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【とやまもの】八尾の手仕事『tadas』の「あずま袋」をご紹介
情緒あふれる「おわら風の盆」で有名な富山市・八尾町。
この町に息づく手仕事で作られた「あずま袋」が、新たに「とやまもの」に加わりました。
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着物文化を発信する、アップサイクルブランド
「アップサイクル」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。SDGsやサステナブルといった取り組みでも注目されるアップサイクルは、資源を回収し、付加価値をつけて生まれ変わらせることを指します。富山市八尾町にある『tadas』では、日本全国から集まった着物を今の暮らしに合わせたアイテムへ仕立て直しています。世代を越えて受け継がれてきた着物が、また次の時代へと送り出されていく場所だといえるでしょう。
ミシンの音が響く空間も、心地よく感じる
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何にでも合う袋は、組み合わせも多様
『tadas』の「あずま袋」は日本らしい色合いのものが全5色あり、セットの革ベルトも4色から選ぶことができます。ベルトは、バッグの生産時に捨ててしまう上質なヌメ革の端を活用してアップサイクル。こちらは他の袋にも使用できるので、1個あると重宝しそうなアイテムです。あずま袋は着物はもちろん、洋服にも合わせやすく男女問わず誰でも使えます。着物を寄付してくれた富山県外の人向けに返礼品としても送っており、喜びの声がたくさん届いているそう。
左から、霞(かすみ)・翠(みどり)・菫(すみれ)・蒼(あお)・茜(あかね)
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日本だけでなく海外にも広めていきたい
『tadas』のアトリエがある八尾町は、有名な「おわら風の盆」のまちとして300年以上の歴史を持ちます。全国各地や海外からの観光客も訪れており、「日本の美しい着物文化を発信する場所としての役割をより一層感じる」と、代表の原井さん。八尾のまちの人々とともに独自の文化を継承し、時代を旅してきた数多くの着物を新たな形に変えていくブランド。ここで生まれたモノたちは、日本に留まらず世界へと羽ばたいていくことでしょう。
八尾のまちから、着物文化を発信する
tadas (タダス)
2018年5月20日に誕生した、着物アップサイクルブランド。「tadas」の由来は「糺す (ただす)」で、糸をより合わせ集めることを意味する。古くは養蚕のまちとして栄えた八尾町にアトリエがあり、着物の文化を発信している。
富山市八尾町上新町2696-1
TEL:076-482-6955
営:13:00~16:00、土・日曜11:00~16:00
休:火・水曜
P:共同駐車場あり
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▼今回ご紹介した特集の詳細ページはこちら
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