お仕事
Work
株式会社黒川製作所
理化学機器卸販売
世界、未来に羽ばたく 医薬品・化学業界に貢献
Top Message

理化学機器、研究設備、バイオ機器、分析機器等の専門商社として、提案・販売、メンテナンスなどをおこなっています。取引先は医薬品や化学メーカー、大学、官公庁の研究機関、品質管理部門が多く、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。しかし、社会に不可欠で、新しい研究・製品開発に挑む企業や研究機関に対し、スムーズな物流とサービスでサポートし、社会貢献しています。「縁の下の力持ち」として、世界へ、未来へ羽ばたく夢を描くことができる、やりがいのある仕事です。
最先端テクノロジーを駆使した AI・ DX化、グローバル化が叫ばれていますが、我々が顧客とする業界は、さらに速いスピードで進んでいます。また、より厳しい品質管理や、計測・分析が求められる時代です。地道に、受け継いだ信用を財産とし、選ばれる会社として歩み続けます。
代表取締役社長 黒川 伸一
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顧客ニーズに応える専門知識と迅速対応


医薬品、化学メーカー、大学、官公庁の研究機関や品質管理部門など、約200社の主要取引先から厚い信頼を寄せられる『黒川製作所』。理化学機器やバイオ機器、計測・分析機器を中心に、研究用設備や産業機器、半導体組み立て機器などの卸販売からアフタフォローまで幅広く携わる。
研究・開発分野の最前線は常に進化。競争も激しい。さらに医薬品業界においては、成分測定に厳しい分析表示が求められ、分析機器の保守点検や、科学的根拠を検証するバリデーションが義務付けられる。企業や研究機関の負担を軽減するため、顧客ニーズにあった高い精度の最新機器を揃え、高度な専門知識を持った社員が柔軟にサポートしている。
コロナ禍においては、営業や修理・メンテナンス業務のスタイルが大きく様変わりした。従来の積極的な対面営業は難しくなり、zoomなどオンラインでの対応やプレゼンテーションも多くなった。さらに、往来が難しい県外メーカーや海外メーカー支店の担当者に代わって、各メーカーのライセンスを取得した技術部社員が、販売機器の修理・メンテナンスに出向くことも増えている。このような変化は、顧客のコスト削減に貢献。迅速で丁寧な対応力が評価され、安心感や信頼度向上につながっている。
求められる向上心とコミュニケーション力


業務内容から「理系」出身の社員が多いと思われがちだが、実は「文系」社員が8割。第一線の研究者や担当者らに対して説得力のある提案をするには、日進月歩の理化学機器の新商品や、日々アップデートされる専門知識が求められる。しかし心配はいらない。入社後に社内やメーカーの研修、OJT教育制度のほか、先輩や上司に気軽に相談できる風通しのよい社風があり、「お客様に教えていただき、育ててもらう」ことも多いそうだ。それも60年余り、地道に積み重ねてきた信用と実績の賜物だろう。
最先端の研究や新薬開発など、研究機関や医薬品企業の一助となり、社会貢献する。このような夢と熱意ある『黒川製作所』に求められる人物像とは。「一番大切なのはコミュニケーション力。そして信頼を得るため努力を惜しまず、向上心がある人。何にでも『面白そう』と興味を持ち、柔軟な適応力があれば言うことなし」と黒川伸一社長は語る。
富山県はかつて「薬都」と呼ばれ、それを脈々と受け継ぐ医薬品製造会社や医薬品関連会社が多く、産官学の連携も進んでいる。またバイオ医薬品研究やジェネリック医薬品、大手のOEM(受託製造)も盛んだ。恵まれた環境の下、地元の強みを生かして未来を切り拓き、活躍する舞台が用意されている。
エコアクション21で環境経営にも注力


『黒川製作所』は、営業部(本社、高岡、金沢営業所)、営業事務(営業アシスタント)、技術部、総務業務を行う事務部門に分かれている。研究機関や大学の医学部、医薬品企業などへの出入りが多い業務上、新型コロナウイルス感染対策には特に気を使う。本社社屋の1階を事務系、2階を営業系と分離したり、打ち合わせ場所にはパーテーションや空気清浄機などを設けたりと徹底している。
また昨今、SDGsが企業でも盛んに取り組まれているが、同社では平成21(2009)年3月に「エコアクション21 」の認証・登録を行い、現在も継続している。厳しい審査をクリアする必要がある環境経営に取り組むことは、環境科学分析機器などを取り扱う理化学機器の専門商社としての責務であり、いち早く取り組んできたことを自負する。
働きやすい環境整備としては、「イクボス企業同盟とやま」や「元気とやま!子育て応援企業」などの富山県の事業認証は取得していないが、従来から社員の福利厚生に力を入れている。特に産休・育休から復帰した女性社員が多く、9人のうち8人が、現在も育児・家事と仕事の両立を図っている。残業もできるだけしないよう、黒川社長自ら声がけする。有給休暇も取得しやすく、「お互い様」というアットホームな雰囲気がある。年1回の社員旅行のほか、現在はコロナ禍でストップしているが、海外メーカーの展示会に社員を派遣し、現地で学ぶチャンスも与えている。
Products

国内外約60社の理化学機器や科学分析・計測機器などの製品・消耗品を提案・販売、納品している。写真は、環境試験機器の超低音フリーザー(左)と超純水製造装置(右)。近年は特にバイオ関連や環境試験に必要な測定装置や機器に注目が集まっている。
Corporate Profile

Corporate Data
- 会社名
- 株式会社黒川製作所
- 本社
- 〒930-0873 富山市金屋1634-10
- TEL
- 076-441-4321
- FAX
- 076-433-5336
- HP
- http://www.kurokawa-works.co.jp
- 設立
- 1955年1月
- 資本金
- 2,000万円
- 代表
- 代表取締役社長 黒川 伸一
- 従業員数
- 25名(2022年3月現在)
- 事業内容
- 理化学機器卸販売
- 休日
- 土、日曜、祝日(完全週休2日制)
- 休暇
- 年次有給休暇、慶弔休暇、メモリアル休暇
- 研修制度
- 新入社員研修のほか、取引先メーカー主催の勉強会・製品講習会などの研修に随時参加。OJT教育制度あり。
- SDGsの取り組み
- SDGs4 SDGs6 SDGs7 SDGs11 SDGs13 SDGs14 SDGs15 SDGs17