加藤美由紀

岐阜県出身のアナウンサー、ナレーター。富山テレビ放送「Youドキッ!たいむ」などで活躍。2011年4月より拠点を東京に移し、活躍の幅を広げている。シグマセブンe所属。

40歳の挑戦!

中学生が職場体験学習をする14歳の挑戦! 
みたいな感じで、私も「40歳の挑戦!」をしてみた。
何でも経験することが大事。悩む前に動く!  これが私のモットーだ。
そこで今回は初めて「歌」に挑戦した。52年も続く、歴史ある『立教大学メサイア演奏会』に一般合唱者として出演することになったのだ。
 
その動機は、ちょっと不純なのだが、富山テレビ時代の後輩であった井上真帆アナが、以前、東京芸術劇場でミュージカルに出演したのを観て、私もこの劇場の舞台に立ちたい……と。私が何かを始めるときは、大体、こんな理由が多い。かなりの単細胞なのだ。今回も深く考えず、『一般合唱者募集』という看板を見て、応募することにした。

よく考えたら、音符も読めない、横文字の歌詞は読めないド素人だと後から気づいたが、始めたのだからやるしかない。考えてみたら、カラオケ以外に歌ったことがない私。無謀にもほどがある。最初は、17曲も歌えるのか、不安で眠れなくなった。そんな不安をよそに、本番に向けて練習は約1ヵ月の短期集中。毎日、立教大生と一緒に練習をするのだが、大学に通うだけで新鮮だった。それだけで、20歳ほど若返った気に。音符は読めなくても歌うことで、経験したことのない充実した毎日となった。


『メサイア』の作曲者であるヘンデル(1685-1759)は、大曲を病院の支援と囚人救済のために初演。その後も慈善活動としての演奏会を行ったそうだ。私の動機は、大きな声では言えないが、この『メサイア』に携わる以上、来ていただく方に“何か”を感じ取っていただけるように、心を込めて歌いたいと思う。

当日は、富山時代の友人が数人、私の歌声を聴きにきてくれる。最初は、秘密にしておこうと思ったのだが、友人が行きたい! と言ってくれた。本当にありがたいことだ。これも自信のない私にとっては、大きな原動力に。
 

今回は歌を通して、ナレーターとしての声の幅を広げられたらいいなという思いもあったが、それ以上に収穫があったと思う。やはり、人生に挑戦は必要だ。何かを始めることに年齢は関係ない! そう、やったらやったで、「0」が「1」になるものだ。「-1」にはならないから自信を持って進むべし。

人間はいつでも成長できる動物なのだ。今、これをやってみようかな、でも勇気がない、自信がないというあなた、そんなときこそ始めてみることが大事かも。合う、合わないは、それから考えても遅くない。2013年もあとわずか。やり残したことはない? 私の挑戦は50歳、60歳になっても続くと思う、たぶん。

おっと、幕が開く。いよいよ『メサイア本番』だ。さあ、最高の笑顔で歌おう!

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立教大学のメサイア演奏会

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一般参加の皆さんと

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指揮者の増田先生と

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観客席がこのあと……





 

 

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