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【富山のクラフトビール】いま飲みたい！こだわりの個性豊かなクラフトビールをご紹介
近年、富山にも「ブルワリー」と呼ばれるビールの醸造場が増えてきて、ブルワーたちが個性豊かなクラフトビールを造っています。富山のブルワリーを訪れ、こだわりや旨さの理由を聞いてきました！
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いま飲みたいのは
クラフトビール
設備は全国で現在も稼働しているブルワリーから譲り受けたものがほとんど。ビールの醸造は３、４人で行なっており、１回に200Lほどを仕込む場合が多いそう。
春に醸造所を移転、直売所がオープン
限定の樽生フルーツエールを目当てに
今年４月、城端に醸造所兼直売所がオープン。地元の繋がりを生かし、設計・施工に幼なじみが中心となった建物は、檜の外壁、パープルの内装と木組みの梁が目を惹きます。設備はほとんどが全国のブルワリーから譲り受けたものだそうで、年90回ほど仕込みを行うという。直売所でしか飲めない樽限定のビールもあり、常時11種類のタップが稼働しています。
樽ビールは、ボトルに詰めての量り売りもしています。
価格は、500ml 600円、１L 1,200円（各税込）で、
オリジナルボトル（容量１L）は別売3,000円（税込）。
また保冷ボトルのレンタルも３本以上（容量１L）から行なっています。
城端麦酒（じょうはなびーる）
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２人のブルワリー設立の夢は、まだ進行途中。いろんなビールを楽しんでもらいながら、環境も整えていきたいと考えています。
チェコスタイルの醸造技術を生かし
オリジナルのビールを続々と発売
富山市岩瀬の馬場家旧米蔵に、今春『KOBO Brewery』のビールを味わえるパブがオープンしました。秋からは店内の中央に設置したタンクを使い、仕込みも行われています。創業したジリ・コティネックさんとボリス・プリエソルさんは、いろんな種類のビールを作ることにこだわるそう。いろんな味を好む人がいるため、もっと多くのお客さんにKOBOのビールを好きになってもらいたいと考えています。
北前船交易が行われた時代に、
廻船問屋として栄えた馬場家の米蔵を改装。
店内の中心に醸造場が配置されています。
KOBO Brew Pub（コボ ブリューパブ）
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大島さんは店舗の奥にある醸造場で、一人でビールを造っています。最初の作業を始めてから、飲めるようになるまで、トータルで１ヵ月程度かかるそう。
妥協なく、新しい味に挑戦し続ける
『Latticework BREWING』は、千本格子の家並みが続く高岡市金屋町にあります。ブルワーの大島さんが造るビールは、飲みやすさとバランスのよさを考えて醸造する「金屋エール」が定番で、水質やホップの使い方を変えながら、マイナーチェンジを繰り返しているそう。そのほかは新作で、色やアルコール度数、苦さ、甘みの設計図を作って具現化しています。毎月１〜２種類は、新たなビールで乾杯できます。
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氷見の特徴を生かすビール造り
山本さんは東京でクラフトビールの製造を学び、2018年春に地元・氷見で『BREWMIN'』を開業しました。お店の一角にある醸造場で一度に150Lのビールを仕込み、常時３〜５種類の樽生ビールを提供しています。「湊川エール」は最初に造ったビールで、目の前を流れる湊川を眺めながら爽やかな気分で飲むのがコンセプト。ほかのビールも土地の特徴を生かした、氷見ならではのビールにすることをテーマにしています。
Beer Cafe BREWMIN'（ブルーミン）
氷見市比美町24-10
TEL：0766-54-6596
営：18:00～21:30(LO21:00)、
土曜11:30～14:30(LO14:00)、18:00～21:30(LO21:00)、
日曜、祝日11:30～14:30(LO14:00)
休：火・水曜
P：なし（近くに無料駐車場あり）
HP：brewmin.com
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小規模醸造を行う
2008年に創業した『オオヤブラッスリー』は、醸造家の大谷さんが一人で製造を行います。当時は富山市内にブルワリーがなく、クラフトビールの知名度も低かったそう。県庁前に店を構えて、街なかで気軽に手作りビールが飲めると評判が広がりました。移転後も”ビールらしく、それほど甘くないものを造りたい”というコンセプトは変わらず。代表作の「越中風雅」はバランスの取れたビールで、柑橘系のフルーティーな味わい。苦さが抑えられ、ほのかな甘みが残ります。
オオヤブラッスリー
●取り扱い場所／地場もん屋総本店
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いかがでしたか？ ほかにもTakt12月号では、さまざまな『クラフトビール』をたくさんご紹介しています。ぜひお手にとってチェックしてみてくださいね！
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