ちょっと遠くへ ＜石川県小松市＞おでかけスポット３選

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ちょっと遠くへ　＜石川県小松市＞おでかけスポット３選

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2019.09.24 更新

ちょっと遠くへ　＜石川県小松市＞おでかけスポット３選

　おでかけするのが気持ちいい季節になりました。９月10日発売のTakt10月号の『ちょっと遠くへ』では、石川県小松市を特集。豊かな自然や九谷焼などの伝統文化を活かした、新しいスポットが続々とオープンしています！　今回は注目のお店やスポットを中心に、読書やクラフトなど、秋のおでかけにぴったりなスポットを３つご紹介します♪

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九谷セラミック・ラボラトリー CERABO KUTANI

（セラボクタニ）

期間ごとに展示内容が変わるギャラリー。10月14日（月・祝）まで、

小松市と能美市が共同で初開催する産地の総合芸術祭「KUTANism」が開催されており、

期間中はギャラリーも会場の一つとなる

九谷焼の魅力を体感できる新スポット

隈研吾設計の建物にも注目

　今年５月に誕生したばかりの『九谷セラミック・ラボラトリー（通称：CERABO KUTANI）』は、九谷焼の“美”と“技”を体感できる複合型の九谷焼創作工房。日本を代表する建築家・隈研吾が設計した建物は特徴的な佇まいながら、里山の風景にもしっくりと溶け込んでいる。施設内では製土工場が稼働しており、小松市が誇る「花坂陶石」が粉砕され、九谷焼に使われる磁器土になるまでの工程を間近で見学できる。その隣には、九谷焼の製造工程を学ぶことができる常設展示や、作家による作品展示のギャラリースペースも。その場で気に入った作品を購入することも可能。体験工房では、ろくろ体験や手びねりでの成形体験、絵付け体験などさまざまな体験メニューを用意。伝統を継承しつつ、進化し続ける九谷焼の世界を、目で見て肌で感じよう。

１～30人まで利用可能な工房では、子供から大人までろくろでの器づくりや絵付けの体験ができる。

体験メニューはHPから予約ができ、当日予約できるものもある。自分だけの九谷焼を作ってみて。

CERABO KUTANI

石川県小松市若杉町ア91

TEL：0761-48-4235

営：10:00～17:00（最終入館は16:30まで）

休：水曜、年末年始

P：50台

料：一般300円、学生（高校生以下）150円

HP：cerabo-kutani.com

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農口尚彦研究所

（のぐちなおひこけんきゅうしょ）

酒器の形状や素材、温度を変えることでの違いを感じられるテイスティングボード。

四季折々の田園風景を愛でながら、地元の酒肴や和菓子とのペアリングを愉しめる。

ドライバーのためにノンアルコールコースも用意。

伝統的であり、革新的な

日本酒の楽しみ方を五感で体感

　“酒づくりの神様”の異名を持つ農口尚彦氏が、その技と想いを次世代に伝承すべく、2017年11月に開業した新酒蔵。日本酒が購入できるほか、完全予約制の日本酒体験プラン「酒事」を申し込めば、ギャラリースペースの観覧ととテイスティングができる。茶室のような空間で日本酒を味わうことができるテイスティングルーム「杜庵」では限定酒が味わえるほか、伝統的な季節の飲み方や、新しい日本酒の楽しみ方の提案も。贅沢で特別な日本酒体験が待っている。

テイスティングの前に、まずは２Fへ上がりギャラリーを見学。

例年10月～GW頃までは酒造りの様子を見ることができる。

農口氏の杜氏としての歴史や生き様を伝える展示も。

農口尚彦研究所

石川県小松市観音下町ワ1-1

TEL：非公開

営：9:00～16:00 ※販売所のみ

休：無休

P：あり

mail：info@noguchi-naohiko.co.jp

HP：noguchi-naohiko.co.jp

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KIZUKI BOOKS

（キズキブックス）

奥さんによってディスプレイされた店内の本たち。

表紙を眺めながら、気になる一冊を手に取って楽しみたい。

ノスタルジックな古本に囲まれて

ほっこりとした豊かなひとときを

　農機具のリサイクルショップに併設された古書店。オーナーがセルフリフォームしたどこかレトロな店内には、絵本を中心に、小説や実際に読んで役立った東洋医学をはじめとする健康関連の実用書など約４、000冊が並ぶ。親子連れはもちろん、絵本好きの大人や、仏教の本を目当てに訪れるお坊さんもいるそう。一冊一冊に、古本を通してカルチャーを大事にし、本を広げて豊かな時間を過ごしてほしいというオーナーからのメッセージが詰まっている。