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映画『たぶん杉沢村』公開直前!主演を務める富山出身 木林優太さんにお話を伺いました!!

2023年5月20日(土)・21日(日)、富山市ほとり座で上演される映画『たぶん杉沢村』。企画・制作は、映画監督の本広克行が主催するオンラインサロン「本広組 Creative Salon FOE」。監督は、2020年公開の監督作品「ドロステのはてで僕ら」で、第39回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭ホワイト・レイブン賞と批評家賞のW受賞をはじめ、23もの賞を受賞した山口淳太監督。そんな彼の手掛けた本作は、観客の想像を超越するどたばたオカルトコメディ。この作品の富山上映を記念して、主演を務める富山市出身の木林優太さん(23歳)にお話を伺いました。

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Q.主演が決まった時の気持ちは?

監督やプロデューサーに、自分で撮ったショートムービーを見てもらって選ばれました。舞台の経験はありましたが映画は初めてでしたし、プロとしてのデビュー的な作品になるので、期待と不安が入り混じる複雑な心境でした。

Q.出来上がった作品を観た感想は?

自分の演技を初めて見た時は、「わー、やっぱりもっとこうした方がよかったな~」とかいっぱい振り返ることがありました。舞台経験はありましたが映画は初めてだったので、声の張り方などのその違いを実感しましたね。

Q.映画や演劇との出会いは?

映画に目覚めたきっかけは、母親のひと声です。中学生の時、将来何をしたいかについて悩んでいたところ、「映画でも観てみたら?」と薦められたんです。どんどんのめり込んで、レンタルビデオ店の一角をすべて観終えてしまうほどでした。最初は洋画に、それから邦画へと好みが変わっていきました。エルヴィス・プレスリーとか昔の偉人が好きでした。だから当時は父母よりも、祖父母と話が合いましたね。

Q.役者になろうと思ったきっかけは?

とにかく映画を手あたり次第に観ていくうちに、役者になりたいと思い始めました。特に勝新太郎さんの『座頭市』という古い映画にはまりました。演出はもちろん、撮影所がどうなっているのかとか、映画に関するあらゆることに興味がわいてきました。

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Q.『座頭市』とはシブいですね?

作品だけでなく様々な武勇伝やお騒がせなイメージもありますが、意識してある種の宣伝というか、人ががやらないパフォーマンスをされていたと思うんです。今振り返っても映画の作り方は近代的で、当時は評価されなかったことも、型に縛られず果敢にチャレンジされていたのではないでしょうか。勉強すればするほど、その魅力に惹かれます。

Q.具体的な職業にしようと思ったのは?

映画好きが高じて、富山第一高等学校の演劇部に入りました。その後、桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻に進学しました。本当は映画に行きたかったのですが、映画と演劇の違いもわからない状態で、勢いのまま上京しました。

Q.勉強は大変ではなかったですか?

大変とは思いませんでした。座学もあって、制作の勉強もしました。どれも面白かったのですが、もともと演じる方に興味があったせいか、学べば学ぶほど、「役者が楽しい」「役者がやりたい」という気持ちが強くなりましたね。

Q.演じることに緊張はありませんでしたか?

もちろんすごく緊張するんですが、舞台の上で演じることの喜びは、緊張を上回るんですよ。初舞台は女装から始まったんです。役に深みを出したくて、女装する人はどう動き、どう喋るかを新宿2丁目まで体験しに行きました。そういう探求心が湧いてきますね。

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Q.役者の魅力ってなんでしょう?

やってみなければわからないことが多いとは思いますが、私は、未来がわからないことがいいと考えています。戯曲を読んでいると、色んな考えが自分の中に入ってくるんです。その時々の時代背景や社会問題、最近では人種問題なども深く考えさせられます。現実ではすべて体験するのは難しいことを、役を通して体現できるのはなんとも言えない魅力ですね。未来がわからないというよりは、未来に無限大の可能性が感じられると表現した方が正しいかもしれません。

Q.現在はどのような活動をしておられますか?

1年前に学校を卒業してからは、フリーランスで活動をしています。これからの活動を制限せず、可能性を広げていくために、特定の事務所に所属していません。紹介やオーディションで活躍の場を探しています。役が決まらない不安はないとは言えませんが、焦らず活動していくつもりです。自らショートムービーを撮って、コンペに出していこうとも思っています。

Q.将来の夢はなんですか?

一番憧れているのは、勝新太郎さんです。勝さんのように自分が一番面白いと思うものを自分たちで考え、創造し、作っていきたいです。

Q.これから役者を目指す人にアドバイス?

まだまだアドバイスをできるような立場ではないのですが、自分の心構えとして言うと、何より芝居が好きなことが大切だと思っています。その上で、自分の意見を持ち、個性をアピールしていくことが必要になってくると思います。芝居が上手いだけでは足りないんじゃないでしょうか。

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Q.富山に帰省されることはありますか?

年に何度かは富山には帰って来ます。春に帰省して、下村加茂神社の「加茂祭」やんさんま(流鏑馬)を見るのが定番ですね。何度か矢を取ったこともあるんですよ。実家では、おばあちゃんが作ってくれた、たけのこごはんを食べるのが楽しみですね。

Q.上映を楽しみにしている人へひと言!

ネタバレになるので内容はあまりしゃべれませんが、誰でも楽しめるオカルトコメディです。ホラーじゃなく、コメディとして期待して下さい、全く怖くありません。オカルトが好きな人、コメディが好きな人、映画を観るのが好きな人、映画を作りたい人にもぜひおすすめです。私の初めての映画のお芝居になるので、ぜひ観に来て下さい!

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若干23歳。決して出たがりとは言えなかった少年が、映画と出会い、芝居に魅了され、夢への第一歩を踏み出しました。秀でているものがないからとか、富山ではチャンスは少ないからとか、そういった言い訳は一切せず、好きだからこそ学び、鍛錬し、貪欲に前進し続けられる。話を伺って何より感じたのは、ピュアに夢を追い続ける青年の清々しさでした。そして、その一途さに勇気を与えてもらいました。今後どんな活躍を見せてくれるか楽しみで仕方ありません。これからの活躍を見守り、応援していきたいと思います。まずは主演デビュー作『たぶん杉沢村』へ、足を運びましょう!

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