tomsuma

富山県在中、北海道出身のアーティスト。いつもラブ&ラフのある世界を目指し、アート健康器具をはじめ、デザイン、企画、コピーライティングなど、アート全般において活躍。

転校生はアーティスト。Vol.2

鏡餅の串柿の上に橙を乗せる時、バランスを取るのが難しくありませんか? 
こんにちは。トムスマです。
旧年中は皆様にお世話になりっぱなしで、そのまま新しい年を迎えました。より一層精進して参ります。
本年もよろしくお願い申し上げます。

私は小学校で送っ1ヶ月間の転校生生活について、前回綴りました。前回では書ききれずにTo be continue ということで今回も引き続きます。
アーティストが小学校へ転入するアーティスト・イン・スクール。そこで皆と一緒に給食を食べ日々の生活を送る中でアートをする「おとどけアート」の驚愕の事実について。


おとどけアートの凄いところ、
その4. 共犯者たちの増殖。
作り方を教える、のではなく、一緒に作っているように見せかけることでもなく、本当の共犯感覚をどうやって生み出していくか。そこには「教える」教育では無く、「引き出す」行為が存在します。何か、いままでとはちょっと違うことを『やってしまった』という感覚。その『やってしまった仲間たち』という共犯感覚。そして共犯者たちが勝手に、自由に、飛び出していく瞬間まで、先頭きって走りながらも実は伴走していくのです。

その5. 子供たちを信じきった時、何が起きるか。
元来、こどもは凄まじい向上心を持つ生物のようです。アートは自由な土俵です。評価することも難しい、個性を引き出すことが目的ならば尚のこと、枠の概念が曖昧になってきます。でもそこにちょっとした競争原理を仕掛けることで、意外な発展を生むことがあります。それは、こどもたちが持つ、真似をして身につけていく行為、その先に訪れる達成感、そして、認められたいという本能。「こどもの目線に降りる」という常識を捨て、「対等」に接してみた時に、私は彼らの驚くべき頭の良さを目の当たりにすることとなりました。彼らは理解しようとどこまでもこちらに登ってくる。あっという間に。そして、ある種の「責任」というものを与えた時、彼らの目の色が化学反応を起こしたかの様に輝き出したのであります。

その6. 転校生が悲しいとき。
そうして完全に彼らへの信頼が私の中に生まれていきました。それは、「こどもたち」から「ともだち」へと変わった瞬間であり、同時に、ともだちとのお別れへのカウントダウンが始まる瞬間でもありました。
では、実際に転校生として、彼らと何をしたのかについて、次号に綴ります。
またTo be continue ですみません。
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1年生から6年生までの教室を順に巡り、毎日給食を共にします。同じ釜の飯を食うとことで親交を深める時間です。「手洗った?」「ハンカチある?」「暑いから脱いで食べてもいいんだよ。」など、手厚くお世話になっている瞬間です。
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もっと「箍を外す」ための活動に向けて、スタッフで試験中。おとどけアートではインターンの学生も大活躍します。アーティスト、インターン生、実行委員、そして先生たちと、まずは大人が情熱的にバカなことを楽しんでやる姿がここにあります。
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こどもたちの「箍を外す」ための、ウォーミングアップ中です。中休みの“しりとりダンス”。めくるめく降り掛かってくるお題に、その言葉を体で表現すると同時に次へのバトンも渡さねばならないという、発想力と瞬発力、ためらいを捨てる潔さまでも同時に要求されます。




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