グルメ Gourmet
【とやまもの】おいしい「富山のカニ」をご紹介
富山湾の独特な地形により、漁場が近く漁港までの距離が短いので、獲れたばかりの新鮮な紅ズワイガニが水揚げされます。
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富山のカニはおいしい!
富山湾の水深は約1,200m以上もあり、紅ズワイガニは約1,000mの場所に生息しています。この富山湾の独特な地形により、漁場が近く漁港までの距離が短いので、獲れたばかりの新鮮な紅ズワイガニが水揚げされます。おいしさはその鮮度もありますが、魚津の漁師さんが考案したといわれている「かにかごなわ漁法」で、漁がおこなわれているのも大きな理由といえます。
漁がおこなわれるのは9月から翌年の5月まで、11~12月の年末に向けて水揚げがピークになります。おいしい紅ズワイガニの見分け方は殻が硬く、ハサミの幅が広いものが成熟しているカニです。新湊では「高志の紅ガニ」というブランド化の推進や、学校給食での提供などにも取り組んでいます。
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紅ズワイガニ
新湊漁港で水揚げされた、新鮮な紅ズワイガニ。富山湾の冬の味覚を、ぜひご賞味あれ。
鮮度を保ったまま、茹で上げる
新湊漁港から車で5分もかからない好立地にある『棚辺水産』。カニは生のままだと鮮度が落ちてしまうため、素早く茹で上げるのが鮮度を保つ秘訣です。かごに入った紅ズワイガニをそのままボイラーに入れて塩茹で、沸騰して15分ほど茹で上げます。固まりのようなアクが出てきて、磯の香りがふわっと漂います。茹で上がったらボイラーから取り出し、水洗いでアクを落としていくのも大事な作業のひとつ。艶々とした紅ズワイガニが、一段と美しく見えました。
固まりになったアクは、水洗いで落とします
そのままでもおいしい、紅ズワイガニ
しろえび壱番屋 棚辺水産
(しろえびいちばんや たなべすいさん)
職人が白えびを1匹ずつ丁寧に手剥きして、刺身や昆布締めなど製造から販売まで行っています。
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