暮らし Life
新型コロナウィルスなどの感染リスクを防ぐ! オンライン診療の流れとポイント
新型コロナウイルス感染への不安から、医療機関での受診を避ける人も多い中、在宅で診察が受けられるオンライン診療が注目されています。今回は「オンライン診療」についての情報を『さわだクリニック』の澤田 樹佳院長にお聞きしました!
スマートフォンなどを使い
ビデオ通話で受診
オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどの情報通信機器を使って、ビデオ通話で医師の診察を受けられるもの。病院に行かなくてもよいため人との接触を避けることができ、ほかの病気に感染するリスクなく受診することが可能です。
オンライン診療を希望する場合、まずは受診を考えている医療機関でオンライン診療が可能かどうか、可能な場合は診療の方法などについて確認しましょう!
事前に登録が必要
医師が画面越しに問診
オンライン診療を受けるときは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの情報通信機器とインターネット環境が必要。当院の場合、オンライン診療サービスのアプリを導入しており、事前にダウンロードして、保険証やクレジットカード情報を登録する必要があります。
診察の予約はアプリから行います。予約した日時にアプリを開いて待機していれば、医療機関から呼び出しがあり、医師の診療が始まります。診察時間は10〜15分程度。医師が患者の第一印象から得る情報は少なくはなりますが、しっかりやりとりすることで補うことができます。
受診控えの悪化を防ぎ
診察料が安いメリットも
オンライン診療の一番のメリットは、来院しなくて済むこと。医療機関の受診を控える人が多い今、生活習慣病や持病のある人が受診を避けたため、症状が悪化してしまうのを防ぐことにもつながります。また対面診療に比べ、診察料が3割負担で300円安いというメリットも。
最近は、家族のサポートを受けた高齢の方や、県外からの利用も増えています。またオンライン診療なら、医療機関のない地域でも診療が可能です。
落ち着いて話せる環境で
症状をしっかり伝える
オンライン診療では、病状をしっかり伝えることが大切です。今までにかかった病気、飲んでいる薬、熱がある場合は体温の推移などをメモしておきましょう。また、診療は自分の部屋など落ち着いて話せる場所で受けましょう。利用者からは、「簡便で楽」「医師と話せて落ち着いた」との声もありました。来院に不安がある場合、医療機関に問い合わせるなどして、オンライン診療を活用してもらいたいと思います。
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いかがでしたか? 月刊「Takt」のコーナー「新・暮らしノート」では、毎日の生活で役に立つ情報や覚えておきたい暮らしの知恵などを、県内の専門家に解説していただいています。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
そのほか「新・暮らしノート」記事はこちら!
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