【富山のキッチンカー】おいしくて充実したキッチンカー６選

　廃棄される県産材の木質ペレットを燃料に、500℃以上の高温で焼き上げるナポリピッツァは「マルゲリータ」、「マリナーラ」、「バンビーノ」、「クワトロフォルマッジョ」の４種類。そこに、自宅のある上市町の地域色を出した里芋を使ったピッツァなど、期間限定メニューが加わります。サラダの種類も豊富で、ローストビーフやローストポークは低温調理の自家製。野菜も一部栽培している。青空の下、焼きたてをその場で味わう爽快感は、店舗にも宅配にもない魅力です。

「自家製レモネード」（400円）。てんさい糖や三温糖、ハチミツなどに漬け込んだレモンを使った爽やかなテイストで、ピザとも好相性。

生ハムの下に新鮮野菜がたっぷりの「生ハムサラダ」と、オーブンで焼いたカボチャを、ニンニクやローズマリーとともに酢漬けした「かぼちゃのマリネ」（各500円）。

ピッツェリア哲

出店情報：Instagram：＠pizzeria_tetsuにて公開中

主な出店場所：黒崎屋(富山市寺島1456)第１・４金曜、ジュメル（黒部市牧野881-1）第２火・水曜、カシワストア(立山町前沢3082-12)

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THE SAND SWITCH

(ザサンドスイッチ)

「ベーコンエッグバーガー」（1,500円）は、大きな口でかぶりつきたい、肉々しさ満点のバーガー。ステーキカットに波型のクリンクルカットをかけ合わせた「フライドポテト」（400円）も大好評。

この味、このビジュアル

ようこそ映画の世界へ

　フードトラックで腕をふるうシェフの映画に感銘を受け、同じ仕様の車を購入。作品と同じく「キューバサンド」を販売している『サンドスイッチ』。

　ハラペーニョをはさんだ、ピリッと辛いBBQソースの「ビーフサンド」や、マーマレードのほのかな甘味が豚肉とマッチする「ポークサンド」のほか、バラエティーに富んだバーガーやマフィンが楽しめます。上下のバンズで、マスタードやリアルマヨネーズの塗り方を変えるなど、口にしたときの印象を考えた調理工程は丁寧そのもの。世界観あふれるトラックの前で、迫力あるバーガーを食べている時間も好きになれそうな味と空間です。

「ポークサンド」（770円）は、ローストポークのスライスとピクルス、トラックと同じ色をしたシュレッドチーズがたっぷり。バゲットの内側もこんがり焼くのが、おいしさの秘密。

THE SAND SWITCH

出店情報：Instagram：＠thesandswitchにて公開中

主な出店場所：オアフスタンド駐車場（高岡市出来田245-１）

月・火・水・金曜11:30～15:00

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トコトコテッチ

『きーぽんライスワークス』の無農薬の米粉のやさしい甘みがふんわり広がる。先の丸いマドラーで子供も食べやすいのがうれしい「くし」（１本200円）。

米粉と豆乳でふんわりもっちり

キュートな肉球型カステラ

　「知り合いのお子さんが、小麦アレルギーでベビーカステラを食べられないと聞いたのがきっかけ」と語る店主。富山のおいしい米粉を使えば、農家の人とアレルギーのある人の両方によろこんでもらえるのではと考え、商品開発をスタートしました。幼いころから猫が大好きで、自宅の飼い猫の肉球を自らスケッチし高岡銅器で焼き型を作成。富山の農業と伝統産業を応援したいという想いも込められた、かわいらしいカステラが完成しました。キッチンカーならではのフットワークの軽さで、保護猫活動のイベントや、地域の小さなイベントにも積極的に参加していくそう。

20個以上たっぷり入った「カップ入り」（1,200円）で、家族や友だちとおいしさをシェア♪　ついつい写真に収めたくなる、ぷっくりした肉球型で癒されよう。

トコトコテッチ

出店情報：Instagram：＠nikukyu_t3にて公開中

主な出店場所：富山駅前、魚津水族館（魚津市三ケ1390）

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謳うてっぱん（うたう）

｢上市産里芋入り｣(800円)は、もっちりした生地と里芋のねっとりとした食感がマッチ。生地にまぜるキャベツも、できるだけ県産のものを使っている。写真の付け合わせは、シソの実。

地産地消でヘルシーに！

グルテンフリーのお好み焼き

　『謳うてっぱん』の看板メニューは、｢グルテンフリーのお好み焼き｣。農産物直売所での勤務経験から健康志向の高まりを実感した店主が、小麦などに含まれるグルテンを除去したグルテンフリーのお好み焼きを開発。配合から焼き方に至るまで研究を重ね、県産無農薬自然栽培の米粉100％にすりおろした長芋を加え、ふわとろ食感を作り上げました。

　メニューは｢県産豚入り｣｢上市産里芋入り｣｢プレーン｣の３種類。甘めのマヨネーズと酸味のあるマスタードも自家製で、今後は付け合わせも自家製の｢葉わさびしょう油漬け｣に。旬の県産野菜を使った惣菜も数種用意するほか、暑い日やイベントには、そば粉のガレットや米粉ちぢみロールが登場します。詳しくはInstagramをチェック！

旬の地物食材をふんだんに使った｢混ぜそば｣(1,200円)。この日は、自家製のタケノコ昆布締め、キクイモの甘辛揚げ、フキ味噌、菜花の塩漬けなど。

昔からお好み焼きを食べるのも、焼くのも好きだったという店主。店名は｢人生を謳歌したい｣との思いから付けられた。

謳うてっぱん

出店情報：Instagram：＠utau_teppanにて公開中

主な出店場所：そよかぜ農産物直売所（富山市開286）、ゆのみこ温泉（上市町湯神子25）、滑川ショッピングセンターパスタ（滑川市上小泉1263）など

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ミスターおやき

薄皮なので、かぶりつくとすぐにジューシーな具材が現れる。『稲葉農園』の里芋や『福島農園』のえごまなど、たっぷりの野菜が好評。

お米農家の強みを生かした

モチモチの“新感覚おやき”

　魚津市のお米農家『NOROSHI FARM』が、「お米の可能性を伝えたい」「食品ロスをなくしたい」との想いから始めたキッチンカー。米粉のおやきは、小麦粉だけのおやきとは一味違ったモチモチ食感がポイント。中の具材には、サトイモやベニハルカ、エゴマなど、農家同士のつながりを活かして直接仕入れた、県産野菜をたっぷり使っています。天然酵母を使っているので香りがよく、米粉の甘さが感じられる生地は、パンともお餅とも違う新食感で、片手で気軽に楽しめるサイズ。店頭では冷凍販売もしているので、おやつや朝食に食べたい人はストックを。

「さといもおやき」「いもあんおやき」「すきやきおやき」（各350円）。生地や具材はもちろん、砂糖は島ザラメ、塩は天日塩など、調味料も選び抜いたものを使用。

ミスターおやき

出店情報：Instagram：＠mr_oyakiにて公開中

TEL：0765-77-0004

主な出店場所：NOROSHI FARM（魚津市観音堂1712）毎週火曜、サンプラザ魚津（魚津市駅前新町５-30）毎月第１土・日曜

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armador

（アルマドール）

ミンチ状にしたエビやタコ、イカやバイ貝などを入れ、アサリのダシで炊いた｢魚介のパエリアグリル野菜添え｣(1,000円)は、魚介の旨みがライスに染み込んでいる。

買い物帰りに気軽に立ち寄れる

日常に溶け込むイタリアン

　リストランテ『WINISTA』がプロデュースする鮮やかなブルーのキッチンカー。ランチや惣菜から本格料理まで種類豊富なイタリアンがテイクアウトでき、リストランテのクオリティが気軽に楽しめると好評。リピート率№１の｢鶏白レバーのパテ｣、真鱈とジャガイモのペースト｢マンテカート｣など、ワインに合うおつまみも揃います。メニューは日によって異なり、売り切れ次第終了となるため、黒板メニューをチェックしましょう。“support every life”をモットーに県内各地のスーパーの店先に登場するので、買い物帰りに立ち寄りたいです。