グルメ Gourmet
こだわりの“おでん”が楽しめる! お酒と一緒に味わいたい粋な居酒屋3選
冬といったら、やっぱりおでん。やさしい出汁が身体に染みわたる、ホクホクのおでんが恋しい季節です。お家でいただくのも良いですが、ときには居酒屋でお酒と一緒に楽しむのも粋なもの。今回は、そのお店でしか味わえない「おでん」を楽しめる3店をご紹介♪
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『もてなし蔵 和on 』
「富山おでん盛り合わせ」¥1,680
※11~3月末ごろまで提供
出汁は昆布、味付けは塩のみ
具材のおいしさが溶け合うおでん
「富山おでん」は、お店を始めるにあたり名物メニューを作ろうと店主が考案。地元の食材を使うことにこだわり、「富山やくぜん」の認定も受けている。なかでも自家製のカニ面は、一度は食べてみたい味。紅ズワイの甲羅に、カニ身や白身魚のすり身、野菜、きのこなどがたっぷりと詰まっている。牛乳も加えてフンワリとさせているので、舌の上で溶けるほどの柔らかさ。仕上げにかける、煎った白エビの粉末の香りも豊か。盛り合わせには、焼き豆腐や大根なども入るが、どの具もサイズが大きい。出汁は昆布で、味付けは塩のみ。シンプルな素材が作る究極のおいしさを満喫しよう。
もてなし蔵
和on (わおん)
富山市越前町5-8
TEL.090-3290-6846
営:17:30~22:30(LO22:00)、
日曜16:30~22:00(LO21:30)
休:水曜、ほか不定休あり
P:なし
席:カウンター6席、テーブル12席、小上がり・座敷15席
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『万直し』
「盛り合わせの一例」¥1,000
※通年提供
脈々と受け継いできた味
20種類以上の具材にもご注目
3代目の女将が娘さんと切り盛りする『万直し』。カウンターに置かれたおでん鍋からは、食欲を誘う白い湯気が立ち上る。金沢出身の初代のレシピを受け継ぐ透明なツユの中には、20種類以上の具材が行儀よく並ぶ。なかでも個性的なのが、かまぼこの材料の中にサイコロサイズの豚肉を入れ、衣をつけて揚げてからおでんの具にする「わらじ」。ここでしか味わえない具とあって、お客さんの評価も高い。おでん出汁で作る、〆のにゅうめんも絶品。
万直し (まんなおし)
魚津市本新町26-21
TEL.0765-22-1486
営:17:00~21:30(LO21:00)
休:月・火曜
P:6台
席:カウンター9席、小上がり12席、座敷15席
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『居酒屋 舞子』
蟹面¥450、牛スジ¥300、焼豆腐¥150
大根、すす竹、富山かまぼこ 各¥250、
※通年提供
長い歳月が作り出した
奥深く絶妙な味わい
代表作の「蟹面」は、香箱蟹の内子と外子、身を甲羅に詰めて、表面にすり身で蓋をした逸品。鍋の出汁を吸ったすり身がプックリと膨らんでいて、
箸を入れるとたっぷりと詰まった身に、思わず笑みがこぼれる。作れる数が限られているので、数量の制限を設けている。また「大根」は仕込みに数日かけているそうで「作るというよりも、お世話する感じ」と店主。おでん鍋のツユは毎日継ぎ足し。この味は『舞子』でしか出会えない。
居酒屋
舞子 (まいこ)
富山市柳町2-3-26
TEL.076-432-4169
営:18:00~
休:日曜 ※1月21日(月)は休業
P:5台
席:1Fカウンター12席、小上がり8席/2F座敷24席
HP: http://maiko-t.com/ 、
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