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【岐阜へ日帰り旅】世界遺産「白川郷」の営みを訪ねる5つのスポット~岐阜県白川村~
伝統的な合掌造りの景観を残し、世界遺産にも登録されている「白川郷」。青い空と新緑のコントラストが美しい夏は、雪景色とは異なる白川郷のもう一つの魅力です。
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白川郷 お食事処 いろり
「飛騨牛 朴葉みそ焼定食」(1,950円)。薄切りの飛騨牛はやわらかく、味の濃いみそと絡めると、どんどんごはんが進む。店によって味が違う名物を食べ比べるのも一興。単品は1,130円。
いろりのそばで、飛騨の郷土料理
「朴葉みそ焼き」を味わう
白川郷での昼食は、合掌造りの趣ある建物で郷土料理をいただくのが醍醐味。食事とおみやげ選びを楽しめる『いろり』では、朴葉の上に糀みそをのせて焼く飛騨高山の伝統料理「朴葉みそ焼き」をはじめ、白川郷特産、通常の二倍の大豆で作るしっかり固めの「合掌とうふ」、お店イチオシのやわらかくて甘い「ひめたけの天ぷら」、地元で採れる山菜をふんだんに使った料理など、この土地ならではの味が楽しめます。
なかでもおすすめは、飛騨牛や野菜をみそと絡めていただく「飛騨牛 朴葉みそ焼定食」。蓋を開けたときに立ちのぼる湯気とこうばしい香りが食欲をそそる、期待を裏切らない逸品です。「合掌とうふ」や「ニジマスの甘露煮」、蕎麦も付いているので、郷土の味をあれこれ試したい人にはぴったり。
ダシで煮たあとに天ぷらにした姫竹(根曲がり竹)は、やわらかな食感が絶品。味付きの「ひめたけの天ぷら」(一皿450円)。
1階は店のシンボルのいろりをテーブル席や小上がり席が囲む。隣接するみやげ店とともに、2階は団体向けスペースになっている。
昭和54年に移築された、合掌造りの店舗。店の前には予約客のための駐車スペースがあるが、なるべく村営や臨時駐車場の利用を。
白川郷 お食事処 いろり
岐阜県大野郡白川村荻町374-1
TEL:05769-6-1737
営:10:00~14:00
休:不定休
P:せせらぎ公園駐車場を利用
席:テーブル14席、座敷45席、
2Fに団体用スペースあり
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城山天守閣
この店でしか味わえない「白川郷チュロス」は各600円。和三盆使用のオリジナルシュガー、抹茶、シナモン、チョコの4種類。
世界遺産の全景を望む
展望台でひとやすみ
城主の気分で、集落全体を一望できる『城山天守閣』は、展望台と、団体客向けの食事処、カフェ、みやげ品店が一体となったスポット。その絶景とともに話題なのが、インスタ映えすると評判の「白川郷チュロス」。合掌造りと漢字の“郷”を象ったチュロスは、小麦粉と玉子を使わない国産米粉の生地がサクッともちもちで、デザイン負けしないおいしさ。白川郷産「結旨豚」のバーガーや肉巻き団子もおすすめ。
フルーツ酢を使った「てんぼうだいソーダ」などのドリンク、お食事系の「飛騨牛バーガー」ほか、カフェメニューは豊富。
展望台は現在改修中。7月下旬には、これまで以上に快適にくつろげるウッドデッキが完成予定。ポスターでも見かける世界遺産の絶景をぜひ写真におさめたい。
城山天守閣
岐阜県大野郡白川村荻町2269-1
TEL:05769-6-1728
営:9:30~15:30
休:不定休
P:10台
HP:shiroten.jp
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白川郷 ぷりんの家
2022年の「日本プリンアワード」初代グランプリに輝いた「水ぷりん」(460円)。和のデザインの瓶もかわいらしい。
地元らしさにこだわった
白川郷のプリン専門店
ブームのプリンで、白川郷らしさを表現するこの店。定番の「なめらかぷりん」や、お茶の里・岐阜県加茂郡白川町産の抹茶を使用した「白川抹茶ぷりん」、お米入りでみその香りを楽しむ「五平餅ぷりん」など、個性豊かな商品のなかでも、地元の湧き水を使った「水ぷりん」は、透明感とすっきりとした味わいが新感覚と話題に。
白川郷 ぷりんの家
岐阜県大野郡白川村荻町702
TEL:05769-6-1700
営:10:00~16:30
休:水曜
P:せせらぎ公園駐車場を利用
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野外博物館 合掌造り民家園
加須良(かずら)地区から移築した「中野義盛家」内部。しっかりとした骨組みや、主要産業だった養蚕の道具を見学できる。
昔の暮らしぶりが分かる
合掌造り内部も公開
高度経済成長期に白川村を離れ、失われていった合掌造りの民家を移築して、保存公開する『合掌造り民家園』。園内には、県重要文化財指定の9棟をはじめ、25棟の合掌造りがあり、水車小屋、神社、寺本堂などを、かつてのままに再現しています。当時の生活を伝える野外博物館を歩けば、観光地とは違った側面が見えてきそうです。
野外博物館 合掌造り民家園
岐阜県大野郡白川村荻町2499
TEL:05769-6-1231
営:3~11月 8:40~17:00、
12~2月 9:00~16:00(入園は閉園の20分前まで)
休:4~11月 無休、
12~3月 木曜(祝日の場合は前日休)
¥:大人600円、小人(小・中・高校生)400円
P:せせらぎ公園駐車場を利用
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花水木 白川
一列に並んだツヤツヤの団子は、思わず写真に残したくなる盛り付け。甘いしょう油ダレでいただく「もちもち白玉だんご」(700円)。きなこ、あずきトッピングは各100円。
人々の暮らし感じる
穴場スイーツカフェ
本通りから少し離れたところにある『花水木 白川』は、集落で暮らす人々の生活を感じながらひと息つける穴場カフェ。白い割烹着姿で迎えてくれる店主は和服が趣味で、店内の壁には、タペストリーのように花嫁衣裳の着物が掛けられています。窓の外には長閑な風景が広がり、華やかさのなかにも落ち着きのある空間と、おしゃれな和スイーツが、お腹を満たし心を和ませてくれます。歩き疲れたらぜひ探してみましょう。
宇治産抹茶シロップのかかった「抹茶金時」は、抹茶茶碗に入ったおしゃれなかき氷。ミルク、あずき付きで1,100円。
大きな窓に面したカウンター席が人気。箸置きやぐい呑み、抹茶茶碗など、センスの良い和雑貨も販売されている店内。であい橋から徒歩3分。本覚寺の裏手にあるこの店は、本通りから少し離れているため、人混みを避けるのにおすすめのカフェ。
花水木 白川
岐阜県大野郡白川村荻町386-2
TEL:05769-6-1407
営:9:30~17:00(11:00開店の日もあり)
休:不定休
P:6台
席:カウンター6席、テーブル16席
HP:Instagram:@hanamizukishirakawa
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