加藤美由紀

岐阜県出身のアナウンサー、ナレーター。富山テレビ放送「Youドキッ!たいむ」などで活躍。2011年4月より拠点を東京に移し、活躍の幅を広げている。シグマセブンe所属。

鯛を焼いてみた

もう11月。早い、早すぎる。毎年、この時期になると、同じことばかり言っている気がする。毎日、暇を持て余しているはずなのに、あっという間に時間が過ぎていく。

 

そんな中、息子の『お食い初め』(生後100日のお祝い)で私はあることにチャレンジしてみた。お食い初めのメインとも言える鯛を焼くこと。普段、魚は焼いているが、さすがにまるごと鯛一匹は焼いたことがない。この際「何でも挑戦し楽しもう!」ということで、お食い初めの料理は自分で作ることにした。お祝いの日時は決まっているので、家族もみんな集まってくる。ちょっとしたプレッシャーだ。

 

近所のスーパーを2、3軒まわったけど、さすがに鯛1匹は売っていない。やはり、カットしたものが主流だ。核家族で人数も少ない家庭が多い中、切り身の魚が多いのも納得である。

 

この日、私は鯛が一匹ないと困るので、デパ地下へ調達しに出かけた。すると、あるある! 私の予定に合わせたかのように『お食い初め用の鯛、焼きます!』というポップまである。しかし、見てみると数日前の予約が必要とのこと。背水の陣。「やはり私がやるしかない!失敗はできない」という状態になった。

 

献立は、一汁三菜と鯛の尾頭付き。「鯛」、「ハマグリのお吸い物」、「筑前煮」を作ることにした。義母が赤飯を炊いてくれるとのことで、三品に集中して取り組めた。大げさに思われるかもしれないが、初めてだとかなり緊張するものだ。お恥ずかしい話だが、筑前煮は人生で作るのが2回目、ハマグリのお吸い物と鯛の姿焼きに至っては初めてである。

 

デパ地下に話は戻るが、いくつかの鮮魚店があり、魚の種類も値段もまちまちであることに気づいた。

同じ鯛でも数百円の開きがある。私は手頃な山口県産の800円ほどの小ぶりの鯛に決めた。家ではガスのグリルで焼くので、大きすぎると入らないという危険性があったためだ。実際に入れてみるとギリギリだった。

ふう、見栄を張って大きいのを買わなくて良かった。

魚屋にツボ抜きをしてもらい、家で下処理をする。塩を振ってしばらく置いておく。すると鯛から水分が出てくるので、ペーパーで丁寧に拭き取る。その後、鯛に竹串で数箇所、穴をあけて鯛が反らないようにするのだ。そんな手順、もちろん私が知る由もない。今は便利な世の中だ。インターネットの料理サイトから情報を得た。料理本がなくても材料さえ揃えば、何でも家で簡単に料理ができる。

ありがたい世の中だ。

 

そのおかげで、鯛の尾頭付きはもちろん、ハマグリのお吸い物も筑前煮もプロ並みの仕上がりとなり(言い過ぎかしら・・・)、義母にも褒めてもらえた。ほっと一安心。

 

さて、肝心のお食い初めはというと、「一生、食べ物に困らないように」、また「健やかな成長を願って」、子供に『食べる真似』をさせるというものなのだが、なんと!息子の口に食べ物を運ぶと、すべて口を開き、食べようとするではないか!これは私と同じ食い意地がはっているに違いない。将来、うちはエンゲル係数が高くなりそうだ。

 100447_03.jpg

鯛の調達OK
100447_02.jpg
完成しました。
100447_01.jpg
息子も大満足?

Takt会員について レギュラー会員登録 プレミアム会員登録
JCバール mind saito 県広報とやま 大島絵本館 富山まちなか情報ハブステーション[なかもん Web] 〜Nan,Come on!〜 BiRAKU とやま家づくりネット会員募集!
ページの先頭へもどる↑