毎日更新!富山県のおすすめグルメ、楽しいイベント情報が満載。日刊オンラインタクト

読者プレゼントに応募 オンライン購入オンライン購入

タクト会員について 読者プレゼントに応募

Follow us インスタグラム フェイスブック ライン ツィッター タクト会員について

毎日更新!富山県のおすすめグルメ、楽しいイベント情報が満載。日刊オンラインタクト

インスタグラム フェイスブック ライン ツィッター

暮らし Life

【富山の「整える」】心が動く一枚を取り入れて、食卓を整える


梅雨の季節、家で過ごす時間が少しだけ増える。
いつもより、暮らしに目を向ける余白が生まれるとき。
今月号のテーマは「整える」です。

富山県内で制作活動をしている作家さんや、素敵な器を取りそろえるお店にお話を伺いました。


105868_02.jpg


● 目次 ●


・ ・ ・ ・ ・ ・

たこあつこ陶芸工房

105868_03.jpg
全面ガラス張りで光がたっぷりと降り注ぐ空間に、カラフルで愛らしい器たちが所狭しと並ぶ。


「好き」を原動力に生まれる
心がほっこりするカラフルな器

 たこあつこさんが陶芸を始めたのは、会社勤めをしていた20代の頃。「一生続けられる趣味がほしい」と探していたとき、母が陶芸を体験してきたのをきっかけに、陶芸教室へ。『匠の里』で制作を続け、絵付けと出合います。丸い器にはじめと終わりがつながる世界観を、一発勝負で描く。紙に描くのとは違う面白さに夢中になりました。結婚を機に射水市の自宅に工房をつくり、作品作りに専念。動物や植物など愛らしいイラストを、やさしい色合いで器に描きます。大切にしているのは「楽しんで作ること」。楽しんで作らないと、良い作品にはなりません。行き詰まったときは一度手を止め、タイミングを待ちます。「好き」を原動力に生まれる器たちは、手にする度に心がゆるみ、日々の食卓に寄り添ってくれます。


105868_04.jpg
葉っぱのモチーフをあしらった「桶型の器」(4,400円)。主菜やサラダなど、どんな料理にも幅広く使える万能な1枚。

105868_05.jpg
肉球をイメージした持ち手がついた「くまの手のマグ」(4,400円)。とぼけたようなくまの表情が愛らしい。

105868_06.jpg
12色のパレットをもとに、混色して多彩なカラーを生み出す。焼成前の器に針で細い線を彫り、色をのせて焼き上げる。


たこあつこ陶芸工房
射水市東太閤山2-81
TEL:090-8703-1461
Instagram:@takoatsuko
※普段は奥にある工房にて作業。
インターホンを鳴らすか、事前に電話等
て連絡をして開いているか確認を。


・ ・ ・ ・ ・ ・

川西知沙

105868_07.jpg
ある時「チューリップの模様を描きたい」と思い付き、モチーフにしてみるとお客さんからも好評。それ以来、植物をモチーフにした作品を多く制作している。


食卓にそっと寄り添う
やさしい色合いの繊細な植物

 のどかな田園風景に溶け込むように佇むアトリエ。棚には、やわらかな色合いと繊細な彫り模様が印象的な作品が並びます。幼い頃から手を動かして何かを作るのが好きだったという川西知沙さんは、京都の美術大学で陶芸を専攻。卒業後は栃木の益子焼の製陶所で働きながら、夜はろくろの練習に励みました。その後、磁器を学ぶべく岐阜県多治見市の学校へと進みます。それぞれの土地で磨いた技術をもとに作品作りを続け、2020年に氷見へ工房を構えます。こだわりは、適度に余白を作りつつ、器の全面に色や模様をのせること。正面だけではなく、ふと手に取ったときにどの面からも模様が目に入るように、「使って楽しい」デザインを心がけています。植物をモチーフにした繊細な器たちが、食卓に馴染みつつも華を添えてくれます。


105868_08.jpg
何を入れてもちょっと贅沢な気分に浸れそうな、華やかなデザインの「デザートカップ」(5,720円)。

105868_09.jpg
ぷっくりとしたリボンと、色鮮やかなブーケが印象的な「リボン付きフリーカップ」(4,290円)。普段使いしやすい淡いカラーを中心に選ぶ。

105868_10.jpg
現在は東京を中心に各地で個展を開催し、中国でも大人気。個展の初日は在廊し、お客さんの反応を直接見るのがモチベーションとなっている。


川西知沙(かわにし ちさ)
Instagram:@chisakawanishi
※5/27(水)から石川県で
ミニ個展を開催予定。
詳しくはInstagramをチェックして。


・ ・ ・ ・ ・ ・

suzakudo

105868_11.jpg
色やサイズも豊富で、1,000円以下の食器が主流。どれもリーズナブルなので同じものを複数枚買いそろえる人も多い。食品が映える青色の食器も人気商品の一つ。


かわいらしくてリーズナブル
心ときめく器で日々の生活に彩を

 古き良き趣を残し、個性的なショップがそろうエリアとして注目されている滑川市瀬羽町。その一角に雑貨店『suzakudo』はあります。築70余年の古民家を生かした店内にセンス良く並ぶ商品の主力は美濃焼の器。とかく忙しい日々の中でも、器を変えるだけで食卓の印象は驚くほど変わり、気持ちが上がるもの。そう語る店主がセレクトするのは、重ねて収納しやすく、食洗機や電子レンジにも対応した使いやすいものばかり。どれも手に取りやすい価格帯で、色や形、柄、大きさもさまざまだから、組み合わせを考えるのも楽しい。買ってきた総菜やスイーツも、お気に入りの器に移すだけでぐっと引き立ち、食卓がすっと整います。そんな日々の暮らしにささやかなときめきを添えてくれる器を、ここに見つけに来ましょう。


105868_12.jpg
ふちにフリルのついた美濃焼の皿(440円~880円)は店主の一押し。シンプルなのでどんな料理にも合わせやすく、手持ちのお皿ともなじみやすい。プレゼントにもおすすめ。

105868_13.jpg
マニアもいるほどの人気の箸置き(550円~)。花や動物、富士山やパンなど、モチーフがさまざまなら、美濃焼や木、金属など素材もさまざま。あれもこれもとついつい欲しくなる。

105868_14.jpg
一般的に、家の中での食器のスタメンは食洗器や電子レンジ使用可で扱いやすいものではないかという利用者目線で商品を選ぶ店主。美濃焼がその条件にピッタリなのだとか。


suzakudo(スザクドウ)
滑川市瀬羽町1835
TEL:非公開
営:10:00~16:00
休:火・金曜 ほか不定休あり
 P:3台(近隣に市営駐車場もあり)
Instagram:@suzakudo


・ ・ ・ ・ ・ ・

林ショップ

105868_15.jpg
青や淡いピンクの渋い色合いが特徴的な河井一喜、達之兄弟の器(写真中央の6寸鉢6,600円など)。いろんな料理が映える色合いは人気が高い。洗った後の拭き心地がいいという購入者も。


想像が広がる「いい」器と出合い
愛着が深まる心地よい食卓へ

 器を中心とした民芸品を扱う富山市総曲輪の『林ショップ』。店に並ぶのは店主が「いい」と思うもの。作家の工房へ自ら足を運び、ものから受ける直感的な魅力を大切に選んでいます。例えば器は料理を乗せる道具。淡い桜色の皿にはグリーンアスパラを、ガラスの鉢にはプチトマトをと、器から料理を盛るイメージが自然と膨らんでいくのが「いい」ものだといいいます。一つひとつ手作りだから、同じものでも色味や模様が微妙に異なります。そんな違いを楽しむために、あえて2枚以上の組で揃えてみるのもいい。同じ作家のものや形をあわせることで食卓が心地よくまとまるはずです。そして使うほどに愛着がわき、日々の食卓が少しずつ整っていきます。そんな器との出合いが、ここにはあります。


105868_16.jpg
使うほどにつやが増す漆椀(12,650円)は林源太さん作。軽く、口当たりがよく、断熱性に優れているのが漆の器のよさ。熱い味噌汁や湯豆腐などを入れても、しっかりと手に持てる。

105868_17.jpg
絶妙な色味とシンプルな形に一目で気に入ったという山下達巳さん作のガラス鉢(4,950円)。サラダによし、トマトや果物を入れてもよし。どんな器に合わせてもなじむ。

105868_18.jpg
『きくち民芸店』を引き継ぎ、16年を迎える「林ショップ」。ものがもつ魅力を共有できることが、いい出会いに繋がっていると店主。最近の一押しは織田達也さんの白磁の器。大きさと形が絶妙で、手触りもとてもいい。


林ショップ(はやし)
富山市総曲輪2-7-12
TEL:076-424-5330
営:10:00~18:00
休:水・日曜
※月2日ほど日曜営業あり。
 詳細はHPで確認を。
 P:なし
Instagram:@hayashishop_official


* * * * * * *


発売中のTakt6月号の特集は『整える、6月』

旬の食材を仕込み、食卓を整え、身体をいたわり、日々の備えを見直す。
あらゆる角度から「整える」を見つめ直し、これからの毎日にそっと寄り添うヒントを集めました。
読み物としても、手元に残しておきたくなる一冊として。
多くの方に届けたい特集です。


書店・コンビニで好評発売中


105864_08.jpg


※Takt6月号内で掲載されている価格は、消費税込の価格となっております。
※Takt6月号内に掲載されている情報は、すべて4月現在のものです。その後変更される場合があります。あらかじめご了承ください。


その他の暮らし記事