毎日更新!富山県のおすすめグルメ、楽しいイベント情報が満載。日刊オンラインタクト

読者プレゼントに応募 オンライン購入オンライン購入

タクト会員について 読者プレゼントに応募

Follow us インスタグラム フェイスブック ライン ツィッター タクト会員について

毎日更新!富山県のおすすめグルメ、楽しいイベント情報が満載。日刊オンラインタクト

インスタグラム フェイスブック ライン ツィッター

トピックス Topics

カフェライブを行った、富山出身で元ナナムジカのボーカル・西島梢さんインタビュー

十数年ぶりに県内でカフェライブを行った、富山出身で元ナナムジカのボーカル・西島梢さんにお話を伺いました!!

104654_08.jpg

2023年9月30日(土)、黒部市セレネ美術館ギャラリー&カフェにて、シンガーソングライターの西島梢さんとピアニスト松浦有里さんによる、カフェライブが行われました。

西島さんは、富山県入善町出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部在学中より本格的に歌手としての音楽活動をスタート。2005年女性ユニット「ナナムジカ」としてメジャーデビュー。2007年末ユニットでの活動休止後、西島梢名義でヴォーカリスト、作詞、作曲家として活動を開始。その他ミュージカル音楽監督制作、歌唱指導なども行っています。あいの風とやま鉄道「西入善駅」の発着メロディ「ただいま」の提供でも知られる、西島さんの県内では十数年ぶりのライブにお邪魔して、お話を伺ってきました。

104654_02.jpg

Q. 久しぶりの県内ライブの感想は?

富山ではイベントでは何度か歌う機会はあったのですが、ライブとしては12~13年ぶりになります。でも、皆さん温かくアットホームで、ウェルカムな雰囲気をつくってもらえたので、とても嬉しかったです。県内の方だけでなく、東京や大阪、石川からも駆け付けてくれてありがたかったです。

Q. 音楽と出会ったきっかけは?

中学校に入学した時に、コーラス部の活動を見て感動したことがきっかけです。すごく上手で、心を打たれて、自分もやりたいなと思いました。それまではピアノを習っていたのですが、歌に惹かれて、やり始めるうちにどんどんはまっていきました。高校進学時は県内も検討しましたが、両親に「どうせやるなら東京の学校を目指したら」と背中を押してもらい、東京での寮生活を始めました。父は心配していましたが、特に母がプッシュしてくれたのがうれしかったです。今息子が中学3年生なので、同じように後押しできるかというと考えますし、「よく送り出してくれたな」としみじみ思います。夏休みや冬休みは帰省しましたが、よく信頼して送り出してくれたなと今更ながらに感謝しています。

Q. もともとプロ志望でしたか?

高校までは働くということをそこまで理解できていなかったので、東京の高校入れたし、もしかしてプロになるのかな、ぐらいの結構甘い考えを持っていました。続けていくうちに、プロになるって大変だなって感じてきましたし、それと同時に歌で食べていくってどういうことだろう、と考え始めました。大体大学3年生ぐらいの時に大学院に進学するか、留学するかの選択を迫られるのですが、私は歌を謳うことは好きだけれども、絶対クラシックをやりたいという訳ではありませんでした。そこで、ずっと伴奏をしてくれていたピアノ科のパートナーとユニットを組んでデビューを目指す、というのを半年か1年続けて、運よくデビューが決まったという感じです。

Q. 最近の音楽活動は

作詞・作曲のほか、ラジオに出演もしています。ライブは都内がメインになるので、富山など地方では久しぶりになりました。ほかには子供たちや親子向けのイベントも、ちょこちょこやっています。例えば富山でのミュージカルがきっかけで出会った振付師の先生と、脚本家で作詞家の女性と3人でグループを結成して、音楽劇を作っています。情報が溢れる中で、「子どもたちに小さい時から、本当にいいものに触れる機会を作れたら」と思って手がけました。子どもたちも観客もみんなが参加できるような劇で、11月に公演を予定しています。そう言えば、中学2年生をメイターゲットに、シンガーソングライターの職業体験の講師もやっています。作詞をしてCMのコンペに参加するという試みです。現在は東京や神奈川での活動がメインになりますが、これからはもっと広い範囲で活動したいと思っています。

104654_04.jpg

Q. 音楽を続けてきた理由は

音楽以外に何かやる、ということにピンと来なかったからでしょうか。その瞬間瞬間のアドレナリンが出る感じとか、「楽しい!」って思うことは何ものにも変えられない魅力があります。スポーツで言われるような燃え尽き症候群的なものも、感じたことはありません。主人がバイオリニストなので、音楽活動に理解があるということも大きいです。家族含めて、音楽を続けていくことができる環境に心から感謝しています。周りに理解者がいなかったら、子どもが生まれたタイミングで音楽をやめていたかもしれません。そう考えると、恵まれているなと思います。

Q. 音楽と子育ての関係性は

子育てを経験して、音楽との接し方が変わってきた部分はあります。何より「音楽に向き合う時間を捻出しなくてはならない」というのが大きかったです。一方で「色んな見方ができるようになった」というのは、子どもを生んで良かったと思うことです。大変だと思うこともありましたが、トータルでは音楽にとってすごくプラスになっていると思います。それまで、特に独身の頃は、職業にする、稼ぐ、食べていく、という気持ちが強かったですから。

Q. 音楽との付き合い方に変化は

これからも音楽との付き合い方、携わり方は変わっていくかもしれません。やっぱり自分が歌ったり、伝えたりする、今回のライブのような機会はすごく大事で、やはり基礎というか柱なんです。ですけれども、歳をとってくると教えるとか後継者を育てていくとか、次の世代がどういう風に音楽と接していくかということも、すごい大事だなって、最近思うようになってきました。私は歌を教えることはあまりしないんですけれども、子どもたちと一緒に音楽をやるとか、職業体験で一緒に作詞をするとか、一緒にやることは、私にとってとても刺激になっています。もちろん私の周りにいる、たくさんのプロの人たちも刺激になるんですが、子どもたちのピュアな力や純粋さみたいなものに、初心に帰らされます。こねくり回していてはだめだな、と気付かされます。

104654_09.jpg

Q. 離れてみた富山の印象は?

帰省するのはお盆やお正月、あとはイベント出演時ぐらいなのですが、山の景色は普通じゃないですね。昔は感じませんでしたが、帰るたびに、その贅沢さに感動します。いつもはそうでもないのに、やけに写真を撮ったりしますから。景色に感動するなんて、普通に住んでいたら、ないことですよね。天気や季節によって見え方が全然違いますもんね。私は山のレイヤーが好きなんです。グレーが薄くなったり濃くなったりするのがたまらなくて、とにかく心を揺さぶられます。

Q. 富山での過ごし方は?

帰ってきたら実家からすぐそばの海へ、散歩しに行きます。夏は子どもが喜ぶので、するめであぶらをぎっちょを釣りますね! あとは魚津水族館に行ったり、魚の駅生地やコスモ21でよく買い物をします。帰ってきて食べるものと言えば、水団子です。マストです。朝からでも、毎日のように食べます。あとは黒豆のおこわも好きです。富山ならではの、昆布締めやお寿司も好きですが、実家に帰って食べたいのはそのふたつ。死ぬ前に食べるならそのふたつかなというぐらいです。

104654_08.jpg

Q. 富山のファンへひと言

久しぶりの富山でのライブでしたが、温かく迎えてもらえて本当にうれしかったです。ふるさとがあることのありがたさを、しみじみ感じました。恩返しと言うとおこがましいかもしれませんが、エンターテインメントとして楽しんでもらえるものを、今東京で一生懸命培っているので、富山の皆さんにもお見せできるように頑張っていきます。またお会いできることを楽しみにしています。これからも応援よろしくお願いいたします。


◆インタビューに応じていただき、ありがとうございました。

その他のトピックス記事