【富山の商店街】昭和の面影が残った雰囲気が漂う「戸出商店街」を紹介

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【富山の商店街】昭和の面影が残った雰囲気が漂う「戸出商店街」を紹介

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2021.12.07 更新

【富山の商店街】昭和の面影が残った雰囲気が漂う「戸出商店街」を紹介

商店街レトロ

　2021年のグルメ総決算！ 11月10日(水)発売のTakt12月号の特集『今年のおいしいもの全部見せます！』から、昭和の面影が残った雰囲気が漂う「戸出商店街」を紹介します♪

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昭和レトロ

戸出商店街

JR戸出駅周辺の商店街には、古い建物やお店が軒を連ね、昭和の面影が残った雰囲気が漂っています。昔から続く食堂やとうふ屋さん、小ぢんまりした和菓子店や古民家のような居酒屋など、興味深いお店もさまざま。床屋さんのサインポールの多さも目立つ、戸出レトロワールドへ迷い込んでみて。

右：もつとじうどん 800円

左：もつうどん(並) 700円

奥：もつなべうどん 850円

鶏モツうどんだけでも豊富なレパートリー。

　現在３代目の店主が営む食堂。なかでも、鶏モツを使った「もつうどん」は長年愛されている看板メニュー。立ち食いうどんのお店だったころ、現店主の祖母にあたる初代が鶏モツを煮込んでおつまみに。それをお客さんがうどんに入れたところ「おいしい」と評判になったそう。鶏モツはよく洗い、６時間以上かけて煮込むことで、臭みがなく柔らかな食感に仕上げます。「鶏モツのおいしさを知ってほしい」と、この秋から同店敷地内にて自販機での販売もスタート。

店内はレトロで親しみやすい雰囲気。壁には多彩なメニューがずらりと並び、まさに“味の雑貨屋”。

味の雑貨屋風月（ふうげつ）

高岡市戸出町3-7-1

TEL：0766-63-0214

営：11:30～14:30、17:00～21:00

休：水曜

Ｐ：10台

席：カウンター５席、テーブル８席、小上がり12席

Instagram：@huugetu_toyama

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豆腐の要となる大豆は、温度と湿度が保たれた貯蔵庫に保管。大豆を量る一升枡には、５代目店主が施したという彫刻が。

　163年の伝統の製法を、一子相伝で現在に受け継ぐ『とうふや孫兵衛』。歴史を感じる工房には清潔感があり、丁寧な仕事ぶりがうかがえます。素材と製法にこだわった豆腐は風味豊かできめ細かく、味も食感もひと味違います。その味を作り出すのに欠かせないのが、能登揚げ浜塩田の天然にがり。珠洲で塩づくりを守り続け、人間国宝に指定されている角花豊さんがつくる貴重なものを使用します。木綿豆腐、絹豆腐のほか、がんもや油揚げも逸品。

大小の壺には濃度の異なるにがりが。絹、木綿、油揚げなど製品によって使い分けることで、食感や味が決まります。

とうふや孫兵衛（まごべえ）

高岡市戸出町4-6-6

TEL：0766-63-0180

営：15:00～17:00

休：土・日曜

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岐阜から運んだ木材を使用したという、レトロで重厚感のある内装。２階には宴会場もあり。

　昼はカツ丼や日替わり定食などランチも盛況な居酒屋。「母の焼きそばセット」(650円)など、店主の母が作る“おふくろの味”も人気を集めています。夜は地元の新鮮な魚介を使った刺身や焼き物を中心に、季節ごとに豊富なメニューが揃い、お酒好きな店主厳選の地酒やアルコールとも良く合います。店内は古民家のような落ち着いた雰囲気で、ひとりでも気軽に立ち寄りやすいです。多彩な料理と居心地の良い空間につい長居したくなります。

居酒屋極（きわめ）

高岡市戸出町2-12-27

TEL：0766-63-0183

営：11:30～14:00 (LO13:30)、

　　17:30～23:00 (LO22:30)、

　　日曜11:30～14:00 (LO13:30)、

　　17:30～21:00 (LO20:30)

休：月曜

Ｐ：４台

席：カウンター９席、小上がり12席、宴会場あり

Instagram：@kiwame.toide

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まんまるな生地に２本の模様が特徴的な「きんつば」(110円)は、もちもち食感と程よい甘みで何個でも食べられそう。

　小ぢんまりとした昭和レトロな空間と、朗らかな店主が出迎えてくれる和菓子屋さん。元はパンを作る仕事をしていた店主は、独学でお菓子作りを学び開業したという。ショーケースのなかには、はちみつ入りのしっとりとした薄生地に白あんを包んだ「六方焼」や「どら焼き」などの菓子が３～５種類ほど並び、戸出流の丸い「きんつば」が一番人気なのだそう。そのほか、秋は栗まんじゅうなど季節に合わせた菓子も楽しめます。