タナベマサキ

富山県砺波市出身のラジオパーソナリティ、役者。劇団 CASTINGBOARD 創立者。FMとやま「RADIO JAM」(毎週月〜木曜16:00-19:00)をはじめ、FM福井、FMとなみ、となみ衛星通信テレビ、ケーブルテレビ富山などでDJとして活躍中。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/8960/

諦めが肝心

残暑が厳しいですね。でも暦の上ではとっくに秋です。夏バテもまもなく解消されるでしょう。
 夏が苦手な方はヤレヤレだと思いますが、夏が好きで好きで仕方がない人にとってはたまらなく辛いんじゃないでしょうか? 夏の暑さはすべての思考能力を奪います。あらゆる倫理観や道徳観、貞操観が崩壊していくいわゆる「どうだっていい」感じ……。
思考を必要としない中で生きてるっていうのは、ある意味とってもラクなのです。「そんなラクな中でいつまでも生きていたい」「頭使うの面倒だ」「みんなでバカやってる夏ってサイコー!」……。


 そんな夏の終わりを惜しんで(もしくは惜しみ過ぎて)まるでまだ夏のごとく振舞ってらっしゃるかたがいらっしゃいます。夜にはすっかり涼しくなっているのに、半袖短パンのサンダル姿でコンビニ前でたむろしたり、大騒ぎでしながら花火をしてたり、クルマの窓を開けて奇声を上げたり……。夏の延長みたいなノリで過ごしてる人もいます(これらの行為は夏以外でも迷惑ですが……笑)。
 しかしどんなに頑張っても地球の自転と公転には勝てません。夏は終わるのです。夏を惜しむのは個人の自由かもしれませんが、終わったものにすがるようなマネはみっともない気がします。何事も諦めが肝心なのです。


 終わった恋にすがるのも同様です。別れた彼氏や彼女に危害を加えるような事件を見聞きするたびに、「みっともないなぁ」という気持ちになります。今はSNSやスマホを通じて、別れても繋がっていようと思えばいつまでも繋がっていられるのです。リアルな世界でひとつの恋が終わっても、バーチャルな世界ではまだ続いてたりするんです。怖いですねー。同じバーチャルでもゲームなどでは自分の思い描く恋愛が出来たり、そうならないときはやり直したり出来るんですが、こっちのバーチャルは現実とリンクしているもんだからとっても厄介。別れた後の相手の行動を知れば知るほど(相手に新たな恋人が出来ようものなら特に)、やるせない気持ちに拍車がかかってしまうような気がします。その思いが爆発するととんでもない行動に走らせてしまうのでしょう。


「諦めが肝心」と聞くとすぐに「夢や希望を捨てる」みたいな発想に行き着きますが、けしてそうじゃないんです。「ダメなものはダメ」「無理なものは無理」、そうやって理解してしまうと意外とキモチとカラダが楽になったりするもんです。それを無理なものを捻じ曲げてまで矯正しようとしたときに、くだらない事がおきうるのです。
 ときに諦めが次への推進力を生みます。夏が終われば秋を楽しめばいい。そして来年の夏を心待ちにすればいい。そうすることで次の夏をより充実したものに出来るかもしれない。恋が終われば独りを楽しめばいい。そして次の恋を心待ちにすればいい。そうすることで次の恋をまた大切にしようという気持ちになるかもしれない。区切りは自分の中でつけるのです。さあ!夏と恋の終わりは人目を気にせず焼き芋でも食べましょう!(笑)

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昔のLINEといえばこれ(笑)
テレフォンカード持って彼女のウチに電話するドキドキ感?
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夏の終わりの海。手前の荒涼感がなんとも……。
静かな海のほうがボクは好きです。

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