料理人とともに創業し、戦後間もない昭和20年からこの地で営業を続ける『天金』。丼つゆは、醤油や味醂などを合わせた濃いめの味を守り継いでいる。「天丼」も創業のころから変わらぬ姿で、馴染みのお客さんには、これしか食べないという人も。数十年ぶりに訪れた人に「懐かしい」と言われることも多いそう。素材によって衣の厚さを変える、揚げたてを丼つゆにくぐらせるなど、3代目の丁寧な仕事が冴え渡る。
天金
富山市北新町1-1-9
TEL:076-432-4831
営:11:30~14:30(LO)、17:30~20:30(LO)
休:日曜 ※祝日不定休
P:3台
席:テーブル12席、小上がり・座敷14席
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天婦羅 天米(てんよね) 掛尾店
丼つゆの旨味を吸った
揚げたて天ぷらが格別
天丼 2,400円
※赤だし、お新香付き
厨房を囲むようにカウンター席が設けられた『天米』は、パチパチと鳴る油の音がBGMのように響き渡る。店主は「炊きたてのご飯、揚げたての天ぷら、沸く寸前の丼つゆが、天丼のおいしさを作る」と言い、魚津の文化町通りで創業した父の味を、大切に受け継いでいる。丼つゆも、先代の頃から継ぎ足しながら使っているそうで「玉杓子で丼つゆをかけるのに3年かかったんだよ」と笑う。「天丼」は『天米』の代名詞と呼べる存在。海老2本、キス、かき揚げを、つゆに浸してからご飯にのせる。丼を手に持って、つゆの染み込んだ天ぷらとご飯を掻き込むように味わってほしい。
天米
富山市掛尾町340-3
TEL:076-492-6966
営:11:30~14:00、17:00~21:00(LO20:30)
休:水曜(祝日の場合は営業)※木曜不定休
P:12台
席:カウンター9席、テーブル8席、小上がり・座敷10席
Instagram、LINEあり
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日本料理 海風亭(かいふうてい)
白えびの香ばしさと
タレの重層的な旨味が魅力
白えびかき揚げ天丼 1,500円
※サラダ、小鉢、味噌汁、漬物付き
魚津駅前にある『海風亭』は、富山の海の幸を使った料理が自慢。ご飯ものも評判で、海鮮丼やバイ飯に並んで「白えびかき揚げ天丼」も人気を集める。岩瀬漁港に水揚げされた白えびは、殻付きのまま玉ネギや椎茸などと一緒に時間をかけて揚げている。白えび特有の香りと野菜の甘味、サクッとした食感が持ち味。自家製ダレは30年近く変わらぬレシピで作っており、濃口醤油に三温糖や味醂、香味野菜、手羽先の脂を加え、奥深い旨さを作り出す。もともとご飯と天ぷらの両方にかけていたが、天ぷらの食感を楽しんでもらうために、今はご飯のみにかけてタレは別添えにしている。
海風亭
魚津市釈迦堂1-13-5
TEL:0765-22-7303
営:11:30~14:30、17:00~22:00(LO21:00)
休:日曜 ※祝日の場合は要問い合わせ
P:7台
席:カウンター7席、テーブル4席、小上がり・座敷20席
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いかがでしたか? ほかにも食欲をそそられる天丼のお店を、Takt11月号の『オトメ・ラ・グルメ』で紹介しています。ぜひお手にとって、チェックしてみてください!
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