加藤美由紀

岐阜県出身のアナウンサー、ナレーター。富山テレビ放送「Youドキッ!たいむ」などで活躍。2011年4月より拠点を東京に移し、活躍の幅を広げている。シグマセブンe所属。

暑いのもいいもんだな♪

 

今、朝の10時だが、すでに、ぐったりするような暑さである。トロけるなどと甘いものではなく、焦げると言ったほうがいいかもしれない。

いよいよ、暑い夏が到来!
こう見えて(私がどう見えているかわからないが・・。)私は、夏が大好きだ。暑さで服がまとわりついたり、寝苦しかったり、せっかくメイクした化粧が汗で流れ落ちてしまったり。思うように過ごせないのが夏である。

だけど、私は好きだなあ。
「もう、ほんとに暑いな~!!」と文句はいうが、本心では言ってない。

「暑い」で、思い出すことがある。私は先月、一足先に夏を体験してきた。バリ島は乾季だったが、蒸し暑く、日差しが強かった。でも、それを嫌と感じないのは、やはり私はこの季節が好きだからなのだろう。

今回の旅は、観光が目的ではなかった。友人の結婚式がメインだ。私は、今まで10数回の結婚式に招かれ、出席してきたが、海外に出張?するのは初めてだ。実は、あまりにも結婚式を見すぎたため、私自身、結婚するとき式はしなかった。なんだか気恥ずかしいのと、もう、こういうありきたりな式はいいかな、という気持ちに達してしまったからだ。

しかし、今回は海を眺めながら、将来を誓い合う新郎新婦を見て、こういうのもいいもんだなあ、と思った。二人の影と青い海が重なる。それを見ていたら、思わず涙が溢れてきた。

そこは、バリ島でも随一のホテル、
セントレジス。日本の高級ホテルと大差ない、部屋、庭、調度品、サービスであった。海外に行くと、いくら良いホテルでも日本のそれとは違い、アラが見えることがある。が、それを感じさせない完成度であった。

海外で、しかも友人の結婚式。
非日常プラス非日常で、私はいつしか心躍っていた。要するに舞い上がっていたのだ。

おまけに、友人は私一人だったので、旅のフリータイムは、新郎のお母様とその従姉妹のマダム二人と過ごした。これがまた楽しくて、楽しくて!!

同世代だと、大体、行動パターンが同じになる。例えば、買い物三昧とか食べまくりツアーとか一日中、動き回り、ぐったり疲れる。そんなバタバタしたものになるが、マダム二人は、やはり人生の経験が違う。優雅にそして、楽しく粋な過ごし方をするのだ。
これは本当に楽しかった。

マダムたちは、朝が早かった。それが結構、私にはない行動パターンだったが、夜も早い解散だったので、逆にぐっすり眠れたし、疲れなかった。結果的に旅先でも規則正しい生活ができて良かった。

マダムがすごいのは、それだけではない。「野生の感」が素晴らしかったのだ。日本でもそうだが、「このお店美味しいかな?どうだろう?」と迷うことが多いが、マダムは「ここにしましょう。」とサクサク決めるのだ。それが『当たり』ばかり。最初は偶然かと思ったが、味も値段もお値打ちなところを探す嗅覚が見事だった。
おかげで、買い物も、食事も大満足、思い出に残る旅となった。

私がマダムに教えたことといえば、「値切る」ことだった。ワンピースを1000円で買ったマダムに、私は、「それは高い!」といい(この値段でも十分に安いのだが。)私が値切り交渉をして、同じようなワンピースを400円で買うと、マダムは驚き、1000円で買ってしまったことに、かなりショックを受けていた。そんなこんなで、バリ島の旅は、楽しく終わった。

今もこのエッセイを書きながら、汗がしたたるほどの暑さだが、バリの思い出にふけるには、ちょうどいい暑さである。日本のこの空も、バリの空もつながっていると思うと、暑さも愛おしく感じる。

100281_01.jpg式会場の床には花、花、花!

100281_02.jpgバリ風ウエディングケーキ

100281_03.jpg絵になるホテル

100281_04.jpg舞い上がる私

 

 

Takt会員について レギュラー会員登録 プレミアム会員登録
JCバール mind saito 県広報とやま 大島絵本館 富山まちなか情報ハブステーション[なかもん Web] 〜Nan,Come on!〜 BiRAKU とやま家づくりネット会員募集!
ページの先頭へもどる↑