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【MAKE TOYAMA STYLEレポートVol.6】高岡伝統産業青年会の新たな試み「冥土のおみやげECショップ」
新型コロナウイルス感染拡大防止と社会経済活動を両立させ、新型コロナに負けない元気な富山県を創っていくシンボル「MAKE TOYAMA STYLE」。
本記事では、新型コロナを乗り越えるための県内事業者や県民の皆さまの取り組みを紹介していきます。
※本記事は富山県の「MAKE TOYAMA STYLE」実践事例発信業務とのタイアップ企画です。
第6回目は「高岡伝統産業青年会」の取り組みを紹介します!
高岡伝統産業青年会は「ガラは悪いが、腕はいい」をスローガンに掲げた、高岡で400年以上続く鋳物(溶解させた金属を鋳造成形する技術)の産業を引き継ぐ若手職人たちの団体。コロナ禍の今、新しいかたちのモノづくりを発信する取組みとして、2020年11月30日(月)まで期間限定ECショップ“冥土のおみやげ”「スーベニ屋」を運営。同市が仏具のまちであることに絡めて、職人たちが作り上げるハンド冥土(メイド)の工芸品を販売しました。
非対面なのにほぼ対面接客
オンラインだからできる新しいモノづくりの提供
高岡伝統産業青年会では通年、「鋳物体験」ワークショップをはじめ、これまで代官山TSUTAYA、新宿ビームスジャパン、国外の展示会などで来場者とコミュニケーションをとり、産地の魅力をPRしてきました。そんな最中、昨今のコロナ禍によるさまざまなイベント自粛の影響を受け、今の時代だからこそ始められる新しいモノづくりの発信方法として、この秋から「オンラインセミオーダー」のサービスに取り組んでいます。
オンラインセミオーダーでは、画面越しにリアルタイムで相談しながら作れるオリジナルクラフトで、非対面式でもリアルな体験を楽しめるそう。
今回、高岡市が国内の仏具製造シェアを牽引している“仏具のまち”ということで「スーベニ屋」が企画されました。
同店は、冥土のおみやげ=「あの世まで持って行きたくなるほどの宝物」をコンセプトに、所属する職人たちが真心こめてリクエストに応えるオンライン版セミオーダーサービスとなっています。
オバケの扮装をしているのは青年会の方々。日本伝統の彫金、漆工芸、螺鈿細工などの高い技術をもった職人たちです。
顧客とのやりとりは主にzoomを使って行なっています。画面越しのオンラインセミオーダーだからこそ、相談しながら一緒に作ることも可能。指定した時間に、購入者へ発行されたURLにアクセスすると、職人の工場へ接続され、商品の加工方法を相談しながら決めていくことができます。
さらにセミオーダーでは、リアルタイムで職人の手元も同時に映しているので、全ての工程が仕上がっていく様子を画面越しに確認することも可能。工場見学的な体験も楽しめます。
顧客とのやりとりにはzoomを活用。
新しい生活様式に則した職人たちの新しいモノづくりの提案に、今後も注目です!
冥土のおみやげショップ
『スーベニ屋』へのお問い合わせはこちら
そのほか、高岡伝統産業青年会の活動はこちらで紹介されています。
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