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【岐阜県へ秋の癒し旅】小さな城下町で土地ならではのグルメを~岐阜県飛騨古川町方面
小さな城下町として栄えた飛騨古川町。薬草にコロッケ、飛騨牛などこの土地ならではのグルメが多彩。お腹いっぱいになったあとは町家でのんびりくつろぐ贅沢なひととき。
|岐阜県飛騨古川町方面|
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IORI SETOGAWA(イオリ セトガワ)
暖炉の煙突が伸びる吹き抜けのあるLDK。プロジェクターを完備し7名まで宿泊可能なので、合宿やオフサイトミーティングにも。
一棟貸しの贅沢な空間
伝統町家に宿泊体験
『イオリ ステイ』は、飛騨エリアに点在する一棟貸し町家ホテル。飛騨古川には6棟のプライベート宿があります。歴史が息づく町家を地元の職人が改修しました。伝統文化を大切にしながら、モダンなデザインと最新の設備で快適性を追求。ひととき町の人となって、暮らすように旅をする楽しさを提供してくれます。
木の温もりあふれる飛騨家具、山中和紙を貼った障子や照明、飛騨の森の香りが感じられるアメニティーを採用するなど、室内には飛騨の自然のエッセンスが随所に。ホテルよりもプライベート感がある一方で、困り事の手助けはもちろん、求めれば観光スポットや食事処のアドバイスなどもしてくれるコンシェルジュの存在も心強いです。ぜひラグジュアリーで濃密な飛騨体験を。
川の鯉を見下ろせる通り側ほか、床の間付きのベッドルームも。トイレやシャワー、洗面も2 基ずつあり、グループでも安心。
湯舟は檜風呂と坪庭を眺める露天の壺風呂の二つ。プライバシーが守られたスペースで、気の合う仲間と思い切り開放感に浸れそう。
間接照明が美しいプライベートサウナ。蒸気を発生させるロウリュも楽しめる。水風呂との交代浴で、身体の巡りを調えてみては。
瀬戸川に面した築100年の『イオリ セトガワ』。大きな看板があるわけでもなく、街並みに溶け込んだ宿は、それぞれに個性が光る。
IORI SETOGAWA
岐阜県飛騨市古川町殿町
TEL:なし
営:チェックイン/16:00~20:00、チェックアウト/11:00
¥:1泊朝食付き1名30,000円~ ※2名1室利用時 ※2名から予約可
P:あり
E-mail:reservation@iori-stay.com
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味処古川
ごはんが進む「飛騨牛朴葉みそステーキ定食(上)」(3,190円)。朴葉の上で焼かれた味噌が香り立ち、飛騨牛のおいしさが際立つ絶品。
朴葉味噌でごはんが進む
飛騨古川ふるさとの味
市街地中心部に位置する町家造りの『味処古川』は、地元のお母さんたちが、人情味あふれる接客とおふくろの味で観光客をもてなす店。飛騨の味噌を使った「朴葉味噌定食」や、ちょっと贅沢な「飛騨牛朴葉味噌ステーキ定食」、ほかにも土日限定の「手打ちそば」や「飛騨古川ラーメン」、飛騨産のコシヒカリや野菜などを使った昼食が味わえます。特産品売り場が併設されているので、おみやげ選びにも便利。
味処古川
岐阜県飛騨市古川町壱之町11-3
TEL:0577-73-7100
営:10:00~14:00 ※みやげコーナーは16:00まで
休:不定休
P:なし
席:1Fテーブル48席 ※2Fテーブル54席は団体向け
HP:ajidokoro.jp
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三嶋和ろうそく店
ろうが固まりやすい季節には、朝4時から作業を始めるという七代目・三嶋順二さん。八代目の息子さんと、伝統の火を灯し続ける。
創業から二百余年の老舗で
和ろうそくの魅力を再発見
飛騨古川の地で江戸時代から七代続く『三嶋和ろうそく店』。手作りする「生掛け和ろうそく」は、まじりけのない100%植物性で、ススが少なく、風で消えにくいのが特徴。また、炎が上下に美しく揺らぎ、消したあとにふわっと良い香りが残るのも自然由来の魅力です。伝統を守りながらも、近年は神仏用以外に、らせんやツートンカラーの現代的な和ろうそくを手がけ、若い人からも好評を得ています。
三嶋和ろうそく店
岐阜県飛騨市古川町壱之町3-12
TEL:0577-73-4109
営:9:30~17:30
休:水曜、ほか不定休あり
P:なし
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ひだ森のめぐみ
12種類の薬草から好みのお茶を作って味わう「ティーセレモニー」約40分(1,500円)。90分のフルバージョンは3,000円にて。 ※要予約
まちおこしの旗印
薬草でおもてなし
約10年前から、「薬草」をまちおこしの旗印として、栽培や商品開発に力を入れてきた飛騨市。この施設では、薬草茶の試飲や薬草入浴剤・香り袋作りといったワークショップや、茶葉の販売をとおして、約250種類もの薬草が自生するという恵み豊かな飛騨の魅力を伝えています。クロモジやクズ、ドクダミなど、生活の知恵として長く役立てられてきた薬草がたくさん揃っているので、気になることは何でも“薬草コンシェルジュ”に相談してみましょう。薬草入りの塩やチョコクランチなど珍しいおみやげも注目してみて。
薬草や生薬が展示され、気軽に学んで体験できるスポット。シルクチーフの「薬草染め」や薬草の「コケ玉づくり」各1,000円も人気。
ひだ森のめぐみ
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-7
TEL:0577-73-3400
営:10:00~16:00
休:年末年始
P:なし
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飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯 すぱ~ふる
数百個のりんごが湯船に浮かび、甘酸っぱい香りに包まれるのは至福の時間。
日帰り湯で汗を流し
飛騨の自然を浴びる
飛騨市で最大級の温浴施設『すぱ~ふる』は、低張性で身体に浸透しやすく、さらさらしたやさしいお湯の日帰り湯。ウォーキングコースや果樹園に囲まれた環境で、大浴場ほか、薬草風呂、露天風呂、サウナも完備。森の息吹を全身で感じられる外気浴スペースも爽快。帰る前にひと汗流せば、まち歩きの疲れもリセットできそう。期間限定のりんご湯もお見逃しなく。
飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯 すぱ~ふる
岐阜県飛騨市古川町黒内1407
TEL:0577-75-3111
営: 11:00~21:00
休:火・水曜 ※祝日の場合は営業
¥:入浴料:大人700円、小学生300円
P:100台
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ひだコロッケ本舗 飛騨古川本店
看板商品の「ひだコロッケ」(300円)。レモンサワーやビール、ノンアルコールドリンクも販売されているので、おつまみとしても◎。
サクサク、ほくほく食感の
BIGサイズ飛騨牛コロッケ
おいしさ、大きさ、ともに並んでも食べたい旅のおとも、飛騨牛コロッケ。粗挽きの生パン粉の衣はサクサク、中は飛騨産もしくは北海道産の男爵イモがほくほく。A4~A5等級の飛騨牛が入り、ソース要らずのしっかり味で食べ歩きにはぴったり。「ひだコロッケ」のほか、辛党なら「激辛コロッケ」(350円)、お腹がペコペコのときは、竹炭入りの飛騨牛コロッケバーガー「くろ助」(500円)がおすすめ。
ひだコロッケ本舗 飛騨古川本店
岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
TEL:0577-73-3125
営:10:00~17:00
休:火・水曜
P:なし
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蕪水亭OHAKO(オハコ)
飛騨産の黒米など身体が喜ぶ食材を使った「薬草ランチプレート」(1,080円)。薬草ケーキとコーヒーor 紅茶のセットはプラス500円。
薬草のイメージが変わる
古民家カフェの彩りランチ
大正ロマンを思わせるノスタルジックな外観の『オハコ』は、明治創業の老舗旅館『蕪水亭』から派生した古民家カフェ。飛騨で採れる薬草をふんだんに使った、おいしくておしゃれなランチは、薬草のイメージを変えると話題に。メインのハンバーグには、血液の巡りを改善するといわれているメナモミを刻み入れ、桑の葉をバターソテーするなど、少しずついろいろな味わいとその薬効が楽しめます。また、稀少なピーベリー豆を使った「自家焙煎コーヒー」も店の推しメニューなので、ぜひあわせてオーダーしてみて。
ステンドグラス風の建具や、懐かしい小物のディスプレイなど、ノスタルジックな演出は店の随所に。
蕪水亭OHAKO
岐阜県飛騨市古川町壱之町3-22
TEL:0577-73-0048
営:11:00~16:00(LO15:30) ※ランチ11:00~4:00
休:不定休
P:あり
席:カウンター10席、テーブル18席、小上がり12席
Instagram:@ohako_hidafurukawa
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